『ティファニーで朝食を』でのマーティン・バルサム

今週の火曜日(13日)、本コーナーで、アルフレッド・ヒッチコック18991980)の作品、『サイコ』1960)を取り上げました。

その際は、話の本筋にはあまり触れず、本作でいい演技をしていた俳優のマーティン・バルサム19191996)などについて書きました。

彼の経歴をネットの事典ウィキペディアで確認すると、バルサムが、本作の翌年に公開された『ティファニーで朝食を』1961)にも出演していたことに改めて気づかされました。

『ティファ―ニーで朝食を』は過去に何度も見ており、本サイトでも取り上げています。それでいながら、バルサムの演技した場面が記憶として蘇ってきません。

BREAKFAST AT TIFFANY’S | “Waking Up” Clip | Paramount Movies

そこで、『ティファ―ニーで_』をもう一度見て、バルサムの演技を確認しました。

つっけんどんな演技の魅力

毎週水曜日の夜にNHK BSプレミアムで放送されている英国のテレビドラマ『名探偵ポワロ』を私が見ることは本コーナーでたびたび書いています。

今週の放送も録画し、昨日見ました。放送されたのは『ホロー荘の殺人』1946)です。本シリーズは全部で70話あり、その53話目になり、シリーズも終盤に差し掛かって来ました。

本作は、話としてはそれほど面白いものではありません。

登場人物は、例によって、上流階級の人間です。

舞台は、ロンドンからそう遠くない、自然豊かな田舎にあるホロー荘という屋敷です。ポワロはその近くに自分の別荘を手に入れ、週末になると、ロンドンからそこへ行き、過ごすような設定になっています。

ポワロが別荘を訪れると、ホロー荘の主の妻から招待状が届いており、ポワロは約束を果たし、夕食を共にします。それがきっかけとなり、その家に集まる人々との交流が生まれます。

その家の離れにある、プールに面した東屋(あずまや)の前で男が拳銃で撃たれて死ぬ事件が起き、ポワロが解決するという筋立てです。

最後の足掻きをする世界の支配層に「ノー!」を突き付けよう

新コロ騒動が始まった2020年当時、この騒動に疑義を挟むようなことをネットで発信すると、ほとんどの人から拒否されました。

騒動を推進する政府や、科学的なことを無視する御用専門家、御用マスメディアは、騒動に懐疑的な人を陰謀論者とひとくくりにしました。

私も騒動が始まった直後は、彼らのいかさまに騙され、新コロウイルスを恐怖したことが短期間ありました。

しかしその後、幸いなことに、それが完全ないかさまであることに気がつき、2020年の春を待たず、本騒動が茶番であることに気がつくことができました。

コロナウイルスの真実 : デイビッド・アイク(短縮版)

未だに馬鹿げた騒動に取り込まれた人々がいますが、しだいにそういう人は減る傾向にあります。騒動が馬鹿げた茶番であることに気がつく人が増えています。

ただ、騒動の馬鹿々々しさには薄々気づいても、もしかしたら正しくない「情報」に左右されることは今も続いているかもしれません。

人間ドラマと俳優の演技を楽しむ『サイコ』

私は古い映画が好きで、本コーナーで何度も取り上げています。そんな作品の中にはアルフレッド・ヒッチコック18991980)の作品がいくつも含まれています。

こんなヒッチコックの作品でありながら、ある種のイメージが先行して、これまでしみじみ見たことがない作品があります。その作品が、先週の木曜日(8日)にNHK BSプレミアム「プレミアムシネマ」で放送されるのを知りました。

ヒッチコック作品としてよく知られた作品ですが、私は直前まで、録画するかどうか迷いました。その日に放送されたのは『サイコ』1960)です。

Psycho Official Trailer #1 – Martin Balsam Movie (1960) HD

『サイコ』といえば、あの有名なシャワールームでの殺害シーンがあり、本作を見たことがない人でも、それが凄惨なシーンであることは知っているでしょう。

殺害される役を演じたのはジャネット・リー19272004)です。リーはその後、米国の刑事ドラマ『刑事コロンボ』シリーズ32話「忘れられたスター」(1975)に犯人役としてゲスト出演しています。

可愛いコーネリア

非常に可愛らしい女性を見つけましたので、忘れないよう、ここに書いておきます。

見つけたといっても、私の実生活の中ではありません。この水曜日(7日)に見たテレビドラマの中です。

私が見るテレビドラマといえば、毎週土曜日の夕方に放送される『シャーロック・ホームズの冒険』と水曜日の夜に放送の『名探偵ポワロ』のふたつです。

このことから、私が可愛らしい女性に出会ったのが『名探偵ポワロ』であることはおわかりになったでしょう。

7日に放送されたのは『ナイルに死す』2004)です。アガサ・クリスティ18901976)の同名の小説『ナイルに死す』1937)を原作にしたテレビドラマです。同じ小説を原作とする映画に『ナイル殺人事件』1978)があります。

あの映画では、ポワロをピーター・ユスティノフ19212004)が演じています。

院長に魅了され

どんな物や事でもそうですが、視点を変えただけで、同じ物や事に別の楽しみ方をすることができます。

私は、レコーダーに録画して保存してあるアルフレッド・ヒッチコック監督(18991980)の作品、『白い恐怖』1945)を楽しみました。

本作は、本コーナーで昨年8月3日に一度取り上げています。

そのときは、イングリッド・バーグマン19151982)が演じるコンスタンスという女性分析医(精神分析家)の恩師であるブルコフを演じたマイケル・チェーホフ18911955)の演技に興味を持って楽しんだことを書いています。

今回、久しぶりに本作を見てみようと思ったのは、このところ何度か本コーナーで取り上げている俳優、レオ・G・キャロル18921972)が本作に出演していることからです。

株式市場で波乱を起こすもの

私は昨日、数年ぶりであることをしました。株式市場で、ある金融商品を売買することです。

きっかけは、今週の水曜日(7日)のザラ場中、メガバンクの三菱UFE銀行の株価の動きを示すチャートを見ていたことです。

私は2004年の大型連休明けに、見よう見真似で株式投資の真似ごとを始めました。その頃になると、一般の個人が、インターネット経由で気軽に株式投資ができる環境が整ったからです。

怖いもの知らずで、一日の取引時間中に買っては売るデイトレードの真似ごとをし、得したり、損したりすることを繰り返しました。

過度の配慮がもたらす弊害

長年食わず嫌いだったシャーロック・ホームズシリーズを、今年の2月に「解消」したことは本コーナーで書いたとおりです。

きっかけは、その時期に、NHK BSプレミアムでその時間帯に放送されていた米国の刑事ドラマ『刑事コロンボ』の放送が終了し、代わりに『シャーロック・ホームズの冒険』(全41話)が始まったことです。

本シリーズのドラマはこれまでに何度も放送されていますが、食わず嫌いをしていた私は見たことがありませんでした。

『刑事コロンボ』のシリーズが終わり、その時間帯が暇になることもあり、ものは試しと『シャーロック・ホームズの冒険』を見てみました。すると、予想外に楽しめ、以来、毎週録画して見るようになりました。

超高層ビル解体の模様を伝えるNHK番組

私はNHKのドキュメンタリー番組が好きで、自分でもその部門で撮影の仕事をしたいと考え、実際、NHKで仕事をしたことがあります。

しかし、撮影する部門に回されなかったことなどもあり、半年程度で辞めてしまいました。

そのあとも、ドキュメンタリー番組を見ることは好きで、見ていました。

そんなNHKのドキュメンタリー番組を、十年、あるいはそれ以上前に、積極的に見ることを止めました。番組の質が悪くなったのと、ある意図を持って作られていると感じるようになったからです。

今放送されているNHKスペシャルなどは、明らかに、視聴者を一定方向(良くない方向)へ導くために作られています。

ようやくキャロルだったと認識

俳優は、役柄に合わせ、どんな人物にも扮することができます。そうはいっても、同じ人間が演じるのですから、この役もあの俳優が演じているのか、と気づかれることが多くあります。

しかし、ときには、長いこと、自分が知る俳優が演じていることに気がつかないままということが起こります。

私は、そんな経験をしたばかりです。

私が長いこと気がつけなかったのは、レオ・G・キャロル18921972)という俳優が演じていたことです。