映画“ユーズド・カー”より 星条旗よ永遠なれ

リクエストカード(238)
リクエストカード(238-2)

「監督特集(1)スピルバーグ」宛てということでお願いします。他の人が選ばないような作品を選んでみましたが、お眼鏡に適いますかどうか(;´Д`)▼本作には、スピルバーグは製作総指揮として参加しています。製作はボブ・ゲイル。脚本はロバート・ゼメキスとゲイル。そして監督はゼメキス。この作品の5年後に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の第1作が製作されますが、本作と全く同じスタッフです。▼世の中に“イカれた映画”は数々存在しますが、本作はその中でも群を抜く1本です(?)。登場するのはイカれた人間ばかり。愛犬のトビーの方が人間たちよりよっぽど常識的といったありさまです(^m^)▼舞台はアメリカのアリゾナ州。道路を挟んで2軒の中古車販売店が張り合っています。それぞれのオーナーが双子の兄弟(=ジャック・ウォーデンが一人二役)というのがミソ。やり手の弟は兄の店を何とかして潰そうとします。相対する兄の店の従業員3人はインチキのやりたい放題。口八丁手八丁で、動くのがやっとのオンボロ車を客に売りつける毎日です。バンパーが落ちればクチャクチャ噛んでいたガムでくっつけて一丁上がり! といったばんばいです。《リクエスト・カード2枚目に続きます》


【メッセージ2】:《リクエスト・カード1からの続き≫  主人公のルディ(=カート・ラッセル)は、兄がオーナーの中古車販売店のセールスマン。お金を貯めて上院議員になるのが夢です。口から出任せで仕事をするルディに転機が訪れます。10年ほど音沙汰がなかったというオーナーの娘バーバラ(=デボラ・ハーモン)が突如双子の兄である父親の前に現れたのです。が、時既に遅し。弟一派の悪巧みによる心臓発作で、バーバラの父は前日に急死していたのでした。▼真相を隠したままバーバラに接するうち、ルディはバーバラを愛してしまいます。いつもはデタラメをやり放題のルディも、愛する女性のためとなれば、逆の意味で爆発的な力を発揮します。▼数時間のうちに、縦につなげて1マイル(約1.6キロ)分の台数の中古車を調達しなければ、愛するバーバラの中古車販売店は弟のものになってしまいます。ルディは持ち前の機転を利かして250台もの中古車を用意し、バーバラと共に中古車の隊列を指揮して店を目指します。イナゴの大群のように。▼『星条旗よ永遠なれ』は、オープニングと途中一度(だったかな?)に登場します。また、TVジャックの時、当時のカーター大統領の映像が登場します。


【番組サイトのリクエストフォームから書き込んだ追加メッセージ】:同作品から『星条旗よ永遠なれ』をリクエストしていますが、これがオープニングに使われるなど目立っているためで、ほかに作品で使われた曲名を知りませんのでこの曲にしてありますが、もっと相応しい曲があればそちらでも構いません。また、スピルバーグということでいいますと、映画音楽で世界旅行するという企画の「アメリカ編」の時にスピルバーグが監督したSF巨編の『未知との遭遇』をリクエストし、こちらは番組で不採用でした。もしよかったら、この機会に取り上げてもらえたらと思います。以上、よろしくお願いします。また、取り上げて欲しい監督のリクエストということですが、一般的過ぎるとありきたりの作品ばかり集まることになり、また、知られていない監督ですと今度はリクエストが集まらないということで、さじ加減が難しいですね。個人的にはビリー・ワイルダー監督の作品が好きですけれど、これも後者に属しそうです。

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