前回の本コーナーで、休眠状態にあったノートPCに、Googleが開発した無料のOS、chromeOS Flexを入れて使い始めたことを書きました。
そこへたどり着くまでに2日半ほどかかったものの、使えるようになって良かったのですが、それを更新したあと、また困難にぶち当たった状態になっています。
どうも、そのOSを入れたノートPCが、インターネットにうまく接続できない状態にあります。
「利用できるイーサネット ネットワークがありません」と表示されても、どう対処したらいいかわからないので困ってしまいます。
そこで、自己診断をしてみると、「警告 ローカルネットワーク ゲートウェイにアクセスできません」とあり、その下には「失敗 名前解決 DNSを解決できません」と表示されるだけです。
Wi*Fiの電波は「非常に強い(96%)」状態です。
ネットでこの障害について検索すると、同じWi-FiでタブレットPCは正常にネットに接続できているので、本OSを入れた古いノートPC本体か、何らかの設定に問題があることになりそうです。
未だにこの「問題」は解決できていません。ただ、Wi-Fiではなく、LANケーブルを接続すれば、ネットワークに接続済みと出て、ネットに接続して使えます。
本ページでも紹介し、私が本OSを使い始めるきっかけとなったYouTubeの動画で配信者の後藤氏自身のPCもそうなのか、Wi-FiとBluetoothが使えないというようなことを話しています。
私はまだBluetoothは、本OSを入れたあとのノートPCにつなげていないので、私の環境で使えるかどうかはまだわかりません。
本OSを入れたことで、これまで動作が重かったPCの操作が快適になりました。
ネットの読み込みに時間がかかるところはありますが、タッチパッドの反応は、Windowsを使っていたときよりも良いくらいです。
私はノートPCのカバーを閉じるとスリープに入るように設定してあります。カバーを開くと、すぐにデスクトップが表示されます。
こんな風に休眠状態にあったPCを本OSで使い出したことで、昨日の夕方は、本OSの入ったノートPCで、ネットの動画共有サイトYouTubeで動画を見ることをしました。
昨日の夕方は音楽が聴きたくなり、とりあえずとして、これまでに何度も聴いている次の曲をまた再生させて聴きました。
チャールズ・チャップリン(1889~1977)が、『モダンタイムス』(1936)のために作った名曲『スマイル』です。
イヤホンで聴いたらどんな風に聴こえるか試したら、なかなかいい音でした。
これを聴いたことで、ほかの曲も聴きたくなり、続けていくつか聴きました。
昨日の夕方に最後に聴いたのは次の曲です。
ピアノを演奏しているのは、一般の個人のようです。本動画のコメントに目を通していたら、書かれたコメントに本人が返信していました。
それによると、米国のアトランタ在住で、夫と暮らす婦人のようです。
本動画は、いくつかの動画を見ることで、お勧めに上がって来た一本です。ピアノ曲を聴いてみたいと思って再生しました。優しい音色が素晴らしいです。
下に設定したところから始まる曲は、もしかしたら、映画『ある日どこかで』(1980)のテーマ曲なのかもしれません。
私はこの映画は見たことがないのですが、この映画の音楽はジョン・バリー(1933~2011)が担当していますね。私はバリーが作曲した曲は好きで、本コーナーでも彼を取り上げたことがあります。
音楽というのは力を持っています。どこで聴いていても、それを聴くことで、別の世界へ連れて行ってくれます。
私はこのメロディを聴きながら、自分が小さかった頃を思い出しました。小学校の低学年頃です。
今は亡き両親と姉がいた時代です。何の不安もなく、過ごして自分がそこにいます。
動画の再生が終わり、もう一度聴きたくなり、聴きました。
過ぎた時間を戻すことはできません。しかし、過ぎたあの頃に心を戻すことはできます。
『ある日どこかで』がNHK BSで放送されることがあれば、録画してみることにしましょう。