ここ2日ほどは、あることを調べ、実践しようとしています。が、未だにうまくいきません。
それは、電子書籍の読み上げ機能の活用です。
きっかけは、ネットの動画共有サイトYouTubeで勝間和代さんの動画に出会ったことです。
正直な話、少し前まで私は勝間さんに良い印象を持てずにいました。それが、勝間さんの動画と出逢ったことで彼女に興味を持ち、Amazonの無料で読めるKindle Unlimitedを利用し、勝間さんの本を1冊読み、今2冊目を読んでいるところです。
2冊目は『「有名人になる」ということ』です。彼女の経歴は知りませんでしたが、あるファンドの計画を断念せざるを得なくなったとき(13年ほど前か?)、次のプロジェクトとして「有名人になる」という計画を立て、それを実現したことになります。
それが成功したあとの2011年3月11日に東日本大震災が発生し、福島第一原発の事故(福島第一原子力発電所事故)が起きました。この事故と周辺の話は本コーナーで何度も取り上げていますが、その過程で、勝間さんが『朝まで生テレビ!』に出演したときのものしょう。YouTubeの動画で勝間さんが原発を擁護するかのような発言を見つけ、それもあって、彼女を否定的な目で見たりしたこともありました。
本サイトには、本コーナーで取り上げた人を投稿を人名から引ける「ひと事典」を設けたりもしていましたが、それで勝間さんに関する分を確認しますと、8つありました。
そのうち、5つはネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」で原発関連のスレッドで、その中に彼女の話題が登場するというようなものです。その当時の彼女の印象は、“原子力ムラ”の一員という認識でした。
そんなこんなで、彼女を身近に感じることはありませんでしたが、つい最近、YouTubeで偶然出会い、彼女の印象が大きく変わりました。
私は日常的にテレビを見ることがないため、彼女がどの程度の頻度でテレビに出演していたのかは知りません。今は、長い時間拘束されるテレビの出演は一切断っているそうです。その代わりのように、3カ月ほど前に始めた“自分による自分のためのテレビ”のようなYouTubeを最大限に活用し、自分が持つ知識や情報を、誰にもわかりやすいように伝えることを積極的にされているそうです。
かつてテレビやラジオに出演した経験があり、文章を書くのは子供のころから得意にされているということで、要点をかいつまんで短くまとめられた勝間さんの動画は、おもしろく、ためになるものばかりです。
私もチャンネルの登録をしましたが、始めて3カ月ほどで登録者集が3万人を超えているのは驚きです。私もチャンネルを持っていますが、始めて随分経ちましたが、未だに100人をやっと超えたところで、いつまた100人を割るかもしれない状況です(´・ω・`)
勝間さんといえば、数カ月前、本コーナーで簡単に触れたことがあります。その投稿は、本サイトの独自ドメイン移行に伴う過程で、消してしまう失敗をして今はありませんが、その分では、スウェーデン生まれの音楽配信サービスSpotifyの素晴らしさついて書きました。
私はその無料サービスを利用していますが、「冒険プレイリスト」がとても気に入ったと書きました。その更新の過程で、それについて検索すると、勝間さんも「冒険プレイリスト」がお気に入りであることを知り、それを簡単に紹介しました。
思想信条が違っていても、自分と似たような趣味を持つ人には親近感を持ったりするものです。些細な事ではありましたが、「冒険プレイリスト」を介する過程で、「冒険プレイリスト」愛好仲間の勝間さんの印象が少し良くなってはいたのでした。
そして今回、何気なくYouTubeにアクセスすると、お勧めの動画の一つとして勝間さんの動画を見つけ、それを騙された気分で見まして、一遍で印象が大きく変わってしまいました。
それが先週末のことです。その日のうちに、本サイトで勝間さんの動画をすぐさま下の2つを紹介することをしています。
今日も、朝の時間に下の動画を紹介し、短時間のうちに3本も紹介してしまったことになります
。私はほかの人の個人動画をよく紹介してはいますが、これだけ立て続けに紹介した記憶はないですね。
最近は、YouTubeの個人動画も再生時間が長くなる傾向にありますが、その点、勝間さんの動画はいずれも5分とか10分足らずで、空き時間に手軽に見ることができます。それもあって、数えてみましたら私もすでに20本ほど見ました。
そんな1本の中に、以下の動画があるのです。
勝間さんは1カ月に50冊ほど本を読むそうですが、やむを得ない場合を除いては、場所を取らないAmazonの電子書籍を選ぶそうです。とはいえ、忙しく活動されているため、文章を目で追わなければならない読書に30分の時間をあてるのも難しいそうです。
それでも情報源としても読書は欠かせないため、それに対応するため、耳でする読書を実践しているという話です。
私もいろいろなことに興味を持つたちであるため、これを見たあと、すぐに自分でも試したくなりました。
私もAmazonが提供する電子書籍のKindleは便利に利用していますが、文章を読み上げしてくれる機能があることを知らずにいました。
それで、読み上げてくれたら読書もはかどるだろうと考え、早速、ネットでその方法を仕入れたりしました。
本サイトで初めて紹介した勝間さんの動画にあるように、数年前までAppleのiPhoneを長年ほとんど惰性で使っていたそうですが、その一方でGoogleの「グーグルホーム」を使い始めたことで同企業の技術力の高さを実感するようになり、それであればGoogleの技術を基盤とするAndroidのスマートフォンも凄いに違いないと試しに使ってみると(はじめに使ったのは2万円程度の機種だそうです)、一遍でそれに魅了され、以後はAndroid使いになったということです。
iPohoneにも文章を読み上げてくれる機能はあるということですが、勝間さんがおっしゃることには、Androidの読み上げ機能がiPoneを追い抜き、遠く引き離しつつある状態のようです。
今年の8月3日にあったアップデートにより、それまでの機械的な発声音が、ぐんと人間の発声音に近づいたということです。
私は、格安スマホのSIMカードを搭載できる10インチのタブレットPCを使っています。これもAndroidのOSですので、同じ機能が搭載されていますが、私はそれを使ったことがありませんでした。
Androidのその機能は“Google TalkBack”というものです。目の不自由な人が、目の見える人の端末操作に近づける機能としての音声ガイドというのがこの機能の概略です。それを電子書籍の読み上げに使おうというわけです。

そんな便利なことができるのかと私はすぐに飛びついたわけですが、実際に使ってみると、まだ慣れていないこともあるのでしょう、非常に使いにくく感じています。
それでもなんとか、Kindleの文章を読み上げさせることができましたが、1ページ読んで終了してしまい、次のページへ自動で移ってくれません。それでいろいろと調べているところですが、扱いにくさもあり、早くも白旗状態です。
勝間さんの場合も事情はそれほど違わないのでしょう。3倍速や4倍速で読み上げる音声をICレコーダーで録音し、音声ファイルにしたのちに聴いているそうです。
私が耳でする読書を実践するかどうかは別にして、勝間さんの動画を見ることで、そんな方法があること知ることができたのは有意義でした。
勝間さんにつきましては、勝間さんが投資について書いた本の中『お金は銀行に預けるな』(2013年版 1コイン〔100円〕キンドル文庫第5巻)に、ためになることが書かれていましたので、それを近いうちに紹介することになるかもしれません。
勝間さんはYouTube動画を終えるとき決まって使う挨拶が「ではではでは。勝間和代でした」です。
それに倣い今回は、私も「ではではでは。インディの鞭でした(^m^)/」と挨拶して終わることにしましょう。