本日の朝日新聞・社会面に次の見出しの記事があります。
この日曜日に投開票された兵庫県知事選挙の結果が出たあと、朝日新聞は本日まで、どうして選挙結果がマスメディアの報道から大きく乖離したのかについて伝え続けています。
私の家では、朝日の他に日経、産経、地方紙をとっていますが、ほかの3紙は、本日の社会面でそれに関連した記事はありません。
どうしてこれほど、朝日は今回の兵庫県知事選の結果に強くこだわるのでしょうか?
上に紹介した見出しの記事は、「兵庫県知事選 現場では何が」に含まれるものです。
本記事では、このたびの知事選で再選された斎藤元彦氏(1977~)と選挙戦で争った稲村和美氏(1972~)の後援会がネットのSNS、Xに作ったアカウントが、今月6日、突然凍結されたことを伝えています。
そのため、12日に、別のアカウントを急遽開設したそうです。後援会側がXに凍結解除を申し出たところ、6日に凍結されたアカウントが15日から利用可能となったとのことです。
稲村氏のアカウントが凍結された原因について、陣営側は、組織的な関与を疑い、近く、兵庫県警に、被疑者不詳のまま偽計業務妨害容疑で刑事告訴する方針だとされています。
Xがなぜ稲村氏のアカウントを凍結したのかわかりません。私が違和感を持ったのは、Xが稲村氏のアカウントを凍結したことに朝日が強い関心を持つことです。
朝日はXに、凍結に至る事実関係や根拠について質問をしたものの、期限までに回答がなかったことも書いています。
朝日がこのような行動を採ったということは、ネット上の言論の自由について関心を持つということでしょう。
そうなのであれば、逆に納得できなくなります。
新コロ騒動が始まって以降、たとえば、ネットの動画共有サイトYouTubeは、少しでも本騒動に疑いを持つような動画を上げると、その動画を削除したり、アカウントごと凍結することが当たり前のように起きています。
朝日が言論の自由を重視するのであれば、この4年ほど、YouTubeが続けてきた言論統制については、強い危機意識を持っていなければなりません。
しかし、これまで、朝日が、YouTubeを運営するGoogle(アルファベット)に、どうして個人の動画を削除したり、アカウントごと凍結したりしているのかを質問し、どのような回答を得たなどが記事になったという記憶がありません。
それはそうでしょうね。何しろ、新コロ騒動とそれに続く、存在しない新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)を巡っては、マスメディアはGoogleと一蓮托生の関係にあるのですから。
それはさておき、今回、朝日がこれほど熱心になっているのは、自分たちの「思惑」どおりの結果にならなかったことで、焦っているからではありませんか?
それは別にして、稲村氏のXのアカウントが凍結になった理由は、それなりに調べてみる必要はあるでしょう。斎藤氏と選挙戦を争った稲村氏の側も、アカウントを凍結されるいわれがないことは理解するからです。
立場が異なっても、言論の自由は保障されなければなりません。
朝日にお願いしたいことがあります。
稲村氏の件が片付いたら、今度は、YouTubeにアカウントを凍結された例が多くありますので、それを調べて記事にしてください。
もしも、稲村氏の件だけ取材し、YouTubeによる凍結を取材しないのであれば、自分たちに都合のいいことだけしか取材しないのだと認識させてもらいます。