新コロ騒動が始まって2年半ほど経過しました。
私自身がそうですが、新コロウイルスが本当に存在するとしたら、それはどんなもので、どのように細胞に感染するのか、正しく理解している人は、まだまだ多くはない(?)のではないでしょうか。
また、そのウイルスへの感染を防ぐとされて開発されたmRNAワクチンとはどんなもので、どのようにして、感染を妨げるのかも、理解していない人が少なくない(?)かもしれません。
いずれも、理解度が低い私を基準としているため、多くの人には、「私はよくわかっている」といわれてしまうかもしれません。
前々回の本コーナーで、スペインの研究者が、新コロウイルスのために作られたことになっているワクチン(以下、「似非ワクチン」と書きます)には、為政者や表のマスメディアが伝えるような、mRNAはまったくといって含まれていない、と私には衝撃的と思える説を唱えている動画を紹介し、自分なりの考えを書きました。
今回は、それを発展させた話を書きます。
私の認識不足であるのかもしれませんが、似非ワクチンを疑う専門家であっても、mRNAワクチンに、遺伝子情報の一部がワクチンとされるものの主成分であると考える人が大半であろうと思います。
それを前提に、これらのワクチンを開発した製薬会社が主張するように、人体には安全なものではない、といった見解を表明されています。
ところが、接種に使われた似非ワクチンの容器(バイアル)に残った液体を顕微鏡などで観察することを、スペインの研究者や専門家らは実行しており、その観察の結果、似非ワクチンの安全性を疑う専門家らが懸念の主材料としているRNAが、まったくといっていいほど、接種済みの溶液からは確認できなかった、と前々回の本コーナーで紹介した動画に登場する、リカルド・デルガド博士は述べています。
こうした見方に対し、たとえば、大阪市立大学名誉教授の井上正康氏は、そうしたことを主張するのは、「反ワクチン集団を潰すための迎撃ミサイル」を発射するようなもので、たちの悪いフェイクやデマだと頭ごなしに決めつけるようなことを動画で述べています。
私は、ふたつの見解の対立を煽るのを目的として、前々回と今回、書いているわけではありません。
新コロ騒動において、私は頭を柔軟にして、ニュートラルな考え方を採りたいと考えています。
デルガド博士自身、動画で、2年ほどに渡って、mRNAが似非ワクチンの主成分であるという考えに囚われ、時間を無駄に過ごしてしまったと述べています。
そうなってしまったのは、製薬会社などが公表する公式なデータを前提に物事を見てしまったから、とも話しています。
井上氏らにしても、真相に迫ろうとして、そのたたき台に、公式に明らかになっている一次情報を基に、あらゆることを考え、危険性があれば、それに対する注意を喚起してくれているのでしょう。
医学の専門知識を持つ人ほど、できるだけあやふやな情報は破棄し、明らかになっているデータを重視したい考えを持つのだろう、と私は理解しています。
ただ、専門的には常識的であることを超えて、何かが似非ワクチンに含まれている可能性があるのであれば、その追究は止めずにいて欲しいです。
デルガド博士にしても、使用済みの似非ワクチンのバイアルを、おそらくは秘密裏に入手し、観察することをしたのでしょう。
mRNAワクチンを製造する製薬会社は、使用済みバイアルの回収を徹底させているそうです。その強要は、彼らが、内容物の観察を恐れている表れの反映といえましょう。
バイアルの内容物を自分の眼で観察すれば、公表されているデータ以外のものを、自分の眼で確認することができるかもしれません。
そうしたことをしたうえで、デルガド氏はご自分の眼を信じ、動画でインタビューに答えているのです。
デルガド博士らの見解を、井上氏がフェイクだとかデマだと一刀両断するのであれば、井上氏もバイアルをご自分の眼で確認すべきです。
それをせずに批判だけするのであれば、机上の空論を弄(もてあそ)ぶのと一緒です。
昨日、あることをしたことで、前に本サイトで紹介したニコニコ動画があることに気がつき、それを見ました。
それをするきっかけは、私事になってしまいます。
本サイト内にある「ディープ動画」では、新コロ関連のニコニコ動画を多数紹介しています。その関連でニコニコ動画を紹介するようになったのは、昨年6月頃からであったと記憶します。
それ以前は、最大手のYouTube動画が動画”発掘”場所でした。それが、YouTubeを運営するGoogleが新コロ騒動に協力する立場であるため、騒動を企てて起こした側に不利な動画を削除する動きが強まりました。
それでも、騒動のおかしさやワクチンの危険性を動画で訴えたい人は、緊急避難的にニコニコ動画に動画配信の場を移しました。
そのような経緯で、騒動関連の動画は、主にニコニコ動画になりました。
ニコニコ動画を本サイトのページに埋め込む形で紹介してきましたが、最近、本サイトの更新に利用させてもらっているWordPressの表示テーマを変更したところ、それ以前のテーマであれば、ニコニコ動画が画面の中央に表示されていたのに、新テーマでは、画面の左端に表示されるようになってしまいました。
これは、PCのブラウザに起こった現象で、私が使うタブレットPCでは、そのようなことは起きていません。
PCブラウザだけに起こることであったとしても、見てくれる人には不便だろうと考え、手直しの作業を始めました。
現在、「ディープ動画」には約3,000本の動画を登録しています。その内、昨年6月以降ということであれば、1,000本強が該当するかもしれません。
予想より1カ月ほどあとの、昨年7月はじめ以降に公開したニコニコ動画がそれに該当しました。
ともあれ、その作業をする過程で、今年2月2日に公開した次の動画の存在に気がつきました。
動画で話されているのは、アンドリュー・カウフマンという医師であったと思います。新コロ騒動に一貫して疑問をお持ちの専門家で、信頼に足る人です。
カウフマン医師が、今年の2月はじめの時点の動画で、似非ワクチンの内容物に強い疑念を持たれていたことがわかります。
この動画を私自身で紹介しているわけですから、当然、動画の内容は知っていたはずですが、動画の数が多いこともあって、いつの間に忘れていたことになります。
前々回の本コーナーで取り上げたデルガド博士の主張と重なる部分がカウフマン医師の話にはあります。
カウフマン医師が動画で話されているスパイクタンパク質云々の部分は、新コロウイルスとされているものが本当にあるとして、その突起であるスパイクタンパクなのか、それとも、似非ワクチンに含まれている成分についての話なのか、この動画では私にはよくわかりませんでした。
井上正康氏らも話していたと記憶しますが、似非ワクチンを接種すると、それに含まれているとされるmRNAにより、スパイクタンパクが作られ、それが人体に悪影響を与える、というようなことではなかったか、と思います。
その方面の知識を持たない私が、話を間違って受け取っているのなら申し訳ないです。
私は、騒動の基になる新コロウイルスの存在は信じていません。日本を含めて、世界中のどこの国の専門機関も、新コロウイルスの存在を実証できていません。
ウイルスが存在するかしないかは、こことはひとまず脇に置いて話を続けます。
新コロウイルスというものが実在すると仮定しますと、そのウイルスの表面についているのがスパイクタンパクというものです。
騒動が始まってから、日本の大手マスメディアは、騒動を企てて、人々の不安を煽る側に組み込まれていますから、人々を怖がらせることを目的に、新コロウイルスのイメージを、毒々しい色にするなど、恐ろし気に加工して世の中にばら撒くことをしています。
新コロウイルスを未だに誰も単離していないのに、どうして、そのウイルスとされる画像をマスメディアだけが手に入れることができるのでしょう。結局のところ、それを使うマスメディアが、なんの画像かわからず、無責任に使っているだけのことです。
それはともかく、それらのウイルスの画像に写るウイルスの表面には突起が、太陽の周りに発生するコロナのように、飛び出して見えます。
これがスパイクタンパクというもので、人間の細胞にとりつくために働くそうです。
細胞にはACE2という受容体があり、そこにスパイクタンパクがくっつき、細胞の中に入っていくようです。
専門知識を持たない私が書いていることですから、あるいは、誤った認識かもしれません。
今回のワクチンが、本来の働きを持つものと仮定すれば、ワクチンに含まれるmRNAが体内に入り、スパイクタンパクがACE2にくっつくことを邪魔する中和抗体を作り、その結果、新コロウイルスが細胞内に入ることを防ぎ、感染を予防する働きをする、という仕組みであることになります。
この話を踏まえた上で、デルガド博士の動画をもう一度見ますと、RNAは、まったくといっていいほど似非ワクチンの中にはないそうですから、「ワクチンでも何でもないでしょう」という話になってしまいます。
今回掘り起こしたカウフマン医師の動画は、別の興味深い話が聴けます。
カウフマン医師が話されているのが、人工的に作られたウイルスのことなのか私にはもうひとつよくわからないのですが、スパイクタンパク質を、「自然界の生物から採取して純化したものではなく、コンピュータの配列上で構築したもの」と述べ、実際に、そのようなスパイクタンパク質が作られたのかは「不明」だと話しています。
この動画を今回見返した時、はじめは、似非ワクチンを接種してもスパイクタンパクが体内で作られるのかは怪しい、というような意味に採りましたが、考えてみれば、スパイクタンパクは新コロウイルスがあるとすれば、その表面についているもので、ワクチンが本来の働きをするのなら、そのスパイクタンパクと細胞の受容体がくっつのを阻害する中和抗体がmRNAによって作られるのであり、スパイクタンパクが作られるわけではないことになります。
それなのに、たとえば井上正康氏にしても、似非ワクチンの接種によって、スパイクタンパクが作られ、それが血管内に入れば、血管内壁を傷つけるなど、悪影響を起こす、というような話をしていたように記憶するのですが、私の記憶違いでしょうか。
本コーナーの更新を終えたあと、井上氏の動画があり、それに関する話をしていれば、それを見て、私の記憶違いであったか、確認することにします。
ワクチンで作られることになっているのは、スパイクタンパクではなく、スパイクタンパクが細胞の受容体にくっつくのを妨げる中和抗体なのではないのでしょうか。
これからも私は、予断を持たず、騒動に疑いの目を持ち続けることにします。