予防マスク無意味論とCOVID-19不安のナンセンス

連日、新型コロナウイルスCOVID-19)に関して、マスメディアが不安を煽る報道をしています。

年間、インフルエンザに感染する人はどの程度いるでしょうか。そして、そのうちの何人が亡くなるのでしょう。

COVID-19だけが特別凶悪な感染症であると考えるのか、たとえば、「今日1日で、東京で〇〇人が感染しました」などと報道をします。おそらくは、今冬にこの数倍以上の感染者を出したはずのインフルエンザについて、このような報道はまったくありませんでした。

私も数日前までは、この感染症に恐怖感を持ち、報道を注意深く見ていました。しかし、今は馬鹿々々しくなりました。理由は、本コーナーで前回更新した分に書いています。

4年ごとに開かれる五輪が持つ悪企みに気がつかない人は、「コロナウイルス・ヒステリー」にも巻き込まれ、不安な日々を過ごしているものと思います。

インフルエンザに感染する人を防げないように、COVID-19の感染者をゼロにすることはできません。感染する人は感染します。しかし感染しても、8割の人はマイルドな症状か自覚しない程度で済みます。

COVID-19で命を落とす人はいます。しかし、そうした人は、ほかの感染症であっても同じように命を落とす確率が高いといえましょう。どんな病であっても、すべての人を助けることはできないということです。

それだから安心しろといいたいわけではないです。必要以上に不安になるのをやめましょう、ということです。

その話とは別に、日本人には強い「マスク信仰」がある、と本コーナーで書きました。

その更新分に書いたことをもう一度書いておきます。ネットで次のような記事を見つけたからです。

記事によれば、自分が感染しておらず、予防を考えてのことであれば、マスクや手袋は意味がない、と書いています。

マスクに限っていいますと、医療従事者を別にすれば、感染が確認された人や疑いがある人だけは、マスクが不要とはいえません。もっとも、そうした人であれば、マスクをしてまで外出することはせず、室内にいるべきなのですが。

私はこれまで生きてきて、マスクをしたことはまずありません。

市販されているマスクは繊維の目が粗いため、ウイルスが目の間をすり抜けてしまいます。それだから、私はほとんど予防効果がないと考えています。それでも、安全信仰を持つ人は、マスクなしで外出するのが不安なのでしょう。

外を出歩いているとき、他者が自分に接近することはまずありません。欧米で感染者が増えているのは、たとえば若いカップルが、外でも体を密着させて歩き、人目を憚らずにキスしたりする例が多いから(?)かもしれない、と考えてみたりします。これは私の想像で、事実とは違うかもしれません。

日本でも欧米化が進み、現代の日本のカップルは、欧米に追い付き追い越せで、男女が密着する傾向が強まっているかもしれません。しかし、所用で出歩く人は、たいがいが、ひとりで歩くか、数人で歩いても体を密着させることはないでしょう。

ビジネスマンが必要以上に体を密着させて歩いたら、別のことを疑うしかありません。

冗談はともかく、戸外であれば自分の周辺には空間ができ、空気中にウイルスの漂うエリアがあったとしても、マスクをしてまで警戒するのは過剰というものです。治安が不安だからと、ピストルを携帯して歩くのと同じ程度に。

今回取り上げた記事でも、フランスのオリヴィエ・ベラン保健相の次のような感想が紹介されています。

通りを歩く人の多くがマスクをしている。これは保健省の勧告に該当する措置ではない。保健省の窓から見える光景に驚いている。

人がウイルスに感染するルートは、主に接触によってです。このことは、本コーナーで何度か書きました。

たとえば、電車のつり革や手すり、エレベーターのボタンなどにたまたまついていたウイルスに指が触れ、その指で自分の眼をこすったり、鼻の粘膜に触れたりすることで、感染する可能性です。

こちらの感染ケースが、空気中に漂っているかもしれないウイルスを体内に吸い込んでしまうことより、確率的には高いように思われます。

こうしたことを知った上で、記事にあるフランス保健当局のジェローム・サロモン氏の次の助言を読むと納得感があります。

人々は常にマスクの位置を調整し直しているが、それによってマスクが汚染させる可能性がある。

ウイルスが付着した指でマスクに触れれば、今度はウイルスが自分がしているマスクに移ります。もしも同じマスクを使い続ければ、常にウイルスのついたマスクをつけ続けるのと同じです。

しかも、そのマスクの表面に指で触れたあと、自分の眼や鼻の粘膜に触れるようなことをしたら、予防効果を高めるどころか、逆に感染のリスクが高まりかねません。

これらのことから、どうしたら感染から身を守れるかわかります。ある意味単純なことで、外を出歩く人であれば、手洗いに励み、極力、自分の眼や鼻の粘膜には決して触れないよう気を付けることだけです。

その注意ができるなら、外を歩くとき、マスクは邪魔なだけです。

その話とは別に、ここ数カ月のCOVID-19の報道は、別の意図を持つように私は見るようになりました。

世界中でインフルエンザの患者がどれほど増えても、世界中でパニックは起きません。COVID-19もその程度の感染症であるとすれば、今起こっているパニックがおかしいことに気がつけるはずです。

これが偶然起きたことでないとしたら、人為的に起こされたパニックなのであり、起こした人間には何らかの狙いがあることになります。

前回分の更新では、「コロナウイルス・ヒステリー」を起こすことで現在の経済システムを崩壊させる狙いがあると書きました。その狙いを持つのが、全人類の頂点にいる1%の支配層で、自分たち以外の全人類をコントロールするための経済システムを構築する目的で「コロナウイルス・ヒステリー」を悪用していることになる、というわけです。

動画でデイビッド・アイク氏が披露する話を、あなたが信じるのも信じないのも自由です。私自身は今のところ信じており、その視点で今の騒動を見ると、ヒステリックな報道の裏側が透けて見える気がします。

ともあれ、マスクをしていれば安心という信仰は、信じるほど効果がなさそうなことに、そろそろ気づいて欲しいと思います。余計なお節介でしょうが。

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