新コロ騒動が始まって2年。この2年間はわけのわからないことが続いています。昨日の朝日新聞に載っていた記事を見ても、その感が強いです。
記事の見出しは「無症状の濃厚接触 受験にタクシーOK」です。
記事を読むと、大学入学共通テストを受ける受験生への方針を文部科学省が変更したことを伝えています。
曰く、受験生が新コロウイルスの濃厚接触者であることが判明した場合、次の条件を満たせば、特別に用意する別室での受験機会が与えられるとしています。
- PCR検査で陰性になった
- 受験当日に無症状であること
- 受験会場まで公共交通機関を利用しないこと
本テストの受験会場は、自宅から比較的近い会場があてられるのでしょう。それでも、受験会場まで徒歩で行ける人は限られると思われます。その場合も、電車やバスが利用できないとなれば、受験生は不便を強いられます。
そのため、変更前までは、自家用車で会場まで行くことだけが認められていました。しかし、自家用車を利用できない受験生もいることから、タクシーやハイヤーの利用が新たに認められました。
このタクシーとハイヤーにも制約がつきます。利用した車両をあとで特定できるようにするため、予約による利用に限るということです。通りすがりのタクシーやハイヤーを停め、それに乗って会場への往復をすることは許されていません。
同じ措置を、たとえば風邪に当てはめて考えてみると、いかに馬鹿げた措置であるかがわかります。
当人は風邪の症状がないものの、家族の誰かが風邪の症状を発していた場合、上記の条件に当てはまります。新コロのPCR検査は別にして、当人に風邪の症状がないのですから、当然、受験に向かいます。その際、「試験会場まで電車やバスは一切利用するな」といわれたら、頭の中は「?????」だらけになってしまいます。
ある受験生が「会場まで家から遠いのですが、歩いて行けというのですか?」と尋ねると、「家族の誰かに会場まで送ってもらい、試験が終わるまで待っていてもらい、帰りもその車で帰って来なさい」の答えが返ってきます。
その答えを聞いたその受験生が「僕は母子家庭で、母親は運転免許を持っていません。第一、母は数日前から風邪で寝込んでいます」というと、「そういう人もいるだろうからと、方針を転換した。君のような人は、タクシーやハイヤーの業者に電話し、あらかじめ、試験当日の予約をとり、それで会場まで来なさい。わかりましたか?」といわれました。
受験生は、「母が風邪をひいただけで、どうして健康な僕までこんな目に遭わなければならないのか」と考えるに違いありません。
一体全体、何を考えているのか、といいたくなります。
私自身は、本コーナーで繰り返し書いているように、新コロ騒動は茶番だと考えています。
新コロとされるウイルス自体が、未だに存在が証明されていません。存在が証明されていないのですから、そのウイルスがどの程度他者に伝播するかの確認もしようがありません。
騒動の基を作ったのがポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査というインチキです。実際のところ、この検査でわかることは何もありません。それらしき遺伝子配列の極々一部を検査に当てはめ、検査でその遺伝子配列を持つことがわかれば、被験者は陽性とされてしまいます。
しかし、問題のウイルスの証明がされていない以上、それを見つけるための検査を設定しようがありません。ですから、このインチキでは何もわからず、陽性になったからといって、別に対しての反応なのかもまるでわかりません。
こんな意味のないインチキで陽性になった人がいて、その人と濃厚接触したからと、たとえば受験生が大迷惑をこうむる措置を国が採ろうとしています。
途中でも書きましたが、問題のウイルスの存在が証明されておらず、存在が確認されていないのであれば、それが他者に伝播するかどうかの確認もできません。
それなのに、濃厚接触者だからだとして、受験生に負担をかけようとしています。
一体全体、何を考えているのですか。
受験生に迷惑をかける前に、問題のウイルスの存在を証明し、それがどの程度伝播するのかの科学的なデータを示してくれませんか。騒動が始まって2年間、それを待っているのですが、一向にそれが示されていません。
そのくせ、変異したウイルスが見つかったと定期的に発表し、正体のわからない危険な注射を、ワクチンと偽って打たせることをしています。いったい、何をしたいのですか?
マスメディアで働く人の中には、受験生を持つ人もいるでしょう。自分の仕事を離れ、家族としてこの問題を考え、何かがおかしい、と考えることはないでしょうか。もしもあるのであれば、それを記事にまとめてください。編集の段階で削られてしまうのかもしれませんが。
馬鹿々々しい茶番は早く終わりにしましょう。