今朝の朝日新聞を見て気がついたことがふたつあります。それを書きます。いずれも、最近、本コーナーで取りあげたばかりのことです。
ひとつは、前回取りあげた富士山を巡る騒動です。
山梨県富士河口湖町にあるローソン河口湖駅前店の建物に富士山が載ったように見える地点があり、それが写真映えするとして、同じ写真を撮ろうと集まった観光客が地元の住民に迷惑となることが起きました。
その騒動の対策として、地元の自治体が、その種の写真を撮れなくするための幕を設置しました。ところが、迷惑行為は依然続き、翌日には、幕に写真を撮るための穴が開けられ、その後、穴の数は十個ほどに増えました。
幕が設置されるときはマスメディアが、中継車まで出して報じたのに、その後は積極的に報じられることがないと前回の投稿で書きました。
家では朝日・日経・産経・地方紙の四紙をとっていますが、騒動のその後を報じたのは日経だけだと書いたら、今朝の朝日新聞に、本騒動における町の新たな対応を報じる小さな記事が載りました。
朝日の記事によると、騒動が続く富士河口湖町は、昨日(30日)、穴を開けられた幕を、張り替える方針を明らかにしたとのことです。
現在張られている幕の色は黒です。新たに張る幕は、景観に与える影響も考慮し、色を青・緑・茶・銀のいずれかに替える予定のようです。また、幕の材質も変更し、穴を開けにくくすることも検討しているようです。
それだけのことをしても、騒動が収束するかは見通せません。あとは個々人の良心に期待する以外なさそうです。
騒動を終わらせたいのなら、自治体とローソンが話し合いをし、店舗を別の場所に移ってもらうよりほかありません。ローソンの上に富士山が載っているように見えるのがシュール(シュルレアリスム)だといって喜んでいるわけですから。
跡地には建物を建てさせず、児童公園にでもすると良さそうです。
もうひとつは、朝日新聞が扱うとき、男女で差をつけることです。
朝日は、さまざまな事柄を取り上げるとき、三人の識者の意見を並べて表記することをよくします。その際、それぞれの識者を紹介するプロフィールを載せます。これまでは、男性の識者には生まれた年をほぼ確実につけるのに、女性の識者はそれを載せないことがよく見られました。
そのことについて本コーナーで書きました。
すると、今朝、朝日の「耕論」は、逆のパターンで扱っています。今回も、男性の識者がふたり、女性の識者がそのコーナーでご自分の考えを述べられています。
これまでのパターンでいけば、男性ふたりの生まれた年を表記する一方、女性は、年齢を明らかにすることを避けるため、表記しないことを選ぶところです。
ところが、ひとりの男性と女性の生まれた年を表記し、なぜか、ひとりの男性だけ、生まれた年が表記されていません。
同じようなことが、たしか一昨日(29日)の「耕論」で紹介された三人の識者のプロフィールでも確認しました。
これまで、男性の識者で生まれた年が表記されなかったのは、長い期間で一度か二度程度だと記憶しています。それが、ここ数日で二度です。これは「異常事態」のように私には思えます。理由はわかりません。まさか、本コーナーで指摘されたため、逆のケースをあえて作ったとは思えません。
今後の推移を見なければなんともいえません。
これまで一貫して続けてきた女性だけに配慮するやり方をごまかすため、男性にも同じことをして、それまで自分たちがしてきた「男女差別」の指摘を封じるつもりなのかも、というのは穿ちすぎでしょう。
朝日の男女の扱いに別の「動き」があったら、本コーナーですかさず取り上げることにします。
以上、今朝の朝日新聞を読んで気がついたことをふたつ書きました。
