昨日、ネットの動画共有サイトYouTubeで次の動画を見ました。
本動画の配信者の戸田覚氏が、コンビニの雑誌売り場で感じた雑誌ビジネスの終焉について語っています。
戸田氏は作家になりたくて、そのとっかかりとして、雑誌でライターを始めたそうです。今も雑誌に記事を書いているため、自分の主戦場だった雑誌文化が廃れていることを心から残念がっています。
その戸田氏が、どうして雑誌がこれほど落ちぶれてしまったのかを、彼なりの視点で解き明かしています。
雑誌がビジネスとして成立したのは、広告収入があったからだそうです。戸田氏自身、インターネットが登場するまでは、雑誌の広告も情報源として利用し、広告そのものも楽しんだということです。
ネットの登場と普及により、雑誌の広告ビジネスが廃れ、広告が少なくなった雑誌は薄っぺらとなりました。そして、広告収入を得られないことで、その分を雑誌の価格に転嫁し、雑誌の価格が異常なほど高騰しているそうです。
私は、ネットがなかった頃までは、定期購読する雑誌がありました。今は全然読んでいませんが、雑誌一冊が千円とか二千円とかしたら、手軽に買う気にはなりません。
雑誌に起こったことが新聞に起きているのを感じます。
昨日、家に配達された朝日新聞は、それを手に取った瞬間、薄いと感じました。紙面を確認すると、全部で26面です。厚いことばかりがいいとは思いませんが、薄すぎるのも考えものです。
新聞は厚くても薄くても、購読料金は同じです。
新聞の広告は、記事の半分以下の分量に決められている(だったか? あるいは、記事と同量以下だったか?)と聞きます。新聞も雑誌と同じで、企業からの広告に頼る面が多分にあるといえましょう。
そのために、広告の注文を取り、それが多く取れれば取れるほど、記事の量を増やせるということです。そんな事情を知ると、広告を多く載せるため、記事を「水増し」しているのかと勘ぐってしまいます。
そんな新聞が薄いということは、それだけ、新聞の広告主減っているということになります。
昨日の朝日は、薄い紙面の体裁を取り繕うように、以前は別刷りだった「朝日新聞グローブ」を挟み込みました。これだけで4面があり、これがなければ、昨日の紙面は22面しかなかったことになります。
この、昨日の朝日新聞グローブに、「終わらないAIDS」という1ページを使った特集記事がありました。朝日の女性編集委員が、エイズの現状を、南アフリカで取材して伝える内容です。
新コロ騒動を経て、あることを知るまでであれば、この特集記事を読んで、エイズ(後天性免疫不全症候群)という「感染症」は今なお「患者」を生む厄介な病と考えたりしたでしょう。
しかし、新コロウイルスが存在しないように、エイズを発症させるとされたHIVも存在しません。そのことは本コーナーですでに書いています。
新コロウイルスに「感染」したかどうかを調べるために「悪用」されているPCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)を開発したキャリー・マリス氏(1944~2019)がいます。彼は、新コロ騒動が始まる前年の8月に亡くなりました。マリス氏の死は、タイミング的に、自然な死とは思えないところがあります。
これは新コロ騒動の影も形もない時代の話です。マリス氏は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)がエイズの原因であることを書いた論文が必要になります。しかし、それはどう探しても見つからなかったそうです。
困り切っていたとき、HIVを世界で初めて発見したとしてノーベル賞を受賞したリュック・モンタニエ氏(1932~2022)に会う幸運を得ます。マリス氏はモンタニエ氏に駆け寄り、HIVがエイズの原因だという確たる証拠をぜひ見せて欲しいといいますが、結局は何も得られませんでした。
新コロウイルスに限らず、ウイルスというものは、電子顕微鏡ができた百年ほど前に登場した空想です。HIVも寓話のひとつです。この世に、そんなものは存在していません。
その存在していないHIVについて、朝日の解説員は、南アフリカへまで行って記事にしています。
本当に不思議なのは、「患者」とされた人の体内から、HIVを発見しようとしていないことです。HIVがエイズを発症させ、最悪の場合死に至らしめるとしたら、HIVが患者の体内で増殖しているでしょう。ところが、それを見つけようとしません。
それは新コロ騒動でも同じです。本騒動を報じる記事には新コロウイルスもどきの画像が添えられました。その画像が何なのか、伝える側もわかっていません。わかっていることは、新コロウイルスではないことです。ウイルスというものが存在していないからです。
存在しないものに「感染」したことを知るためにどんなことをするのかと思ったら、グローブの記事の最後の方に次のように書かれているのを見て唖然としました。
サリム(南アフリカ・エイズ研究プログラム・センター所長 サリム・アブドゥル・カリム)は、2020年にコロナが話題になり始めた直後から、普段はHIVの検査に使っているPCR検査機の一部をコロナ用に転用し、いち早く検査体勢を整えた。
新コロウイルスの感染の有無を調べるために「悪用」されているPCR検査は、実際のところは、結果に何の意味も持ちません。
PCR検査では、新コロウイルスの遺伝子の一部がサンプルとして使われます。検査を受ける人の鼻や喉の粘膜、あるいは唾液を採取し、それに含まれる遺伝子がPCR検査の遺伝子サンプルと限りなく一致した場合、陽性の判定が出る仕組みです。
新コロウイルスが存在するのであれば、同じ遺伝子配列を見つけることはできるでしょう。しかし、新コロウイルスは存在しません。存在しないウイルスの遺伝子配列などあるわけがないです。
ところが、コンピュータで作った新コロウイルスの遺伝子配列の一部だとされたものが、PCR検査のサンプルとして使われています。
これでは、検査で陽性とされても、コンピュータで作ったサンプルにたまたま一致しただけです。「感染」とはまったく関係がありません。もっとも、「感染」の基となるウイルスが存在しないのですから、「感染」しようがないわけですけれど。
この検査詐欺が、新コロ騒動よりも前から、HIVの検査で使われていることを初めて知りました。
HIVの場合も、それが存在しないのですから、存在しないウイルスの遺伝子配列を得ることは不可能です。よって、HIVにおけるPCR検査も人を騙す手品のようなものです。
朝日の記事を読むと、普通に異性と性関係を持った若い女性が、検査でエイズに「感染」したといわれ、苦しんだとのことが書かれています。
HIVが存在しないのですから、エイズという病気はありません。
記事では、エイズは偏見や差別を生んだと書いています。それを生んだのは、存在しないエイズを誤ってか、意図的にか報じたマスメディアなのではありませんか?
のちにエイズとされる「医療ミス」が、米国のサンフランシスコで起こりました。その街に、同性愛男性の小さなグループがあり、彼らは日常的に、「ポッパー」などの違法ドラッグを愛用していました。
これを使うことで、気分がハイになったり、リラックスするようですが、「亜硝酸アミル」の成分を持ち、毒性が強いそうです。
体調が悪化したのち、医院へ行き、医師から抗生物質を投与され、体調がさらに悪化します。
それを見た医師が、「AZT」(ジドブジン)という抗がん剤を処方したことで、同性愛者の男性が全員死亡してしまったそうです。
この重大な医療ミスを隠すためにでっちあげられたのがエイズという架空の病気です。医療ミスで死なせてしまったのが同性愛の男性だったため、同性愛の男性の性行為によって「感染」するという話までが作られました。
それを当時のマスメディアが、疑いもせずに報じました。
同性愛というだけで偏見や差別を受けることがあったとすれば、医療ミスを隠そうとした米国の医療システムと、それを報じて世に広めたマスメディアがその種をまいたというよりほかありません。
朝日の記事には、「世界には今なお、約4000万人の感染者がいる」とあります。
HIVは存在しません。ウイルスが存在しなければ、それに「感染」することなど起こりようがありません。4000万人というのは、HIV用PCR検査で意味のない陽性になっただけの人の数です。
こんな検査は受ける意味がありません。検査とは名ばかりで、陽性になったからといって、何もわかりません。こんな検査にお金をかけるのは、金をドブに捨てるようなものです。
朝日の記事は次のような文章で締めくくられています。
ファウチもまた、もとはHIVの研究者だった。
こんなところにもアンソニー・ファウチ氏(1940~)が登場しますか。これは驚くことではありませんね。ファウチ氏こそが、新コロ騒動を仕立てた張本人と見られている人物なのですから。
エイズ騒動を起こしたあと、それらの反省点を修正しながら、鳥インフルエンザ騒動やらを起こし、新コロ騒動を始めたのでしょう。
彼らの悪事は、一部の人たちには、見抜かれています。PCR検査を使った「詐欺」はもう駄目ですね。