昨日(17日)、日本経済団体連合会(経団連)が新コロウイルス感染対策の指針を大幅に見直したことが報じられています。
本題に入る前に、私が考える「そもそも論」を書きます。
私は、新コロ騒動が始まった2020年の春には、新コロとされたウイルスの存在を信じなくなりました。願望からその結論に達したのではありません。新コロウイルスの存在がいつまでたっても証明されなかったからです。
マスメディアの報道を信じれば、瞬く間に世界中に新コロウイルスが蔓延したとされています。そうであれば、世界中のあちらこちらで、「問題のウイルスが見つかった」「こっちでも見つかった」という報告が相次いであるはずです。
ところが、そのような報告が一例もないのです。
マスメディアはなぜ、それを不思議に考えないのか、私には不思議でなりません。
マスメディアが新コロ騒動の報道で頻繁に使った新コロウイルスとされる画像も、信憑性はゼロです。問題のウイルスが一度も単離されたことがないのに、どうして、画像だけを入手できるのですか。
これは、フェイク画像だと見て間違いでなかろうと思います。
もしも、正真正銘の新コロウイルスの画像であるというのなら、画像は一枚きりではないでしょうから、部分を拡大したものなど、精細な画像を数多く見せてください。
肝心のウイルスの存在が確認されていないのに、なぜか、感染する人が世界中で溢れました。
このことについては、騒動の当初から、徳島大学名誉教授の大橋眞氏が、ご自身のYouTubeチャンネルで繰り返し疑問を呈されていました。
Aという人が持っていたウイルスがBという人に「伝播」したのであれば、AとBふたりから、同じウイルスが見つからなければなりません。しかも、その検査の前に、Bという人が、そのウイルスを持たないことを確認しておかなければ、「伝播」したことの証明にはなりません。
そのあたりのからくりを、大橋氏はミカンを使った手品に例えていました。
テーブルの上に、伏せて置かれたAとBふたつボウルがあります。手品師が、空のAのボウルにミカンをひとつ入れ、伏せます。
手品師は、「Aのボウルに入れたミカンを、Bのボウルに空間移動させてご覧にいれます」と口上を述べます。「エイ!」と掛け声を掛け、伏せてあったBのボウルの中を見ると、中からミカンがひとつ現れます。
これをもって、手品師は、AのボウルからBのボウルにミカンを移動させたといい張ります。
種明かしをすれば、あらかじめ、Bのボウルにミカンを入れ、伏せて置いてあっただけです。ミカンが空間移動したわけではありません。
もしも、それを信じさせたいのであれば、移動させる前に、Bのボウルの内側を見せ、中にミカンがないことを見ている人に見せなければなりません。
そしてもうひとつ、Aのボウルに入っていたミカンと、Bに移動したことになったミカンが、同一であることを証明する必要があります。
この手品のあとに、新コロウイルスの感染を考えれば、矛盾点に気がつけるであろうと思います。
もう一度書きますが、新コロウイルスが未だに一度も単離されたことがありません。ウイルスの存在を証明した例が一例もないのです。
ましてや、問題のウイルスを顕微鏡などで確認した人はいません。
今書いた手品にたとえれば、「移動」したとされたミカンを、まったく確認していないということです。Aのボウルに入っていたミカンと、Bのボウルに入っていたミカンが別のミカンであれば、「移動」したことにはなりません。
それと同じ理屈で、「伝播」したとされるウイルスが本当に存在するとしても、そのウイルスと同じウイルスが別の人間の体内から発見されない限り、「伝播」したことにはなりません。
しかも、感染者とするからには、感染するまでは感染していなかったことを、検査の前に証明しておく必要があります。
ミカンの手品に例えれば、Aのボウルから「移動」させる前に、Bのボウルの中にミカンがないことを確認するのと一緒です。
今回の騒動で、多くの人を騙すのに使われているのがポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査です。この検査が、問題のウイルスだけを見ている証拠はまったくありません。
話を簡単にすれば、何に反応して陽性の結果を出すのかわからないということです。
タンザニアのジョン・ボンベ・ジョセフ・マグフリ大統領(1959~2021)が、昨年3月17日に亡くなりました。心疾患で亡くなったことになっていますが、タイミング的に、鵜呑みにすることはできません。
マグフリ大統領は、騒動が始まったあと、PCR検査に疑問を持ち、パパイアの汁をPCR検査したら陽性になった、といった指摘をして、世界に驚きの声が上がりました。
新コロ対策に反対した大統領は、騒動翌年の春に命をなくしました。新コロ騒動を否定していたことと、大統領の死が無縁とは私には思えません。
PCR検査法を発案してノーベル化学賞を1993年に受賞した、米国の生科学者キャリー・マリス氏(1944~2019)は、自分が発案したものは、検査に用いるべからずと生前に注意を喚起しています。
そのマリス氏が、騒動の始まる前の2019年8月7日、自宅で肺炎のために亡くなった、ように私は記憶しています。それをネットの事典ウィキペディアで確認しようと思いましたが、死因についての記述はありませんでした。
通常、肺炎の症状があれば、病院に入院するでしょう。自宅で、肺炎のために亡くなるのは珍しいように、素人の私は考えたりします。
ミカンの手品のたとえ話に戻れば、Aのボウルに入れたミカンとBのボウルから出てきたミカンがまったく同じミカンであることが証明されて、初めて「移動」したことになります。
新コロウイルスも、Aという人から見つかったウイルスと、Bという人から見つかったウイルスがまったく同じで、しかも、Bが、Aから見つかったウイルスを事前には持っていなかったことを確認したあと、BからAから見つかったのと同じウイルスが見つからない限り、ウイルスがAからBに伝播したことは証明できません。
今回の騒動で、もしもPCR検査が実施されなければ、騒動は早々に終わっていたでしょう。
肝心のウイルスが存在しないとすれば、人々がウイルスの伝播によって何らかの症状を起こすこともありません。普通に日常生活を送れるのであれば、何も問題にはなりません。
騒動を企てた者は確実に存在します。こんなことを書きますと、未だに陰謀論という人がいるかもしれません。
しかし、そうとでも考えない限り、先進国の為政者や世界保健機関(WHO)、マスメディア、製薬会社やグローバル企業が、誰かに指示されたように、同じ主張で、人々の行動を制限するはずがありません。
2001年9月11日に米国で起きた「アメリカ同時多発テロ」は、イスラム過激派テロ組織のアルカイダが起こしたテロだ、と未だに欧米や日本のマスメディアが論じるのと同じ構図です。
常識的に考えて、ニューヨークにあった世界貿易センタービルが、旅客機の激突したことだけで、粉々になって崩れ落ちることは考えられません。しかも、映画の見せ場を作るように、一棟が崩れたあと、的確な時間を空け、二棟目が崩れました。
これらのビルに入っていた会社に勤める人のうち、ユダヤ系の人(ユダヤ人)は、当日は勤務を休むよう指示が出されていたと聞きます。
PCR検査の疑わしさについての話に戻します。
この検査を受けても、何が反応して陽性になるのかわかりません。それだから、大橋眞氏は、「PCRおみくじ」と呼ぶのがふさわしいと話されています。
おみくじで凶や吉がどうして出たのか考える人はいません。おみくじ箱に入っていたくじが、偶然の気まぐれで出たものに、疑問を持っても仕方がないからです。
PCRおみくじを受けて、陽性になったからといって、何の証明にもなりません。思い出してください、問題のウイルスは未だに証明されていないのです。だから、PCRおみくじで、そのウイルスを持つことなんて、証明できるはずがないではないですか。
たまたま、何かが検査に反応して陽性になっただけです。パパイヤの汁でも陽性になります。検査すれば、身の周りのものから、多くの陽性結果が出るでしょうよ。
こんな風に、心配したり不安になったりするウイルスの存在が証明されていないのに、この2年半、意味のないPCRおみくじをしては、意味のないPCRおみくじで陽性のくじを引いた人の数をマスメディアが報道してきました。
症状が出る人の大半が高齢者です。それを聞いたときに、自分で疑える思考力を持ちましょう。
高齢者が新コロウイルスで症状が出、中には重症になる人が出たのではなく、もともと、持病を持つなど、何らかの理由で体調が悪かった高齢者に、PCRおみくじをしたら、騒動を企んだ側の思惑通りに、陽性になっただけなのではないのか、と。
本当の感染症であれば、高齢者にだけ感染するなんてことはないでしょう。
ここまで書いたように、肝心のウイルスの存在が証明されていないのですから、それが他者に伝播するのかの確認のしようがありません。
それなのに、日本でも、為政者が専門家の意見を聴き、おそらくは意味のない、対策を講じてきました。どんな対策があったか、本日の朝日の記事を参考に確認しておきます。
以下にあげるものや部品は、消毒液を浸した布などで、できるだけ頻繁に拭く。
- テーブル
- ドアノブ
- 電気のスイッチ
- エレベーターのボタン
ほかにも、オフィスや工場の設備や器具も、同様のやりかたで、常に表面を清潔にすることが推奨されました。
経団連が、これまでの新コロ対策を大幅に見なすことについては、毎日新聞が報じ、Yahoo!に上がっていた記事を確認しました。
その記事は、本日の朝日の記事より踏み込んだ書き方をしています。毎日の記事は、次のように書いています。
これまでは接触感染の対策を重視していたが、主な感染経路が飛沫(ひまつ)やエアロゾル感染(空気感染)と分かり、換気に重点を置いた内容に改定した。医療機関を除く公共の場所のドアノブや椅子などの共用設備については、過剰な消毒は必要ないと判断した。
毎日新聞「テレワークは限定、過剰消毒不要 経団連がコロナ指針を大幅緩和」から
ここまで書いてきたように、私は新コロウイルスの存在を信じていないため、どのような対策も必要ないと考えます。
しかし、為政者や専門家は、問題のウイルスが存在することを前提に対策を立てます。その際、専門家とされる人であっても、考え方がふたつに分かれたことはご存知でしょうか。
問題のウイルスが人間に伝播するとして、その感染経路が「空気感染」なのか、それとも、「指触感染」なのかのふたつにです。
誰の声が大きかったのか、これまでは「指触感染」が重んじられ、その結果、人が頻繁に触れるものを小まめに消毒する対策が採られてきました。
最近、本コーナーで2度、その人について取り上げましたが、大阪市立大学名誉教授の井上正康氏(1945~)は、一貫して「指触感染」を訴えていたと記憶しています。
すべての発言を承知しているわけではありませんが、感染のリスクがある場所として、トイレをあげていました。詳しくは記憶していませんが、便器の便座を拭くことも推奨していたように思います。
新コロウイルスが存在するとして、そのウイルスを持つ人が何かに触れたあと、別の人がそれに触れ、ウイルスが付着した指先で自分の眼や鼻、口に触れることで、ウイルスが体内に侵入するというイメージでしょうか。
私もその考えを一概に否定するつもりはありません。
私は昔、風邪をひくことが少なからずありました。それが、騒動の始まる数年前からですが、ほとんど風邪をひかなくなりました。
何かのきっかけで始めたのだと思いますが、私が気を付けたことは、自分の指で目や鼻などをやたらに触らないようにしたことです。
それに気を付けたせいかどうかわかりませんが、風邪をひくことがなくなりました。
すぐ上で引用したように、経団連は、ウイルスの感染対策として、「指触感染」ではなく、「空気感染」を重視する対策に大きく舵を切っています。
それにより、それ以前は神経質に実施していた、人の手が触れる設備や器具の洗浄や消毒の呼びかけを削除しています。
井上正康氏が「指触感染」を採用するように、「空気感染」を採用する人がいました。国立病院機構仙台医療センターの西村秀一氏(1955~)は、その考え方での対策を訴えています。
西村氏が書いた本は、騒動が始まった2020年7月に読み、本コーナーで紹介しました。
それを読みながら、良かれと思ってやっている対策が逆効果になっていることも、知ることができました。
本日の朝日の記事では書かれていませんが、Yahoo!にあがった毎日新聞では、飛沫を防ぐためとして対策が講じられていたアクリル板やビニールカーテンは、「過度な仕切りは空気の流れを悪くする」(経団連)として、経団連が出す対策の項目からは削除されたそうです。
アクリル板といえば、私も毎週日曜日に見る習慣の「NHK杯テレビ将棋トーナメント」(NHK杯)の将棋対局では、騒動が始まって以降、それまでの座敷に座布団ではなく、スタジオに台と椅子を並べ、将棋盤を台に載せ、対局者は椅子に座って対局するようになりました。
しかも、両者の前にはアクリル板が設置されています。あれが、どれほど効果があるものか、それとも、形ばかりで、何の意味もないものか、見るたびに違和感を覚えます。
将棋の棋士は、対局中に相手に話しかけることはありません。だから、飛沫の心配がありません。それなのに、口に水分を含むとき以外はマスクをしています。
このほど、経団連が対策を大幅に改めました。NHK杯の将棋対局における「対策」も、そろそろ見直す時期になったものと思われます。
本ページでも繰り返し書いていますが、私は新コロウイルスの存在を信じていません。ですから、特別の対策は必要ないとの考えに落ち着きます。
そこで思い起こされるのが、飲食店に対して採った対策でしょう。
公のデータとして、感染減が飲食店とするものは、全体の数パーセントでしかありませんでした。そうであるのに、執拗と思えるほど、飲食店「いじめ」をしました。
騒動が始まって2年半たって、感染ルートが空気感染であると、経団連が見解を固めました。
日本の経済の一翼を担うであろう飲食店への対策も見直し、これまでの対策が正しい方向でなかったことがわかれば、速やかにそれを改めるべきです。
そして、飲食店への対策が厳しすぎたとわかったとき、飲食店の経営者はやりきれない気分になるでしょう。
飲食店の中には、元々売り上げが少なかったのが、休んで補助金をもらい、逆に得したケースもあると聞きます。
ただ、まじめに従い、多くの被害を被った経営者は、それを指示した為政者や専門家、マスメディアを恨んでも恨みきれません。中には経営に行き詰まり、自ら命を絶った例もあります。
これらも含め、一度ここで騒動を冷静に振り返り、反省すべきところは反省すべきです。
意味がないばかりか、害でしかない似非ワクチンを、騒動を企てる側や米国のいいなりになって大量に買わされ、使わずに廃棄していることが報道されています。
それが結果的に何兆円の規模になるのかわかりません。それだけの国家財産をドブに棄てるのであれば、勝手な理屈で多大な迷惑をこうむった飲食店に、御見舞金の名目で配ってもよいように、私個人は考えます。
来月には参議院選挙があります。与党から野党まで、新コロ騒動の問題点を争点にする立候補者や政党は、ほとんどいません。
この国難にそれを無視するような政治家は、存在価値がありません。まったくのゼロです。
それどころか、製薬会社と裏で組む政党まであると聞きます。
上の支持に従うだけの岸田内閣が、6割以上の国民から支持されているというのもまったく理解できません。
一体この国は、この先、どうなるのでしょう。
政治家も馬鹿なら、6割の有権者も馬鹿です。国民を似非ワクチンで殺しにかかっている為政者を、どうして信用できるのですか?
いい加減、目を覚ましませんか?