キャッシュレス決済

昨日の朝日新聞「時時刻刻」は、「キャッシュレス 利便性の裏で」と題し、キャッシュレス決済の実際と問題点などを掘り下げています。

「キャッシュレス」というと、実店舗で買い物をしたときの支払いに、現金ではなく、クレジットカードやデビットカードを使うことが思い浮かびます。

私は、ネットショッピングもキャッシュレスといえるのか、とGoogleのAI Geminiに訊いてみました。回答は次のようなものでした。

ネット通販での支払いも、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなど現金を使わない方法で行うため、広義の「キャッシュレス決済」に含まれます。

実店舗での支払いに限らず、現金(紙幣や硬貨)を直接やり取りしない支払い全般がキャッシュレスと呼ばれます。ネットショッピングで一般的に使われる主なキャッシュレス手段には以下のようなものがあります。

  • クレジットカード決済(番号を入力する最も一般的な方法)
  • スマホ決済・QRコード決済(PayPay、d払いなど)
  • キャリア決済(携帯料金と合算して支払い)
  • コンビニ決済・代金引換(※例外的に現金の受け渡しが発生するため、これらを選択した場合はキャッシュレスには含まれません)

回答の最後に、「コンビニ決済・代金引換」の場合はキャッシュレスに含まれないと書かれていますね。私はそれを見落とし、商品が配送されたときに現金で支払う場合を重ねて訊いてしまい、次のような回答をさせてしまいました。

商品到着時に現金で支払う「代金引換(代引き)」は、現金でのやり取りが発生するためキャッシュレスには含まれません。

キャッシュレスの定義は文字通り「現金(キャッシュ)を使わない(レス)」ことであるため、配送員に現金を渡して決済する代金引換や、事前にコンビニのレジで現金で支払う方法(コンビニ決済)は、現金決済の扱いとなります。

同じような質問を人間にしたら、「そのことはすでに回答しているでしょ」と嫌な顔をされてしまいそうです。Geminiは文句を一切いわず、こちらの質問に答えてくれます。

ちょっと、悪いことをしたな、と思ってしまいます。

私は、1999年の大型連休明け頃から、PCを使ってネットを利用するようになりました。

使い始めた頃は、固定電話の回線を使ってネットに接続していました。そのため、ネットを使っている間は電話は使えませんでした。

不便な仕様ですよね。

そして、電話回線でネットを利用すると、利用した分の電話料金がかかりました。

その後は、常時接続のADSLに移り、今も使う光ファイバーでネットを利用するようになりました。

ADSLの常時接続でネットを利用するようになってからは、欲しいものはだいたいネット経由で買うようになりました。支払いは、自分の銀行口座から即時に支払われるデビットカード決済がほとんどです。

こんなふうに、私の場合も、買い物のほとんどはキャッシュレスになります。

キャッシュレスを取り上げた「時時刻刻」では、東京都内に住む39歳の女性を例にとって記事にしています。

実在する女性かどうかわかりません。彼女のケースを読んでいると、疑問に感じる部分があるからです。

彼女は、1年前に、それまでのキャッシュレス決済を見直し、現金払い中心の生活に戻ったと書かれています。

理由は、人生で初めてとなる、クレジットカードの督促状でした。

滞納金が約5万になり、それが督促されたというのです。ということは、クレジットカードに紐づけされた銀行口座に、支払い額の残高がなかったことになります。

もっと大金だったらわからなくもないですが、5万円程度の金額が本当に銀行口座に残っていなかったのでしょうか。

彼女は、15年前に結婚し、夫と暮らしているようです。子供の有無はわかりません。通常の支払いは、光熱費なども含め、銀行からの引き落としにしていたようです。

彼女夫婦の銀行口座が複数あるのかどうかはわかりません。もしかしたら、督促された支払いの銀行口座は、彼女ひとりだけの口座だったのかもしれません。

督促状が届いてから確認すると、服などをネットショッピングし、出費が重なっていたことがわかった、と書かれています。

買い物をするときは、それがキャッシュレスであれ、自分の銀行口座の残高を確認し、その範囲内で買い物をするのではないでしょうか。

それを意識せずに買い物を彼女がしたとされているので、これは実在する女性の体験なのか、と疑ってしまったわけです。

彼女は、1年前に現金払い中心に戻したことで、出費額が、前月より約6万円減ったと結論付けられているのも、違和感があります。

この記事を書いた記者は、専門家の次の指摘を示すために記事にしたのでは、と思わなくもありません。

「キャッシュレス決済は厳禁と比べて予算の制約を感じにくい」(公立はこだて未来大学・川越敏司教授〔行動経済学〕)

今は、電車やバスを利用する人の多くはキャッシュレスでしょう。私も、クレジットカードに紐づけされたSuicaを利用しています。

8月下旬、当地方でも始まった、秋季高校野球の予選を見に行きました。最寄り駅について、電車に乗ろうと思ったら、Suicaを忘れたことに気がつきました。

仕方がないので、久しぶりに、券売機で切符を買いました。

Suicaを使うと、運賃のことは頭にありません。しかし、切符を自分で買ったことで、意外と高いことに気がつきました。

キャッシュレスに慣れてしまうと、お金を払っているという感覚が薄れるのは本当であることに気がつかされました。その意識を保つためだけに、電車やバスに乗るたびに、切符を買おうとは思いませんけれど。

私は、清掃と点検のために、3カ月に一度の割合で歯科医院へ行きます。その際の支払いは現金です。歯科医院での支払いもキャッシュレスの人がいるのでしょうか。

キャッシュレスの必要性を声高に叫ばれたのは、例の新コロ騒動が始まった頃です。紙幣や硬貨からも、新コロウイルスに「感染」する恐れがあるなどとして、

あれは計画された騒動です。新コロウイルスの存在を証明した人はいません。ですから、それに「感染」することは起きません。

そのあとに登場する、「本丸」のワクチンと称された「化学兵器」を人々が受け入れやすくするよう、仕組まれた悪だくみのひとつがキャッシュレス決済推進だったといえましょう。

国の思惑とは関係なく、それが必要な場面は、私は今後も、キャッシュレス決済を選ぶことになりそうです。