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日々の独り言

COVID-19禍で投資マネーが逃げる?

新型コロナウイルスCOVID-19)の感染が世界に広がっています。感染がはじめに確認された中国は、一時的なのかどうかわかりませんが、鎮火しつつあるようです。その一方で、欧米は感染拡大が爆発しています。

日本は感染を抑制できている、と政府や専門家と称するおそらくは御用専門家が発言しています。が、これは感染の検査を必死になって抑えている結果でしかありません。素人の無責任な想像ですが、日本の感染者数は、欧米とそう変わらないのでは、と思わないでもありません。本当のところはわかりませんが。

このCOVID-19感染拡大を主な材料として、投資マネーが市場から大慌てで逃げ出しています。下落が始まってこの2カ月ほどで、株価は3割弱下がったそうです。

世界の投資マネーが、このように株価が暴落するときは、安全な場所に資金を移動します。その避難先は、国債やゴールドだったりするわけですが、その市場からも投資マネーが逃げ出したそうで、市場環境が回復するまで、買い手不足となっているようです。

この投資マネーの逃走は、暗号資産(仮想通貨)の市場へも及んでいます。

私は、2018年の前半に仮想通貨への投資を始めました。はじめはお遊びで、ごく微量買う程度でした。それが、買うたびに下がるため、買い下がっていくうち、気がつけば、数十万円分投資してしまう結果となりました。

どんな市場であっても、そこへ投資資金を入れれば、相場の上がり下がりで、自分の投資資産が上下します。

投資環境が急激に悪くなったことで、あらゆる市場から投資マネーが逃げ出し、現金に換える動きが強まっています。仮想通貨市場も例外ではありません。

仮想通貨の代表格であるビットコインは、発行枚数が今以上に増えることがないことから、ゴールドと同じようにとらえられる向きがあります。

それだから、世界的な金融危機が起こればゴールドに資産を移すように、ビットコインにも資金が流れ込み、価格は上昇するだろうと考える人がいます。

ところが、今は、すべての投資マネーが市場から逃げ出し、ゴールドも値下がりし、ビットコインも売られて現金に換えられる動きが続いています。

仮想通貨の種類は、現時点で約6000あるとされますが、ビットコインが仮想通貨の基軸通貨のように、他のコインの値動きがビットコインにほぼ連動します。

面白いのは、ビットコインの値動きが、米国の主要株式市場であるダウ平均株価に連動しているように見えることです。

このダウ平均が、米国時間の12日の取引で2000ドル以上値下がりしたことで、ビットコインをはじめとする仮想通貨がほぼすべて暴落しました。

私は、本コーナーでも書きましたが、これまではほとんど売らずに仮想通貨を保有していました。しかし、このまま保有して、この先大きく値下がりしたら損を抱えてしまうことになると心配になり、2月はじめの高値圏ですべて売ってしまいました。

最後まで残っていたXEMも、その後にすべて手放しています。もしも今も保有していたら、今回の暴落で、仮想通貨への投資資産が半分程度に目減りしたでしょう。

投資信託(投信)は、2018年1月はじめまで数年間保有していました。その時点で、利益が10数万円出ていました。しかし、投資環境が怪しくなるのではないかという情報をネットで見たこともあり、現金に換えました。その後、投信はまったく持たずにいました。

また、個別株は、2004年に株式デビューしてからは、何もわからないのに、あれこれ買っては売ることを繰り返しました。

しかし、自分には投資センスがないことがわかり、個別株は触らないようにしていますので、個別株は今もひとつも保有していません。

その一方で、昨年の9月頃から、ある上場投資信託(ETF)を少しずつ買い始めることをしました。投資市場に恐怖感が高まると値が上がる「国際のETF VIX短期先物指数」と、日経平均株価と逆に2倍の値動きをする「(NEXT FUNDS) 日経ダブルインバース上場投信」です。

きっかけは、ネットの動画共有サイトYouTubeで、新しい動画が上がるたびに見ていた原田武夫氏が、動画で話していることから、近い将来、世界でパニック的なことが起こり、その影響で、投資市場に混乱が起こるかもしれないと考えたからです。

昨年の時点で、原田氏は東京五輪は行われないか、少なくとも、従来の形での開催はないと断言していました(※原田氏は、2、3年前から東京五輪はない、と発信してきたそうです)。その頃、日本国内でそんなことを話せば、陰謀論者と見られるような状況でした。

原田氏は、パンデミックが起こることを何度も話していました。

原田氏は、預言でこんな未来を得ているのではありません。原田氏は外務省のキャリア官僚を自主退官したあと、2005年4月に独立系シンクタンクを作っています。

このシンクタンクを使って得られた情報から、未来を読み解くことをしているのでしょうか。どんな活動をしているのか、私はよく知りません。

ともあれ、原田氏を動画を見る限り、具体的にどんなことが起こかは明確にされていません。また、毎週火曜日に更新していた「道中辻斬り」は、昨年12月25日の配信をもって、急に終わってしまいました。

最後の動画で、原田氏が「犬死にはしたくない」と語ったのが妙に印象に残りました。

その後も同じような話を聴くうち、少しは逆に動く金融商品を備蓄したほうが良いように思え、集め始めたのです。いずれも1単位ずつ買うことができます。そこで、安いかなと思うたびに買ったのですが、その時期、米国も日本も株価が上昇局面にあり、ついにはダウ平均株価が最高値を取る展開となりました。

いってみれば、私は株式投資で避けなけらばならない難平を続けたことになります。といっても、私は怖がりですから、少量しか買いません。

「VIX短期先物指数」が19単位、「日経ダブルインバース」が90単位になり、それでも株が値上がりしていたため、含み損(評価損益)が昨年末に合計で【6万円】程度になりました。

原田氏の話では、昨年の12月25日には「世界が終わる」と話していました。それで、もしかしたら北朝鮮がクリスマスに暴発でもするのかと思っていました。が、そんなことは起きず、のんびりと年が暮れ、年が明けたのでした。

値動きの逆に賭けるのは怖いものです。下がるのであれば底が決まっていますが、上がる時は天井がないからです。どこまでも上がって行ったらどうなるのだろう、などと不安になったものです。

日本の新年の株式市場が開くのを待っていたかのように、年初に大きな出来事が起こりました。イラン革命防衛隊の精鋭部隊で司令官をするガーセム・ソレイマーニー氏が、米国軍によって殺害された出来事です。

米国とイランが戦争になるかもしれない! と恐怖が走り、「VIX指数」と「ダブルインバース」の指数が跳ね上がりました。その日、「VIX」は一日で13%以上上がったように記憶しています。

結局、米国・イランともに戦争は望まず、いがみ合いは急激に収束しました。

私はその翌日の取引で、「VIX」「ダブル」ともに、半分程度売り抜けました。この時も利益は出ず、1万5000円程度の損切りをしたことになります。5、6万円損することに比べれば助かった、と自分を慰めたものです。

この時点でも、その後にCOVID-19の感染拡大があることは想像できませんでした。

クルーズ船の「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客にCOVID-19感染者がいることがわかったのが1月下旬(?)になりましょうか。クルーズ船はその後、2月3日に横浜港に着岸したものの、長期間、乗員乗客は船内から出られない状態となりました。

これより前の1月下旬、中国の武漢はCOVID-19の感染者が急拡大し、都市への交通を遮断される措置が採られました。

その時点では、今ほど世界中に感染が広がるかどうかはわかりませんでした。それでも、株価が下がり始めました。そこで、投信を始めるのには良いタイミングかもしれないと考え、ちょうど1カ月ほど前にある投信に積立投資を始めました。

1カ月23日の計算で、毎日積み立てるコースで、私は1回に買う資金を【450円】にしました。これであれば、1カ月【10350円】です。その後、先週の水曜日か木曜日に、1回【600】に変更しています。

日本を含む主要先進国の株式と国債、REITに分散投資するバランス型という投信です。これであれば、株式市場が大きく下げても、値動きが緩和されるのではと考えたのですが、冒頭で書きましたように、すべての市場から投資マネーが逃げ出す事態となっていますので、予想以上に成績が悪くなっています。

金曜日が終わった時点で、【19.79%】下がり、含み損は【2731.17円】です。

その一方、COVID-19への懸念が強まったことで、低迷を続けていた逆に動くETFの「VIX」と「ダブル」が急に値を上げました。

「VIX」の掲示板を確認すると、「VIX」の指数が過去最低レベルだった頃に、信用取引でレバレッジをかけ、650万円分買い集めていた人の書き込みを見つけました。

その人は吹き上げた初期の段階で売り抜けていますが、「6000万円の利益が出て、体が震えている。これで会社を辞める決心がついた」というようなことを書いていました。

私も怖がりですから初期の吹き上げて売ってしまいましたので、利益は数千円にしかなっていません。それでも、一時は含み損が5、6万円まで膨らんだことを思えば、利益が出ただけ良かったといえましょう。

今後、COVID-19をいつになったら制圧できるのか、今は誰も予想できません。

それとは別に、投資環境が今後どうなるかも誰にもわからないでしょう。

ひとつの見方として、若林栄四氏の見方をひとつのサンプルとして紹介します。

若林氏は、投資環境は、上がり下がりを繰り返しつつ、3年先の2023年はじめまでは回復しないだろうと見ています。その間、米国のダウ平均株価は、上手くいって【14800ドル】、悪ければ【11000ドル】まであるかも、というような話をされています。

一方、為替は、ドル/円でもしも【99.01円】を割るようなことがあれば底割れし、2023年9月に【65円】までの超円高がある、とほぼ確信するように述べています。

個別株をタッチしたことがなく、ここ2、3年積立投資を続けてきた人は、それぞれで毎月の積立額は違うでしょうが、積み立てられた額はそれなりに下がっているのではないでしょうか。このところは上昇相場でした。それがここへきて、どの分野も下落していますのですから。

その上、若林氏の見立てでは、向こう3年は落ち着かないだろうというわけで、不安感が積み立てられてしまうような心境です。

私は下落が始まってから積み立て投資を始めましたので、まだ含み損が2000円強ですが、今後、このまま積み立てを続けるべきか、悩んでいます。

若林の見立てとは逆に、あっという間に値が戻ることもあるかもしれえませんしね。

ともあれ、上がり下がりを予想せず、淡々と買うのが積立投信の持ち味ですので、私も今年いっぱいは続けて見ようか、と考えたりしているのですが。

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