いきなり私事ですが、また、歯科医院通いが始まりました。口の中を調べてもらったら、どうやら、昔に治療してかぶせものをしてあった奥の方の歯を一本抜く必要があるようです。
それを判断するため、歯のレントゲンを2枚撮られました。だからでしょうか? 治療費が2000円弱かかりました。医療保険を適用してこの治療費ですから、レントゲンというのはお金がかかるんでしょうね?
およそ2年ぶりぐらいに通い慣れた歯科医院へ行きましたが、治療を受ける椅子に座り、新しい機器が増えていたことに気がつきました。それはタブレット端末状の小さな液晶画面です。おそらくは、通っている患者の電子カルテのようなものが表示されるのだろうと思います。今度行ったときに訊いてみることにしますか(^m^)
この歯科医院は昔から利用していまして、受付と歯科助手をする女性スタッフのひとりは昔から変わりません。彼女にはその昔、一方的に恋心を寄せ、彼女の容姿を思い浮かべながら描いた油彩の肖像画を自宅へ勝手に贈ったりしました。
そのあと、その女性の親類(だったかな?)と名乗る男から抗議の電話をもらい、「これ以上彼女に付きまとったら警察に訴えるぞ!」ともの凄い剣幕で叱られた苦い思い出があります。
あれから何年経ちましたか。10年ではとてもききません。20年? そこまではいかないように思います。が、治療が終わるまで、また彼女に会えるのは楽しみです(^o^)♪
そういえば、まだ若いであろう初めて見た女性スタッフがとても綺麗な人で驚きました。大きな瞳で上から見つめられるとドキッとします。でも、苦い過去がありますので、ひとりで熱を上げるのは控えようと思います。
歯科医院の予約を昼頃に取ったため、行くまでの時間、ある作業に熱中しました。本コーナーですでにそのことについて取り上げた「ウェルカム・ボード」の製作です。
12年前に亡くなった姉が遺した娘、私にとっては姪が新春に結婚式を挙げ、その披露宴で使うという「ウェルカム・ボード」の製作を頼まれたのです。
ほとんど思いつきで製作を始め、半分以上完成しました。が、昨日、できあがりつつあるボードを眺めていて、あることに気がつきました。
アルファベットの綴りの誤りです。「Wedding」とすべきところを「Weding」としてしまい、「d」がひとつ抜けていたのです。私は、この手のケアレス・ミスをよくやらかします。「We」のアルファベットを消し、これから正確に書き直すことにします。
想像で絵も描き添えました。きっと、姪も気に入ってくれる、、、と思います。
普段は使わないようなカラフルな色のアクリル絵具を使い、頭に浮かんだ風景を絵にしました。これはこれで楽しい作業です。絵を描くことの楽しさを姪に教えてもらったようで、逆に感謝したい気持ちです。
このあと、時間をかけ、細部まで仕上げていくことにしますが、作業のお伴は音楽です。
10月に買い換えたデジタルオーディオプレーヤー(DAP)のiPod classicでエンドレスに音楽を脳内に流しています。
今好んで聴いているのは、ユーミンこと松任谷由実(1954~)の数々の名曲です。彼女が40年にもわたる長い音楽活動を集大成した3枚組のベスト・アルバム『日本の恋と、ユーミンと』が発売になり、私も予約購入したのです。
このアルバムを聴くことで、私が遅ればせながらいい曲であることに気がついたのは『Downtown Boy』です。
主人公の彼女が昔に付き合っていた彼氏は、見かけは不良なのに、それまで会った人の中で飛び抜けてナイーヴな性格の持ち主。デートの帰り、彼氏は彼女の「家族に会うのはイヤだ」といって、家まで車で送り届けないで、手前で彼女を降ろしてしまう。彼女はそんな彼に「もうついていけない」と泣く。
私は不良であったこともないですし、こんな経験もありません。が、彼氏が自分に似ているようなところがあるように思い、エンドレスで聴いていてこの曲が流れ始めると、作業の手が止まってしまったりしまう、というわけです。