ミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)で動画を撮影するのなら、ビデオカメラで撮った動画とは一味違う動画にしたい、と私は考えています。
先月の終わり頃、ソニーのα7 IIを手に入れ、自分なりに「研究」していることは、このところの本コーナーで何度か書いています。

前回は、たまたま撮影した動画に写る、庭の外灯がフリッカーを起こしたことについて書きました。それを体験したことで、ネットで調べると、今の蛍光灯はほとんどがインバータータイプになり、これまでいわれていたような、動画撮影におけるフリッカー問題はほとんど気にしなくてもよさそう(?)なことを知りました。
そんな中にあり、庭の外灯がフリッカーを起こしたことが気になり、改めて、外灯を様々なシャッター速度で撮影し、どの速度でそれが発生するのか確かめ、それを動画にしました。
私の家の庭についている外灯はLED照明です。LEDでも、蛍光灯でにいわれていたような、フリッカーの問題があるのかは知りません。イメージ的には、LEDでは起こらないのでは、と根拠も持たずにぼんやりと考えていました。
ともあれ、昨日の朝、まだ外灯がついている時間、α7 IIで外灯を動画に収めました。
動画はLogで撮影するため、ISO感度はISO1600に固定し(私のカメラは、この感度が、Log撮影時の最低ISO感度です)、10倍ズームレンズのf値は7.1に設定しました。あとは、シャッター速度を、通常、Logの撮影で使う1/50秒で撮影を始め、1ステップずつ、速度を上げ、フリッカーが生じるのか、生じないかを確かめました。
結果は、私にとっては意外なものでした。
これまで、蛍光灯でフリッカーが発生するシャッター速度でフリッカーが発生するだけでなかったからです。
動画の「語り」は私ですが、声がこもっていて、お聞き苦しいと思います。申し訳ないです。もう2カ月以上になりますか、この状態が続いています。
原因は、私の勝手な想像ですが、新コロのために作られたとされているワクチン(似非ワクチン)にあるように考えています。
私は一度も接種していませんが、義兄が8月末に接種する予定でした。実際に接種したか確かめていませんが、そのあとぐらいから、この症状が出ています。義兄も同じように声がこもっていますが、本人は意に介していません。
そういえば、岸田文雄首相(1957~)のことが、今発売中の『週刊文春』に載っているのを新聞の広告で知りました。岸田首相は「コロナの後遺症」とかで、鼻声になり、それがなかなか治らず、「イライラしている」ということです。
私はテレビのニュースやワイドショーの類いは一切見ませんので、岸田氏の「鼻声」は確認していません。
私が指摘できることは、岸田首相の「鼻声」の原因は、新コロのせいではないことです。問題のウイルスは未だに確認されていないからです。
残る原因の可能性は、私や義兄と同じで、似非ワクチンにあるのではありませんか?
私の籠った声のいいわけから、話が脱線しましたので、本題に戻します。
フリッカーが発生しないのは、東日本の当地では、1/50秒と1/100秒だけです。前回更新した時に紹介したページに書かれていたように、東日本は1/100秒で動画を撮影すれば、理論的にフリッカーが生じないことは確認できました。
西日本は、1/120秒がフリッカーが絶対に生じない速度になります。
東日本は、1/60秒でフリッカーが生じ、上に書いたふたつのシャッター速度以外は、フリッカーが生じています。
もっとも、動画の撮影が目的で、Logで撮影するような場合は、1/50秒か1/100秒以外は、使わないことを考えれば、速度が速いシャッター速度のことは除外しても良いでしょう。
「検証」をしてみてもわからないのは、私の庭の外灯に生じるフリッカー問題です。
LED照明のはずですが、インバータータイプでない、昔の蛍光灯に近い性質を持つLED照明(?)、というオチだったら、頷けない結果ではありません。
前回の更新のために試し、自分の部屋の天井についている蛍光灯は、東日本の当地で、1/60秒で動画を撮っても、フリッカーが生じないことを確認しました。
あとは、私の家の庭にある外灯のように、稀にフリッカーを生じさせる照明器具がある、というぐらいの認識で良いことになりましょうか。
前回の更新で、Logで動画を撮影するとき、シャッター速度をもっと柔軟に考えても良いのでは? と考えたことを書きました。そのあとまた考えが変わり、これまで通り、24フレーム(23.976fps)で撮影するときは、1/50秒で撮影することにします。
日中屋外でこの速度を守るのは面倒ですが、適宜にNDフィルターを使い、レンズから入る光量を落とすことにしましょう。
Logの撮影でいえば、ピクチャープロファイル(PP)の設定も若干変更しました。
ネットの動画共有サイトの動画にあった、彩度を上限の【+32】まで上げて撮影する方法ですが、オリジナルの、彩度【±0】に戻しました。
これで撮影しても、動画編集ソフトのDaVinci Resolve Studioで色編集をするとき、明度(輝度)を適正にすれば、それにつれて、彩度が適正に近づくからです。
Log動画の色編集は、いわれているほど面倒でも難しいことでもなく、簡単なひと手間で、適正な色味は得られます。
しかも、そのようにして得られた映像は、撮って出しの映像より、理想的な映像に近づけることができるように私には思え、今後も、α7 IIで動画を撮るときは、Logで撮影することを心がけます。