私が自分のサイトを公開したのは1999年10月17日です。
今のサイト名の「インディの鞭 日々の独り言」に変更するまで、二度ぐらいサイト名を換えたように記憶します。サイト名の若干の変更はしても、開設当時から変えていないのは、「インディの鞭」をつけることです。
これは、NHK FMで平日の午後六時台に生放送されていたリクエスト番組の「FM夕べのひととき」(東京発の放送は「夕べの広場」)と、土曜日の午後に東京から放送された同じく生放送のリクエスト番組「FMリクエストアワー」宛にリクエストするとき、使ったリクエストネームです。
自分のサイトを始めたときは、HTMLを一冊の本で勉強し、それを手掛かりに、テキストファイルに自分でHTML入りの文章を書いて更新をしていました。

その後、2013年2月の途中からは、WordPressのサービスを使う更新に切り替えました。2016年2月途中に今の独自ドメインである”indy-muti.com”へ変更する際、手違いを起こし、2013年から3年間分の更新をすべて失う失態をしでかしました。
その3年間も日々更新をしていたので、更新作業自体は今年で26年になります。
こんなふうに「歴史」のようなものは長いですが、一貫して知名度は極めて低いままです。ネットの文章は読まれてこそ意味を持ちます。それでいけば、私が書いた文章はほとんど読まれないので、意味を持たないのと一緒です。
それでも、少し前の本コーナーで書いたように、私は自分の「表現欲求」を満たすために本サイトを運営しているようなものですから、訪問者の数が少なくても、幸せな気分でいられるのです。
私のサイトへの訪問者は微々たるものですが、一応は、Googleが提供するアクセス解析だけは駆動させています。それは駆動させているだけで、その結果を見て、自分のサイトの運営方法を考えたりすることはまったくありません。
気がついたときにそれを見て、今日は何人が訪問してくれたと素朴に考えるだけです。
こんな私のサイトですが、年に一度、あるいは数年に一度、突然訪問者が増えることがあります。過去に二度ほどあり、一度目は確か、アルゼンチンのブエノスアイレスからのアクセスでした。
昨年の今頃でしたか、そのときはポーランドのワルシャワからのアクセスが数日間続いたことがあります。
そして今回、昨日あたりぐらいから、ドイツからのアクセスが続いています。
下に示した図は、本更新を始める前に、アクセス解析の様子をスクリーンショットしたものです。これを見ると、一都市で一番多いのがロシアのモスクワで、あとは、ドイツ国内の4都市からのアクセスであることがわかります。

どうしてこれらの都市からのアクセスが始まったのか、原因はわかりません。原因がわからないのは、過去のアクセス急増のときと同じです。過去に起きたときも、結局わからないまま終わりました。
昨日、ドイツからのアクセスが多くなったときは、今は日本が大型連休ですから、日本から観光でドイツを訪れた人がアクセスしてくれているのかと想像したりしました。
しかし、ひとりの人が集中的にアクセスするのならわからなくもありませんが、多くの人による同時期のアクセスですから、その想像は成り立ちません。
私は海外の個人が運営するサイトを訪問するようなことはありません。
今は多言語を翻訳する技術が向上しています。それを使うことで、日本語で書く自分のサイトを、ロシア語やドイツ語で閲覧することもできるでしょう。
それにしても、多くのロシア人やドイツ人が私のサイトに急に興味を持つことは考えにくいです。ロシアやドイツに役に立ちそうなことを書いた覚えもありません。
そんなわけで、今回の海外からの謎のサイト訪問急増も、原因がわからないまま、今日か明日には収束に向かうでしょう。