2012/05/17 放射能汚染はない!と主張して譲らないリチャード・コイズミ一派の愚

ネットで活動するその人物を私が初めて知ったのは何年前になるでしょうか。きっかけは、2001年9月11日に米国で起こった「アメリカ同時多発テロ事件」について、ネットで調べている過程であったように記憶していますが、別の機会かもしれません。

全世界のほとんどの人がおそらくそうであったように、私もそれがある勢力の“自作自演”だとは考えもしませんでした。しかし、ニューヨークにかつてそびえていたワールドトレードセンター(WTC)に時間を置いて2機の旅客機が実に正確に体当たりする映像を見せられたときから、その人物は“自作自演”に感づいていたのかもしれません。

考えてみれば、それを実現させるのがどれほど難しいか、あとになって気づきます。WTCがいくら超高層ビルといっても、大勢の乗客を乗せて空と飛ぶ旅客機にとり、ビルの中層階辺りの高さは、超低空になるでしょう。

ビルが林立するマンハッタンをそのような超低高度で飛行し、なおかつビルに正確に衝突させるのは、ベテランのパイロットでもほぼ不可能という話を、ネットの動画共有サイトYouTubeで見ました。ましてや、アメリカが犯人としているのは飛行機の操縦はほとんど素人に近い“テロリスト”です。まず、不可能でしょう。

また、全世界の人々に衝撃を与えたのがビルの崩壊です。これも、今になってみれば私も愚かで、旅客機に衝突されたのだからさもありなんと疑問を持ちませんでした。しかし、旅客機に見せかけた衝突は実はミサイルかそれに類する何かで、それはWTCを“解体”するための理由付けで、すべては仕組まれたことだったという考えを持つ者がいて、実はそれが真実らしいことに気がつき、私は大いに驚かされたのでした。

世界には同様の推理をする人が一定数いるでしょう。そのひとりが、冒頭で「その人物」と書いた日本人のリチャード・コシミズさんです。

コシミズさんは「独立党」(リチャード・コシミズ後援会 独立党)という集まりを持ち、彼に賛同する人たちとネットで活動を続けています。私はその種の集まりに参加するつもりはなく、彼のブログ「richardkoshimizu’s blog」も気がついたときに覗く程度でした。

昨年3月11日、東日本大震災が発生しました。関東南部に暮らしている私もその強烈な揺れを体験しましたが、明らかに通常の地震と揺れ方が違うことを感じました。地震が普通というのがあるのかどうかわかりませんが、間を空けて3度激しい揺れになり、揺れの長さが尋常でありませんでした。

それで、コシミズさんを思い出し、彼はこの地震をどのように捉えているか確認しました。すると案の定、彼はこの地震に疑問を抱き、自然災害の地震ではなく、海底や地面に埋め込んだ水素爆弾純粋水爆を破裂させて起こした「人工地震」であると書いていました。

彼の記述や、それに反応して同士が次々に書き込む内容を読むうち、私もあの時の地震が人工的なものであるように思い始めました。また、地震が発生した日は3月11日ですから、アメリカの同時多発テロの「9.11」に符合しそうな「3.11」になり、これも偶然でないように思えました。

この人工地震説やそれがどんな人間たちが起こしたものかの話はまたいずれするとして、この地震により、福島第一原子力発電所がコントロールできなくなり、大惨事を引き起こしました(福島第一原子力発電所事故)。その影響は未だ衰えていません。

https://youtu.be/YimGFMxW34Q?list=PL85F37D9FE53E8A18

この原発事故について、コシミズさんとその取り巻きがどのように考えるのか遠巻きに観察しました。

コシミズさんは同士から「大将」と持ち上げられていますが、大将は原発事故もやらせだと断言しました。同士は、大将に同調する書き込みを次々にしていきました。彼らの特徴は、自分たちに同調しない者は「敵」の工作活動にしてしまうことです。陰謀論者にありがちな傾向です(richardkoshimizu’s blog:はい、皆さん、分からないところをこのコメントされた方に質問しましょう。)。

福島第1原発がコントロール不能に陥った原因は、外部からの電源が遮断されたことです。同原発は東京電力管内用の電力を発電していますが、同発電所には東北電力から電気が来ていました。

そのための送電線の鉄塔が、発電所のすぐ近くに立っていましたが、地震により転倒し、その瞬間に外部からの電源が失われています。コシミズさんたちは、鉄塔の転倒を疑問視し、これは敵が鉄塔を転倒させたに違いないと勝手に決めつけ、彼の考えに疑問を差し挟むような書き込みは徹底的に排除しました。「大将に逆らう不届き者」といったところでしょうか(´・ω・`)?

こうした流れを見るうち、私はコシミズさんが中心となって主張する考え方から離れました。それでも、彼らがどのように考えるか、観察を続けました。

本震のあと、数え切れないほどの余震が続きました。彼らがいうように本震が人工地震であるのであれば、余震も几帳面に地面や海底に埋め込んだ爆発物を発破させて起こしていることになるのでしょうか。

ちなみに、海底に水爆や純水爆を埋め込む作業には、探査船の「ちきゅう」を使っているといい、「探査船の現在位置を確認しろ」といった書き込みが相次ぎ、実際、船の位置確認を一生懸命にしていました。

私が一番違和感を覚えたのは、彼らが原発事故を軽視している点です。

掲示板形式になっているため、原発の近くに住んでいて、小さなお子さんがいる女性などからの書き込みがありました。

コシミズさんたちは、原発事故はやらせであり、実際には放射能に汚染されていないと言い張って譲りません。そして、驚くことに、事故以前に原子炉から燃料棒は抜き取られていた、といい始めました。燃料棒を茶化して「うまい棒」などと書き込んでいたのを思い出します。

敵の狙いは日本にパニックを起こすことだといいます。だから、実際には放射能を心配する必要がないのに、さも汚染されているかのように政府やマスメディアが騒いでいるといっていました。

彼らの主張を信じ、「放射能なんて恐れることはないんだ」と誤った考えを植え付けられ、原発の近くに留まり続けた若い親子がいたとして、もし彼らの見方が間違っていたとしたら、どのように責任を取るのでしょうか(richardkoshimizu’s blog:内部被爆についてはどのようにお考えですか?)。

原子炉の中には大量の燃料棒が入っており、それらをすべて抜き取るのがどれほど大変かを知ると、「実は抜き取られていたのだよ」といえるほど簡単な話でないことがわかります。

しまいには、彼らは自分たちの主張にこだわり続けるため、「低放射能であればむしろ健康のために良い」とどこかのトンデモ学者と同じようなことをいい出しました。

その説を唱える原発関連御用学者の山下俊一さんの名前をコシミズさん自身が持ちだしてきました。さすがに呆れ、私は彼のブログを訪問することを一切やめました。昨夏のことです。

それ以前、彼が突然海外に2度ほど出かけたことを思い出しました。何の連絡もなく大将の音沙汰がなくなり、同士は不安がっていました。私は、彼が放射能の影響を恐れて日本から脱出したのだと考えましたが、真相はわかりません。

私は今回の更新をするにあたり、彼が今放射能についてどのように考えているのかを確認するため、9カ月ぶりぐらいに彼のブログを覗きました。まだ詳しくは見ていませんが、放射能被害についてはそれほど深刻に考えてはいないのでしょうか。

https://youtu.be/rwT1Ta8JV6M

彼と取り巻きは意固地になっている部分もあると思います。少しでも彼らと異なる考えを書き込む者は「工作員」扱いにあっています。自分たちの考えが絶対の正しさであり、それ以外は間違っているということになるのでしょう。ひと言でいえば、「聞く耳を持たない」といえましょう。不毛な話です(ΘoΘ;)

リチャード・コシミズさん、意固地にならず、大きな深呼吸でもして、現実に起こったことを偏見を持たずに眺め渡してみませんか? 別の見え方がする、かもしれませんよ(´・ω・`)

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