私は昔から写真を趣味としています。デジタル時代の今は、ソニーのミラーレス一眼カメラのα7 IIがメインカメラです。が、一時的かもしれませんが、今は、キヤノンのEOS 30Dの使用頻度が高くなっています。
そのことは、本コーナーで26日に書いたばかりです。その後もその状態が続き、昨日はそれが「レベルアップ」しました。
EOS 30Dは、2006年3月に発売されたモデルです。しかも、今主流のミラーレス一眼カメラではなく、光学ビューファインダー(OVF)へ光を導くためのミラーを持つデジタル一眼レフカメラ(デジ一)です。
ミラーレスは電子ビューファインダー(EVF)にせざるを得ないため、電池の保(も)ちが悪いです。それがOVFであれば、電池は遙かに保ちます。
ミラーレスやデジ一で写真を撮るとき、私は露出を自分で合わせるマニュアル露出です。
それを昨日、30Dをプログラム(P)モードで使ってみました。しかも、レンズは、キヤノンのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMです。30Dに搭載されている撮像素子はAPS-Cなので、35ミリフルサイズに換算すると、キヤノンの場合はフルサイズの1/1.6ですから、画角は28.8ミリから216ミリ相当をカバーすることになります。

30DはISO感度を自分で設定する方式です。これも、そのときに使うフィルムの感度に合わせるように、そのときどきでISO感度を設定するだけなので、面倒なことはありません。
昔のフィルムの感度は100と400が主で、外で撮るときは100、屋内は400といった感じでした。もっとも、私が主に使ったフィルムはポジフィルム(リバーサルフィルム)で、私が好きだったコダックのコダクローム64は、ISO感度(当時はASA感度でした)は64でした。
30Dにズームレンズをつけ、昨日の関東南部の当地は晴れたり曇ったりの天気だったので、ISO200ぐらいにし、あとはズームレンズで適当な画角にし、Pモードで撮ったら、実に軽快に楽しく撮れました。被写体は、わが家の愛猫二匹と草花や自然です。
電池の保ちをほとんど気にせず、撮影に熱中できました。
私はすべてをRAWで撮影します。それだから、あとで露出を調整すればいいだけなので、露出のことはほとんど考えずにシャッターを切れます。
こんな風に撮っていると、写真を撮るのが本当に楽しくなります。
ソニーのα7 IIも、マニュアル露出でなく、ISO感度をオートにし、Pモードを使い、10倍ズームレンズで撮れば、30Dで撮ったときのように、気軽に楽しくシャッターが切れるかもしれません。
今は円安ということもあり、カメラやレンズが非常に高価になっています。α7 II用のレンズを買おうと思ったら、それ相当の金額です。
30D用のレンズで、APS-C用であれば、それに比べて安く手に入れられそうです。そんなことを考え、しばらくは30Dをメインカメラにするのも悪くないように考えています。
すぐまた、考えが変わるかもしれませんけれど。