私は昨日、あることに夢中になり、ほぼすべてをその時間に当てました。きっかけは、ネットの動画共有サイトのYouTubeで次の動画を見たことです。
この種の動画は、私がLog撮影に興味を持った頃、次々に見ました。その後、Logでなく、撮って出しの動画でいいかと考え、この一年半ほどはキヤノンのミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)のEOS RPで撮って出し動画を撮ってきました。
それが今、再びLogに興味を持ち、RPに換えるまで使っていて、Log撮影ができるソニーのミラーレス、α7IIを買い戻したことは本コーナーで何度も書いた通りです。
そんなわけで、再びLogに興味を持ち、時間が空いたときに、関連動画を見ることをしています。そんな中で今回の動画に出会いました。
動画の配信者はまだ若く、動画制作を仕事にされている(?)ようです。その配信者が、初心者にもわかりやすく、シネマティックな動画にするカラーグレーディング(カラグレ)の説明をしてくれています。
配信者がこの動画の前に上げた動画で、カラグレの全段階で行うカラーコレクション(カラコレ)のやり方を説明してくれています。
これまでに関連動画を見てきましたが、この作業は、他人それぞれで違うところがあります。私も私なりにコツを掴みましたので、配信者のやり方を参考に、自分なりのやり方でカラコレはするつもりです。
私は今まで、カラコレまでで満足しており、特別、自分なりの色合いを作るカラグレまでは考えていませんでした。それが、今回紹介する動画を見ているうちに、私の場合は完全な趣味のお遊びですが、カラグレっぽいこともしてみたくなりました。
今回の配信者は、Blackmagic Designの、RAWで撮影できるカメラを使っていますが、シネマティックな映像づくりを狙っているようです。
ミラーレスカメラで撮影した動画は、綺麗に写りすぎ、シネマティックな映像には見えないということで、そのような映像にするたえめ、画質を粗くすることも含めた、作業について話しています。
私は特別シネマティックな映像にしたいとは、今のところは考えていませんが、動画編集ソフトのDaVince Resolve Studioに搭載されている色編集の機能が結構遊べそうに感じ、それがとても愉しくて、ほぼ一日それに費やしてしまったというわけです。
素材に使ったのは、本コーナーで一度紹介した、庭で紅葉した木の葉を撮った動画です。
三本紹介した中で、その動画はピクチャープロファイル(PP)の中の、Movieガンマを使うPP1を使い、ISO感度をオートで撮影したものです。
紅葉した木の葉の後ろの明度が暗いため、手前の葉が白飛びする失敗動画になってしまっています。その動画をそのまま紹介し、Logで撮ったものでなく、露出に失敗した撮って出し動画は救えない、と書きました。
それを素材として使い、どの程度まで「救えるか」と、「救った」あとに、どの程度まで、色の遊びができるかを試しました。
そのように色編集したのが下に埋め込んだ動画です。
一度は救えないと思った動画ですが、結構「救えた」ように思います。しかも、素材の動画は通常の動画モードで撮影したもので、Log動画ではありません。
もっとも、はじめから色編集するつもりの動画であれば、私はLogで撮ることにしますが。理想をいえば、今回参考にさせてもらった配信者のように、Blackmagic DesignのBlackmagic RAWで撮影するのがベストです。
今回の失敗動画を本ページで紹介した動画に編集する過程は、もう一度同じことをして、その様子を動画にしようか、と考えたりしてます。そんな動画を作っても、誰の参考にもならないですが。
今回の作業では、参考の動画を参考にして、初めてするような作業をしました。具体的には、レイヤーを使う作業です。これがなかなか愉しいです。これは、アイデア次第で、いろいろなことに応用できそうです。
配信者は、シネマティックに動画で良く使われる、人物のスキントーンをオレンジ気味にし、背景を青緑っぽくする「ティール & オレンジルック」を実現するため、レイヤーとマスクを使って、人物を背景と分けてグレーディングする実際を見せてくれています。
私はそれを応用し、手前の木の葉と背景の色味を変えることを指定見ました。これを使って遊べば、木の葉と背景の色を自分の好きな色味に変えることが割と簡単にできそうです。
たとえば、こんな感じですね。これをすることの良し悪しは別にして、個人で愉しむ分には愉しいです。
何度も書くように、私は趣味の遊びとしてしているだけですが、これはこれで、結構愉しめます。趣味としても悪くないです。
とにかく、動画編集ソフトのDaVince Resolve Studioは、できることが無数にあります。これを使いこなせたら、どんな映像も作ることもできるでしょう。
それを深堀することを、飽きるまで続けてみましょう。