今年に入り、新コロ用ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査で陽性になった人の数が急増しています。マスメディアは待っていたかのように、今また、「感染者急増」と嬉しそうに報じています。
昨秋、日本の新規PCR陽性者が急減しました。どうして激減したのか、日本の専門家といわれる人たちは、明確な理由を示せませんでした。それが今、一転して陽性者が急増していますが、この理由を明確に示せているでしょうか。
専門家の中には、オミクロンという変異体ができ、これの伝播力が強いことを理由に上げる例が見られます。しかし、それだけで、これだけの新規陽性者数の増大を説明できるでしょうか。
素人の私が勝手に考える理由があります。それは、インチキなPCR検査を、全国で無料で始めたことにあるように考えます。
家でとっている今日の地方紙に、無料でPCR検査を受けられる拠点の一覧が1ページ使って紹介されています。それを見て、今更ながらに、ものすごい数の検査拠点があることを知りました。私が住む県では、1月6日時点で219カ所です。数え間違いがあるかもしれませんが、ざっと200カ所以上の拠点ということです。
その大半は「ウエルシア薬局」で、数が少なくなって「ヤックスドラッグ」が続いています。ウエルシア薬局というのは多くの店舗があり、それぞれの地域で無料のPCR検査をしていることになります。
検査には費用がかかります。その資金を私企業が肩代わりしているわけではありません。かかった費用は全額国から出されているものと思われます。国の財源は国民から徴収した税金もあてられるでしょう。つまりは、国民を無料の餌で釣り、その実、自分たちが収めた税金を公平に分けて、意味のない検査に使っているのと一緒です。
PCR検査のインチキさにつきましては、一昨年の春から、本サイトでも繰り返し書いてきました。
検査には、新コロウイルスの遺伝子配列の一部(全体の1/300ほど)が使われ、それにほぼ合致する遺伝子配列が見つかると陽性にされる仕組みです。
遺伝子配列が確かに新コロウイルスから確定したものであれば問題はありませんが、新コロウイルス自体が、2年経った今に至るまで、単離された例が一例もありません。その存在が未だに証明されていないのです。存在が不確かなのに、遺伝子配列だけはなぜかわかり、ウイルスの陽性、非陽性を確かめるのだというPCR検査だけは確立されました。
新コロ騒動は、どこを切っても、金太郎あめのように、不可解なことばかりです。
騒動が始まる直前の2020年1月はじめ、中国の研究チームが、肺炎で入院していた患者の肺から体液を抽出し、そこから遺伝子配列を導き出したとされていますが、問題のウイルスの存在が確認されず、何の遺伝子配列なのか、研究チームさえもわからない状態です。
結局のところ、PCR検査をしてみても、何が反応して陽性になるのかもわかりません。それだから、本騒動をはじめから問題視されている徳島大学名誉教授の大橋眞氏は、「検査ではなく『おみくじ』というのがふさわしい」と述べています。
おみくじの結果を大げさに煽るのがマスメディアです。「東京でも10数倍の感染者数だ」などといっていますが、おみくじが無料だからとそれをする人が増大し、その結果として、凶のくじを引いた人が多くなっただけの話です。
その証拠に、1月10日午後7時時点の死者数は、全国で2人増えただけです。この亡くなった人にしても、新コロとされたウイルスの存在が証明されていない以上、別の要因で亡くなったと考えるのが妥当です。重症者は、前日から1人も増えず、全国で90人です。
人は様々な理由で命を落とします。どうして、新コロとされた存在しないかもしれないウイルスにばかり焦点を当て、右往左往するのでしょう。
何度も書きますが、この馬鹿々々しい騒動は、一日も早く終わりにしましょう。