テレビモニターの音声をBluetoothヘッドホンで

私が16年ぶりにテレビ受像機を入れ替えたことは本コーナーで書きました。そして、新しいテレビを使い始めたことで、ある機器を便利に使うようになりました。

Bluetoothヘッドホンです。

私はテレビでテレビ番組を見るわけですが、番組が放送されているときに見ることは昔から少ないです。もちろん、高校野球のように、スポーツ番組を見るときは、生放送を見ます。

しかし、そうでなければ、昔はビデオテープに一度録画し、今は、デジタルでハードディスクに録画し、空いた時間に見ます。

テレビは映像を楽しむためのモニターとなっており、YouTubeやAmazon Prime Videoなどのネットコンテンツを見ることが、テレビ番組を見ることより遥かに多いです。

ほかにも、新しいテレビへの接続が終わった、レーザーディスク・プレーヤーとビデオレコーダーで、ディスクやビデオテープの映像を楽しみます。

これらの映像を楽しむとき、私はこれまで、ヘッドホンやイヤホンを使ったことはほとんどありませんでした。テレビのスピーカーで音声を聴いてきました。

数日前、YouTubeで次の動画を見て、この動画は自分のサイトでも紹介しました。

「最近の映画館の音、悪すぎませんか?」ピュアオーディオ専門家が指摘する、最近の映画館の音響の劣化が酷い件!

本動画の配信者の動画は、新しい動画が上がるたびに見ています。

配信者はオーディオ機器を製造販売する会社の経営者です。アナログオーディオの可能性を模索されていることもあるのか、音がデジタル処理された映画の音声を映画館のスピーカーで聴くと、良い音には聴こえないと動画で語っています。

私はしばらく映画館で映画を見ていないので、最近の映画音声事情はわかりません。ただ、テレビ番組は見るので、それらの音声がデジタル処理されていることはわかっています。

今は音声のデジタル処理技術が進んでいます。YouTubeで動画を配信する人も、何らかの音声デジタル処理を施しているのではないかと思います。

その結果、聴き取りやすい音声になるのなら良いです。しかし、それが過度になると、逆効果になりかねません。

私が録画して見るテレビ番組の一つに、BS朝日で木曜日午後11時から舗装される『カーグラフィックTV』があります。

この番組については、本コーナーで以前取り上げたことがあります。そのときも、その番組をテレビのスピーカーから聴こえる音声で聴いていると、話している内容が聴き取りにくく、日本語でしゃべっているのに、字幕表示させているというようなことを書きました。

この番組の音声も、編集段階で、デジタル処理が施されていると思います。視聴者が聴き取りやすい音声になるよう配慮されているのだと思いますが、それでも、私が16年使ったテレビでは、聴き取りやすい音声ではありませんでした。

それが、テレビを入れ替えたことで、ぐっと聴き取りやすく感じるようになりました。

その番組の最新の放送を、昨日、録画したものを見ました。その際、その番組を見るのには初めて、Bluetoothヘッドホンで音声を楽しみました。

今回は、「ボルボ ES90」が取り上げられました。番組に出演する松任谷正隆さんは、これまで、ボルボ車にはそれほど良い印象を持っていなかったようです。それが、今回の車の乗り心地が良かったので、ボルボ車への印象が変わったと話していました。

できるものなら欲しいといっていましたが、価格は1300万円ぐらいだったと思います。

それ以前の三日間、私は、Amazon Prime Videoにある、『ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男』を全10話を10時間ぐらいかけて見ました。

このドラマも、見始めたときに、吹き替えられた日本語の台詞が聴き取りにくかったので、試しに、Bluetoothヘッドホンを使いました。

すると、私が使うJBLのEVEREST 300というヘッドホンは、人の声を聴くのに合わせて作られたと思えるほど、声が明瞭に聴こえました。それですっかり気に入り、『ジ・オファー』の音声をすべて、EVEREST 300で聴きました。

インディの鞭のモノ語り JBL EVEREST300

その経験を経て、『カーグラフィックTV』もBluetoothヘッドホンで楽しんだというわけです。声がきちんと聴き取れるので字幕は不要です。

映像の画面はできるだけ、字幕で汚さないのがベストです。音だけで内容がわかれば、映像だけに集中できます。

ただ一点、不満があります。それは音の遅延です。音が映像よりワンテンポ遅れて聴こえます。

説明書で確認すると、次のように書かれています。

A2DP対応のBluetoothオーディオ機器を接続した場合、Bluetoothの特性により音声が遅延するため、映像と音声にずれが発生します。

私はA2DPというものがわからなかったので、GoogleのAI Geminiに訊き、それについての知識を得ました。

A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)は、Bluetoothで高音質なステレオ音声をワイヤレス伝送するための標準規格(プロファイル)です。

  • 位置づけ: 音声機器(スマートフォンやPCなど)から、ヘッドホン、イヤホン、スピーカーへ音楽を高音質(A2DP)で飛ばすための最も基本的かつ主要なプロファイル。
  • 特徴:
    • 従来のモノラル通話用プロファイル(HSP/HFP)とは異なり、左右のチャンネルを持つステレオ音声のストリーミングに対応しています。
    • 送受信する機器の双方がA2DPに対応している必要があります。

たしか、テレビ側で、音声の遅延を緩和する調節があり、それはすでに設定したように記憶します。それでも、これだけ遅延するということであれば、その点では、快適に楽しめないことになります。

Bluetoothを使わずに、オーディオケーブルで接続すれば、遅延は生じません。私が使うEVEREST 300はケーブルを接続できるようにできていて、ケーブルも付属しています。

ただ、ヘッドホンプラグを挿すジャックがテレビの背面にしかないので、それを抜き差しするたびにテレビを動かさなければならず、これは面倒です。

Bluetoothを使わず、専用のトランスミッターを外付けする方法もGeminiは提案してくれましたが、すぐに導入する考えは今のところありません。

レイテンシー無しのワイヤレスヘッドホン!AIAIAI TMA-2 Studio Wireless

ともあれ、機器を使いこなすことで、音声が聴き取りやすくなり、映像に接するのが楽しくなりました。