大変な被害を受けているにも拘らず、不自然なほどそれがマスメディアで報じられることが少ないです。出版大手のKADOKAWAが、大規模なサーバ攻撃を受けていることについてです。
私は日頃、同サーバで配信されるネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」で特定の動画をチェックするのを日課としていました。一時期はその動画共有サイトを利用することが減りましたが、その後、ある理由により、再び頻繁に利用するようになりました。
「ニコニコ動画」が利用できなくなったのは今月8日の早朝からです。サーバの障害はたまに起こることがあります。しかし、多くはすぐにまた利用ができるようになります。
ところが今回、ニコニコ動画が受けた犯罪被害は深刻で、それが今も続いているということで、それが復旧するまで1カ月以上かかる見込みとの報告もありました。
このサーバの障害に関連したことを本日の朝日新聞が伝えています。ところが内容は、誰がそれを起こしたのかや、どうしてそれが起きたかではなく、攻撃した側を「支援」するようなことを書いています。
朝日の記事では、そのサーバ攻撃により、同サーバから個人情報が流出したことを伝えています。
報道によれば、「BlackSuit(ブラックスーツ)」と自称するサイバー犯罪集団が昨日(27日)、発信元の特定が難しい「ダークウェブ」で犯行声明を出したそうです。
それを確認したKADOKAWAにより、そこで明かされたものが、同社が保有する情報であることが確認されたことを、昨日、同社の公式サイトで発表したとのことです。
同サーバから流出したことが確認されたのは以下の情報です。
- 一部のクリエーターの個人情報
- 一部の元従業員が運営する会社の情報
- 取引先との契約書・見積書
- 子会社であるドワンゴの全従業員(契約社員、派遣社員、アルバイト、一部退職者を含む)の個人情報
- ドワンゴの関連会社の一部従業員の個人情報
- 社内向け文書
犯罪グループは、約1カ月前にKDOKAWAのネットワークに侵入し、1.5TB(テラバイト)のデータをダウンロードしたと犯行声明で主張しているそうです。
犯罪グループは、これらのデータ公開中止を求めるための身代金支払いに応じない場合は、7月1日に、全データを公開すると通告してきているそうです。
私は、犯罪グループが入手した個人情報の中で、一番上にある「一部のクリエーターの個人情報」に注目しています。
私立探偵のポワロの活躍描いた『名探偵ポワロ』などを書いたアガサ・クリスティ(1890~1976)の推理小説には、特定の人物への復讐を隠すため、関係のない人物への犯行を加えるものがあります。
このミステリーも、犯人は頭文字のA、B、Cの順に無差別に犯行をするように見せながら、実は、真に復讐したい人間を殺害する意図をカモフラージュするため、まったく関係のない人間を殺害しています。
今回の犯罪グループも、私が想像するに、ある特定の人物の個人情報を得て、それを「ゆすり」に使っているように、今回のサーバ障害が始まった当初から私は個人的に疑っています。
彼らが流出させたという「一部のクリエーター」はどんな人たちでしょうか? それがどんな人であるか明らかになることで、逆に、犯行をした側の狙いが明らかになる「矛盾」を犯行グループ側が抱えていることになります。
「一部のクリエーター」たちはどんな動画を作り、サーバに上げていたと考えますか?
私は特定な内容に限定されると考えています。それは、ずばり、新コロ騒動に関するものでありましょう。ということは逆に、犯人側が何を狙って、KADOKAWAのサーバに障害を与えたのかがわかります。
つまりは、新コロ騒動を疑う声を封じるのが彼らの目的どろうと私は考えているのです。
新コロ騒動が始まると、騒動を疑う人が動画を作り、ネットの動画共有サイトYouTubeに上げることをしました。すると、騒動を起こした側に属するYouTubeは、強硬な言論統制に出ました。
YouTubeを運営するGoogle(アルファベット)は、新コロ騒動を疑う側が「偽情報」を流しているとして、動画の配信者に警告し、それに従わないと、動画を削除することを始めました。それでもGoogleに従わない人は、YouTubeに開設したチャンネルを凍結されることが起きました。
YouTubeで同種の動画を配信していた人は、次善の策として、ニコニコ動画に活動の場を移し、YouTubeでは配信できない動画の配信を始めました。
私がニコニコ動画をチェックするようになったのは、YouTubeで見ることができない、新コロ騒動を疑う人の動画がニコニコ動画ではまったく言論統制を受けないからです。
ニコニコ動画の対応を苦々しく感じていたのがどんな人や勢力かは、ここまで書いたことからわかるでしょう。新コロ騒動を起こし、人に害を与えるだけの似非ワクチンの接種を勧めたい人や勢力です。
これまで明かされませんでしたが、もしかしたら、これまで、その人や勢力からKADOKAWAは圧力があったかもしれません。圧力を別のいい方でいえば「脅し」です。
新コロ騒動と似非ワクチンを疑う動画を削除しろ。我々のいうことを聴かない場合は、サーバを使えなくしてやる。というような脅しです。
この脅しにも従わなかったKADOKAWAのサーバが、今月8日から障害を受けた状態となり、彼らの真の狙いであるニコニコ動画の中でも、新コロ騒動と似非ワクチンを疑う動画を再生できない状態に追い込まれたのだと私は個人的に解釈しています。
こうした「推理」がマスメディアで報じられることはありません。
それはそうでしょう。マスメディアは騒動を起こす側の一員であるからです。マスメディア自身も、騒動を少しでも疑う人には陰謀論者のレッテルを貼ります。
自由な言論を説く側が強硬な言論統制に加わっているのです。
彼らがいう新コロウイルスは存在していません。存在しないウイルスに「感染」することなどありません。これは事実です。
事実を捻じ曲げているのは彼らです。マスメディアもその一員です。
そのことが国民に広く知られることになったら、今あるマスメディアは崩壊するよりほかなくなります。それだから、KADOKAWAのサーバ攻撃の理由を報じることなど、絶対にありません。
身代金に応じないKADOKAWAにしびれを切らした犯行グループは、7月1日という期限を設定しました。それでもKADOKAWAが応じなかった場合、彼らがいうように、入手したデータをすべて公開するのでしょうか。
その期限まで本日を入れて残りは3日です。
もしも、彼らが「一部のクリエーターの個人情報」を公開したら、もちろん個人情報は報じられませんが、それらの人がどんな動画を投稿したかぐらいのことは朝日新聞も報じてください。
その報道を見て、自分の「推理」がどこまで真相に迫っていたか、点検の材料にします。