アフレコの練習がてら作った動画

本コーナーで前回更新した内容の続きになるような動画を、ネットの動画共有サイトのYouTubeにアップロードする予定です。本日分の更新を終えてから、アップロードの作業に入ります。

前回の更新では、私が昨年から使っている動画編集ソフトのDaVinci Resolve Studio(DaVinci)で、ある動画の編集をしていることに触れましたが、その動画が本日アップロードする動画です。

内容は薄く、自分があることを練習するつもりで作ったものです。あることというのは、撮影が終わった動画に自分の語りを吹き込む、アフレコの練習です。

YouTube界隈では、テキストによるブログに対抗する(?)ように、動画で個々人の日常を綴るVlogをする人、Vloggerが増えています。Vloggerの人たちは、自分の近くにカメラをセットし、そのカメラに向かってしゃべる自分の姿を動画にして配信しています。

私もYouTubeに自分のチャンネルを持っていますが、私自身が動画に登場することはありません。辛うじて登場するのは、何かを手に持つために画面に写り込む私の手と腕ぐらいです。

そしてもうひとつ、私の動画の作り方の特徴としてあるのが、カメラで動画を撮影するときに、何かを説明するためにしゃべる自分の声を同時録音しないことが主であることです。

本日の豆昔話
映像好きを自認する私は、その昔、当時、普通の個人が扱えた8ミリ映画を道楽にしていました。
ずっとあとになって、同時録音できるフィルムが発売になりましたが、それまでは、撮影時に音を同時に録音することはできませんでした。
その頃、一年に一度、アマチュアが制作した8ミリ作品のコンクールがありました。コンクールに入選するような作品を応募するアマチュアは、フィルムとテープレコーダーが発する音を同期させたりしていました。
人が話す顔が大写しになり、唇の動きと、その人が発する声をシンクロさせるのは難しく、それが実現できたシンクロは、「リップシンクロ」といわれました。
このような経験が、今も私に、アフレコ作業を採用させている(?)のかもしれません。

自分の手元を撮影するときは、黙ったまま撮影します。

その動画の編集が終わったあと、その動画に合わせて自分の声を入れます。

自分の声を録音するのに私が使うマイク MXL-V67

こんな作り方を好むため、私の動画制作では、アフレコは欠かせません。

一年ほど前からDavinici Resolve Studioを使っていますが、これまで、アフレコが必要な動画を作っていなかったため、DaVinciでアフレコがちゃんとできるかどうかの確認をしていませんでした。

それが今回、アフレコが必要になり、いざそれをしようと思ったらできず、その実現のために数日費やしたのです。その様子を前回の更新で伝えたことになります。

私は基本的に、気が向くと、自己満足を満たすため、動画を作ります。今回の動画にしても、他人が見て何かためになったり、面白く感じたりすることはないでしょう。

そんな動画ですが、その動画を作ったことで、いくつかの収穫がありました。

ひとつは、今も書いた、DaVinciでアフレコ作業ができるようになったことです。

そしてもうひとつは、2013年9月に中古で手に入れた民生用ビデオカメラの、キヤノン iVIS HF F41をマニュアル設定にして使えば、デジタル一眼カメラ(デジ一)を使って本格撮影された動画に負けない(と私が思っているだけ)動画を撮影できる十分な手ごたえを感じたことです。

私が動画撮影する時のメインカメラ キヤノン iVIS HF M41

最近、桜風涼(はるかぜ・すずし)氏(1965~)らの動画をYouTubeで見たりしたことで、民生用ビデオカメラを使うときも、カメラ任せのオートではなく、マニュアル設定で撮影する意欲が沸きました。

といっても、何か特別な手間暇をかけて今回の動画を撮影したわけではありません。

照明も、LED照明などは使わず(持っていません)、天井の蛍光灯だけです。

それでも、ホワイトバランス(WB)をマニュアルで設定した動画を見ると、悪くない映像に見えます。あまりにも良く撮れていたため、色の補正に抜群の威力を持つ動画編集ソフトのDaVinciを使いながら、色の修正は一切しませんでした。撮って出しの映像です。

外で撮影する時も、マニュアルでWBを設定すると、これまでとは違った写り方をしてくれるように感じています。

残る問題は、私が使うビデオカメラの場合、内蔵マイクに頼るしかないことです。

もっとも、私はVloggerのように、このカメラを自分に向け、カメラに向かって何かをしゃべる動画を撮るわけではありませんので、私に限っては、音が綺麗に撮れないことはそれほどの問題になりません。むしろ、ビデオで環境音を録れるのは重宝です。

途中で書いたように、私の動画作りでは、自分の声はあとから入れるアフレコです。このアフレコをDaVinciできちんと使えれば、撮影時の録音は無視してもいいくらいです。

ADR for Beginners

こんな風に、気ままに動画作りを愉しむ私ですが、本日分で書いたように、収穫をふたつ得ました。

今練習しているのは、DaVinciのFusionページで、様々な動画の効果を自分のものにすることですが、これはなかなか身につかないかもしれません。しかしこれも、自分の愉しみですることで、期限を設けず、コツコツと続けていくことにします。

Fusionの概念【初心者必見】DaVinci Resolve

すぐ上で書いているように、これを見たからといって、ためになったりすることはありません。私の自己満足動画です。

それでもよかったら、下に埋め込みますので、ご覧ください。

なお、私の指先が黒く汚れていますが、これは、ビデオカメラで撮影する前、万年筆のコンバーターにインクを補充して、指が汚れてしまったのです。お見苦しい指を登場させてしまって申し訳ありません。

本日の豆訂正
動画の最後に、撮影時の設定をテキストで紹介しています。その中に誤りがありますので訂正します。
「カレーコレクション」と書いていますが「カラーコレクション」の誤りです。動画を公開してから気がつきました。
そしてもう1カ所訂正があります。それはシャッター速度につけた単位で、「1/100fps」としてしまっていますが、「1/100秒」に訂正します。フレームレートと混同して書いてしまいました。
これらの部分を訂正して作り直せばいいのですが、申し訳ありませんが、そのままにしておきます。

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