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日々の独り言

右見て、左見て 何見て会見 安倍総理

本日、安倍晋三首相の新型コロナウイルスCOVID-19)への対応についての記者会見が行われる予定です。

始まる時刻は、いつものことで、午後6時すぎからです。私は他国の首脳の記者会見については詳しく知りませんが、通常、この手の記者会見の終了時刻は予め定められているものなのでしょうか。

映画の上映であれば、上映時間が決まっていますので、終了時刻は自動的に決まります。演劇の場合も、台本通りに話が展開され、毎日生で演じるとはいえ、終了時刻の誤差は少ないでしょう。

それが記者会見の場合は、開始の時刻を午後6時頃に定めることはできたとしても、何時に終了するかはわからないのではないでしょうか。

なぜなら、会見に参加する記者から質問が続けば、それに答える義務があるからです。記者に答えるのが記者会見なのですから。どれほどの質問があり、そのためにどの程度時間がかかるかは、記者会見ごとに違って当たり前です。

しかし、第二次安倍内閣になって以降は、それを中継するNHKのひとつの番組のように、午後6時30分過ぎぐらいには必ず終わるようになっています。

本日の新聞のテレビ欄で確認しますと、午後6時45分に始まる各地のニュースの前までには終わるように編成されています。

COVID-19に関する安倍首相の記者会見は、先月29日に一度開いただけです。

今はCOVID-19を国民が不安に感じており、首相がどんなことを話すのか、関心が高まっています。それなのに、前回の記者会見はあまりにもお粗末でした。

私は、普段は安倍首相の記者会見は見る気にもなりませんが、今回ばかりは生で放送を見ました。

他の主要国の大統領や首脳がどんな風に記者会見を行っているのか承知していませんが、我が国の安倍首相が行う記者会見は、「記者会見」の名を借りた「原稿朗読会」です。

安倍首相が行う記者会見を見ていると、癖があることに気がつくでしょう。それは、真正面のテレビカメラを見続けて話すことはないことです。その代わりとして、安倍首相の視線は、常に右と左に移動します。

安倍首相の視線の先を見れば、どうして首相がそこへ視線を走らせるのかわかります。

安倍首相の記者会見場には、必ずセッティングされる機器があります。それは、「プロンプター」という装置です。

安倍首相が立つ前面の左右に、棒の先に透明な板がついているのものがあることに気がつかれたことがあると思います。それが、プロンプター装置です。

安倍首相に向かい合う位置からは透明に見える板が、安倍首相の側からは、文字を映し出すモニターになります。

安倍首相が話すスピードに合わせ、係の人間がモニターに映し出される原稿を切り替えるのでしょう。安倍首相は左右に顔を動かしながら原稿を読むことだけしかしていないのですが、それと知らずに会見をテレビで見る人は、記者たちのほうを交互に見ながら、原稿も見ずに話しているように錯覚してしまう人もいるはずです。

カンニング装置を使って読み上げる原稿を安倍首相が自ら書くのであればまだしも、安倍首相は原稿を書き上げるだけの能力を持ちません。担当の人間が書いた原稿を、安倍首相はただ読み上げるだけです。

学校の勉強ができたからといって私はその人が賢いとは思いませんが、安倍首相は子供の頃は、学校の勉強が不自由であったと聞きます。

知られているのが、安倍首相が小学生の頃、今は自民党の現役議員となった平沢勝栄氏が、安倍氏の家庭教師を務めたことです。

平沢氏が安倍首相の家庭教師をしたのは、1964年から2年間ほどだそうです。当時、平沢氏は東大に入学したばかりで、校内に張り出されていたアルバイト募集に目がとまり、待遇が良かったためそれに応募して、採用されたそうです。

そのアルバイトをするまで、晋三氏の父親、晋太郎氏が国会議員であることも知らなかったということです。

週3回、安倍家を訪れ、安倍首相とお兄さんのふたりに勉強を教えたそうです。

その当時のことを振り返った平沢氏の話を以前読んだ記憶がありますが、それを読む限りでは、安倍首相は勉強に不自由していた印象です。

安倍首相にしても、当時の家庭教師がのちに自民党の国会議員になるとは思っていなかったでしょう。それが今は、同じ党に所属する議員となり、当時のことを知る平沢氏を、安倍首相は内心疎ましく感じているのではないでしょうか。

表には見せない確執のようなものがあるからか、安倍氏が政権の長に就いても、自分の家庭教師だった平沢氏を重要な役職に就かせることをしていません。

横道に逸れましたが、このように、勉強に不自由を感じる安倍首相ですから、国会の施政方針演説でも、首相のために誰かが書いてくれた原稿にある「云々」を「でんでん」と呼ぶなどして、知能の低さを感じさせることはたびたびです。

国会で読み上げる原稿には、「(ここで)コップの水を飲む」といった演技指導まで書かれていたりするという話です。

こんな風にだらしの安倍首相ですが、こんな首相もどきに質問をする官邸記者クラブに所属する記者どもからもまったく気概が感じられません。

各記者会見は、 幹事社が順番に入れ替わるようで、先月29日のときは、朝日新聞とテレビ朝日の記者がはじめに質問しました。

質問する記者も、事前にきっちりと質問の原稿を作っておき、それを読み上げているだけです。

トップバッターで質問した朝日の記者は、たしか、三つの質問をしていたと思いますが、安倍首相はその質問が終わると、質問の一つひとつを順番どおりに答えていました。

普段の生活で、三つの事柄をいちどきに訊き、尋ねられた人が、三つの順番まで憶えていて答えることはありません。学校時代に勉強ができた人でも、そんなことはできません。ましてや、学校時代に勉強に不自由した安倍首相が、そんなことをできるわけがありません。

これにも、からくりがあります。

記者会見の前に、どの記者がどんな質問をするかを、官邸に伝えてあるのです。しかも、安倍首相が質問への回答を自分で原稿にするのではなく、係の人間に書かせた原稿を読み上げるだけです。

記者会見の約半分を使って、誰かが書いた原稿を長々と読み上げ、記者の質疑応答も、事前に用意した誰かが書いた原稿を読むだけです。こんなものは、記者会見でもなんでもありません。

原稿を読むだけで首相が務まるのであれば、私にだってできそうです。政治屋などやるつもりもありませんが。

29日の記者会見では、予定された記者の質問が終わると、NHK総合の番組編成に支障をきたさないよう、予定通り、記者会見を打ち切っています。

会見場には、官邸記者クラブに所属しないジャーナリストがおり、挙手して質問を求めたそうですが、一切無視して打ち切りです。会見のあと、安倍首相は家に戻っただけだそうです。

もしかして、午後7時頃に始まるテレビの番組をどうしても見たかった(?)のでしょうか(´・ω・`)?

以前の本コーナーでも書きましたが、国民が記者会見で聞きたいのは、安倍首相本人の内から沸き上がる本心です。そんなものは、本人以外にはわかりません。ですから、原稿などにもできないはずです。

安倍首相が、COVID-19への対応をどのように考えているのか、言葉を飾る必要がないですから、率直に聞かせて欲しいです。

それに続く記者の質問も、そこに立ち会う記者が、これだけは訊きたいということがあれば、挙手して指名してもらい、原稿を読み上げるのではなく、自分の言葉で質問すべきです。

前回の記者会見の質問は、安倍首相にそれをいわせるために質問していました。こんな記者であれば、ジャーナリストとはいえません。御用記者そのものです。

昨年末の官庁御用納めの日、第二次安倍内閣ができて以降恒例になっているという記者クラブの懇親会が、総理大臣公邸の地下にある大広間で開かれ、200人弱の記者が参加したそうです。

安倍首相が記者たちをもてなし、有名どころの鮨や洋食、酒を無料で振る舞う忘年会です。今年はさすがに、桜を見る会が追及されていたため、ジュースや酒だけだったそうですが。

ともあれ、すっかり気分がよくなった馬鹿な記者どもは、何をするかと思えば、長蛇の列を作って順番を待ち、一人ひとり安倍首相と仲良く記念撮影するというのですから、開いた口が塞がりません。

これでは、安倍首相のための桜を見る会を、記者たちのために国の金で開いているようなものでしょう。

権力を監視しなければならない記者が、権力者と仲良しこよしをしているのですから、御用ジャーナリズムといわざるを得ません。

記者どもがそんなことをしている間にも、全国各地でCOVID-19の感染は広がっています。報道では、毎日どこどこで〇人感染などと伝えていますが、実体はそんなものではないでしょう。

通勤通学に公共交通機関を使っている人は、ほぼもれなく感染していると考えてもいいほどです。その人が家族と暮らしていれば、当然、家族にも感染が広がっていると見るべきでしょう。

日本政府が感染の検査を制限しているため、表向きの感染者数が少ないだけです。

安倍内閣がこんな理不尽なことをするのは、今夏に予定されている東京五輪を何が何でも開催したいからです。そのためだったら、国民の健康を害することなどお構いなしなのです。

自国で開く五輪においては、関係各方面に様々な利権が絡みます。その金の道が、こんなCOVID-19などで邪魔されてなるものか、と意地でも開催にこぎつけたいつもりのようです。

よほどの能天気な人間でもない限り、未だに東京五輪を心待ちにする人などいません。

私個人は、五輪の開催都市に日本の都市が立候補することにさえ反対でした。ですから、東京五輪が決まったときは、心底ガッカリしました。しかも、国民を国民とも思わない安倍首相の下で五輪を開こうというのですから、絶対に阻止したい気分です。

安倍一派の思惑をよそに、日を追うごとに、開催が難しくなってきました。数日前には、ドナルド・トランプ米大統領が、個人的な考えとして、1年程度の延期をすべきとの考えを公式に述べました。

そして、日本時間の今日、ギリシャで採火された聖火のリレーが、リレーが始まって2日目にして中止されています。

東京五輪は、準備段階でケチがつきまくっています。そして、開催される今年、世界中でCOVID-19のウイルスが蔓延し、国と国との往来が途絶え始めています。

米国時間の昨日午後、トランプ大統領は、COVID-19の感染拡大を防ぐため、非常事態宣言をしました。

それでもまだ、日本の五輪組織委員会は、今夏の大会を予定通り開くつもりなのですか。

個人的には、1年なり2年なりの大会延期には反対です。日本の劣化したマスメディアのことですから、大手広告会社・電通の意を受け、今後1年なり2年、五輪を煽る報道や広告に専念することでしょう。

彼らの煽りに飽き飽きしている私は、今後さらに1、2年それが続くことを想像すると、憂鬱で仕方がありません。

日本のマスメディアや広告会社は、なんとかのひとつ憶えで、スポーツの日本代表に「サムライ」を使います。

個人的には、なんて大したなものでないと思っていますが、それでもイメージとして侍を借りれば、東京五輪中止をきっぱりと決断してこそイメージとしての侍というものでしょう。

安倍首相や大会組織委員会会長の森喜朗氏ら関係者に、責任を取って切腹しろ! とはいいませんが、準備と称して国の金を無尽蔵に使いまくったことを反省し、焼け石に水でしかありませんが、首相をはじめとする“戦犯”の全財産は国に没収されるべきです。

今夕行われる安倍首相の記者会見では、当然のことながら、東京五輪をどうするかの質問があるでしょう。

質問する記者は、自分がジャーナリストであることを強く意識し、首相に相対してください。

質問を受ける安倍首相は、時間がかかっても不自由な頭で考え、拙くてもかまいませんから、ご自分の言葉にして答えてください。

今夕の記者会見は多くの国民が見守っています。マスメディアが好きらしいイメージの侍を持ち出せば、侍らしい真剣勝負を期待します。

【本日の豆注目】予定通り「原稿朗読会」が終われば、NHKのスタジオに切り替わりますが、本日も、昨年度の「御用ジャーナリスト大賞」に輝いた、究極の安倍番ジャーナリスト、NHKの劣化を象徴する岩田明子記者兼解説委員が、安倍首相をヨイショしまくるはずです。

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