昨日、本サイトで次の動画を紹介しました。及川幸久氏が配信した動画です。
本動画では、今、次期米大統領の座を目指して選挙戦をしているドナルド・トランプ氏(1946~)に起きた二度の暗殺未遂事件とそれに密接に関る可能性がある連邦捜査局(FBI)について語っています。語られている内容が、マスメディアで報じられることはありません。
反トランプ側につくマスメディアは、今なお、民主党候補のカマラ・ハリス氏(1964~)が選挙戦を有利に戦っていると伝えています。そうであるなら、もし何らかの理由でハリス氏から別の候補者に替わることが起きたとき、マスメディアは自分たちのこれまでの報道との整合性をどのように保つのでしょうか。
及川氏は本動画の終盤で、ハリス氏から別の候補者に替わらざるを得なくなるのではと話しています。ハリス氏は候補者から降りるだけでなく、政界から去らなければならなくなる事態になるのではとも話しています。
どうしてそんな予想がされるのでしょうか。そのことについて、動画をなぞって紐解きます。
トランプ氏に起きた二度の暗殺未遂は、いずれもひとりの人間によって起こされたことにされています。しかし、二度の事件には、不可解な点が数多くあることが指摘されています。
一度目は7月13日に起きました。このとき、トランプ氏は、神の助けを得たかのように、弾丸が飛んできた瞬間に、顔の向きを僅かに変えたことで、九死に一生を得ました。
事件が起きたとき、トランプ氏は野外で大勢の支援者を前に集会を開いていました。その模様を、これまでトランプ氏の集会のテレビ中継などしたことがない、反トランプメディアのCNNが生中継していました。なぜこの時だけCNNが中継したのか、強い疑念が持たれています。
そして、事前に何かを察知した上での中継であれば、その歴史的瞬間をセンセーショナルに米国民の茶の間に届ける意図がCNNにあったことになります。
事件が失敗に終わったことがわかったとき、反トランプ陣営は地団太を踏んだでしょう。
トランプ氏に近いマット・ゲイツ下院議員(1982~)の下に、米国土安全保障省(DHS)の高官がある内部告発をしています。要人の身辺警護をするシークレットサービスは、DHSの下部組織です。
DHSのある高官が、ゲイツ議員にした内部告発は衝撃的です。現ジョー・バイデン(1942~)政権下の政府には、トランプ氏を暗殺するためのチームが五つあるというのですから。これが真実であれば、現政権は吹っ飛びます。
また、上院議員のジョシュ・ホーリー議員(1979~)の下にも政府高官からの内部告発がありました。その告発では、二度のトランプ氏暗殺未遂は、シークレットサービスの内部犯行だというのです。
二度目の暗殺未遂事件は、今月15日に起きました。そのとき、トランプ氏はプライベートでゴルフをしていました。このときのゴルフは、スケジュールを公開していなかったので、トランプ氏にごく近い人以外、その日にそこでトランプ氏がゴルフをすることはわからなかったはずです。
ところが、二度目の事件を起こした容疑者は、そのゴルフ場に12時間潜んでいたとされています。どうして容疑者が、その日にトランプ氏がゴルフをすることを知っていたのでしょうか。
二度目の事件でも、反トランプ側のテレビ局が奇妙な行動を採っています。今度はMSNBCです。同局も反トランプ側ですから、プライベートでするトランプ氏のゴルフに興味を持つはずがありません。ところが、事件が起きたそのときだけ、トランプ氏がラウンド中のゴルフ場にいて、ゴルフコースの撮影をしていたそうです。
このときも、歴史的な一瞬を撮るため、準備万端整えて、その瞬間を待っていたのではと勘ぐられても仕方がない行動です。
それを裏付けるような人事があります。
トランプ氏がゴルフをしたゴルフ場があるマイアミ地区でFBIマイアミ特別捜査官をするジェフリー・ヴェルトリ氏は、筋金入りの反トランプだそうです。彼は、昨年末、クリストファー・レイFBI長官(1966~)によって、当地への派遣を命じられています。
事件のあと、反トランプのヴェルトリ氏が事件の捜査責任者になるというのは、もしかしたら、昨年の段階で計画されていたと考えてもそれほど不自然ではないように思います。
このように、米政府、FBI、DHS、シークレットサービス、主要メディアが一体となって、トランプ氏の暗殺計画が練られている構図が明らかになってきます。
途中で書いたように、トランプ氏の暗殺チームが現在の米政府内に五つあるということですので、まだ、三つの計画が潜んでいる可能性があります。
このように、トランプ氏に起きた二度の暗殺未遂事件にFBIが関わっているらしいことがわかってきたことで、今、FBIは批判の矢面に立たされているそうです。こんなことはこれまでの歴史上なかったことです。
その風圧を感じたからか、レイFBI長官が、驚くべき告発をしました。
おそらくは、民主党候補がハリス氏に替わる前のジョー・バイデン大統領が候補者だったときからでしょう。バイデン・ハリス政権は、イラン人のハッカーを雇い、対立候補であるトランプ氏の選挙運動に関する情報を不正に盗ませていたというのです。
FBI長官がこのようにいう以上、これは嘘などではないでしょう。
何でも、今現在、イランが世界一のハッカー能力を持つのだそうです。もしかしたら、ネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」を含むKADOKAWAに起きたハッキング事件も、どこかの人間や組織が、彼らを雇って起こしたことかもしれません。
この衝撃的な告発を受け、米下院の司法委員会が、クリストファー・レイFBI長官を証人喚問に呼ぼうという動きがあるようです。実現するかわかりませんが、実現すれば、次のようなことを共和党の下院議員から厳しく追及されるでしょう。
- イラン人ハッカーはトランプ陣営からどのような情報を入手したのか?
- バイデン・ハリス陣営の誰に情報を送ったのか?
- バイデン・ハリス陣営は情報を得てどのような行動を採ったのか?
これは私の想像でしかありませんが、二度目の暗殺未遂で、容疑者が12時間も現場に潜んだのは、ハッカーによって、その日のスケジュールを不正に入手していたからということになりませんか? とすれば、ハリス候補陣営が、トランプ氏暗殺未遂事件に加わっていたことになります。
マスメディアは未だにハリス氏が有利に選挙戦を戦っていると報じています。そんなに有利なのであれば、今の選挙戦を続ければいいでしょう。
しかし、ハリス陣営はというよりも、トランプ氏に大統領になられては非常に困る勢力は、ハリス氏リードを信じていないということです。それでもハリス氏をどうしても次期米大統領にするためには、最後の手段として、トランプ氏を暗殺する以外に道はないと考えてのことではありませんか?
こうなってくると、選挙戦どころではなくなります。反トランプ陣営がなりふり構わず、トランプ氏を殺してでも、自分たちの陣営を次期米大統領にするよう動いているということです。
こんなことが許されていいわけがありません。
クリストファー・レイFBI長官が米下院の司法委員会で証人喚問されることがあれば、反トランプのMSBCとCNNは証人喚問の模様を余すことなく、生中継してくれるでしょうね?
その後、ハリス氏が大統領候補から下げられ、政界から追放になれば、両局はまたテレビの生中継をして、ハリス氏に厳しい質問をぶつけてくれますよね?
このように民主党に傷がつけば、残りの選挙期間中に民主党が誰を候補者に立てても、選挙戦に勝てる見込みは皆無です。
ここに書いたことが現実になったとき、ハリス推しの日本のマスメディアはどのように対応するのでしょう。