米同時多発テロ事件が起きて20年目となる今年は、節目の年ということもあり、この出来事を振り返る報道が目立ちます。そこで私からの提案ですが、あの出来事が本当に「テロ」だったかを本気になって検証し、「テロ」によって起こされたことでなかったことがわかれば、名称から「テロ」を外すことを考えたらどうでしょう。
こんな提案をしますと、未だに、驚く人が多数派でしょうか。しかし、あのときに起きた出来事を丁寧に見ていくと、常識では考えられないことが多く、頭を抱えることになります。
私は昨日、本サイトで11年前に公開した更新を、WordPress用に更新しました。
それには、当時選んだYouTube動画を紹介しています。その動画は今も見られるようになっており、見ました。これが非常に興味深い内容です。
そこで、その動画を手掛かりに、この出来事の中でも謎の多い4機目のハイジャック疑惑を見ていくことにします。
この不可思議な現象は、「ユナイテッド航空93便テロ事件」とされています。
ウィキペディアの記述を頼りに、この事件の概要を見ておきます。
米同時多発テロ事件が起きた2001年9月11日、ハイジャック事件に巻き込まれたことにされたユナイテッド航空93便は、午前8時42分に、米ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港から離陸しています。
機種はボーイング757-222です。この機種の最大定員は182人ですが、この日の乗客は37人と非常に少ない印象です。これは偶然でしょうか。この37人の中に、ハイジャック犯とされることになるアラブ系の若者が4人含まれていたとされています。
内わけは、ハイジャックした旅客機の操縦を受け持つレバノン人が1人で、ほかの3人はサウジアラビア人とされています。
乗務員は、操縦士(43)と副操縦士(36)の2人のほか、客室乗務員の乗務員が5人です。客室乗務員の年齢は割と高めで、歳の順に、58、49、49、38、33です。蛇足ですが、操縦士の妻は元客室乗務員をしていたようですが、事件の11年後、飲酒や薬物の乱用によると見られる心不全で死亡しています。
93便は午前8時ちょうどの離陸予定だったものの、何らかの理由により、42分の離陸となっています。
この機に運悪く乗り合わせて犠牲者となった男性については、今月8日の朝日新聞が特集記事で詳しく伝えています。
男性は、機内から自宅にいた妻に電話をしていたとされ、その会話内容から、乗客の男性と力を合わせ、ハイジャック犯らの犯行を阻止する決意が語られたとされています。
ハイジャック機は、米合衆国議会議事堂かホワイトハウスが標的だったとされています。
本事件の顛末で語られるのは、ハイジャック犯に乗っ取られた操縦室に、抵抗する男性乗客が入り込み、犯人らと格闘したことで機はバランスを失い、ペンシルバニア州ピッツバーグ郊外のシャンクスビルに墜落し、乗客乗員すべてが死亡した、とされています。
犯人らと格闘した乗客らを勇敢に描いた映画『ユナイテッド93』(2006)が作られています。私は本作は見たことがありません。
勇敢な話に水を差すことになりますが、この事件を調査した調査委員会は、乗客が操縦室に侵入したことを否定しています。ということは、ハイジャックをしたくてもできなかったことになります。ですから、乗客が操縦室で犯人らと格闘した事実がなく、それが原因で墜落した結論も導き出せません。
そもそもの話として、ユナイテッド93便がシャンクスビルに墜落した証拠がありません。
それを検証するのが次の動画です。この動画では、非常に興味深いことが語られています。
不可思議な出来事を、近くで目撃した男性が、米FOXニュースの取材を受けています。男性は、写真家のクリス・カニキ氏という人です。
報道によれば、カニキという男性は、現場とされている場所は、地面に穴(長さが4.5mから6m、幅は3mほど)があるだけで、2、3人の人間が歩き回っていただけと質問に答えて話しています。
旅客機が墜落したことがわかるようなものは何もなかったそうです。炎や火災はなく、ホントに静かだったそうです。歩いていたのは公的機関の関係者で、旅客機の破片があるかや、犠牲者の確認にでも来たのでしょう。
動画では、現場を確認したサマセット群で検視官をする人が報道陣に残した次のような発言が紹介されています。
「誰かが大量の金属を空から落としたようだった」
「屑屋のトラックを持ってきて、3mの穴を掘ってゴミを捨てたよう」
「20分で検視官の御役目御免でした。死体がひとつもなかったから」
「これまで、ただの一滴の血液すら見ていない」
以上のことから想像できるのは、93便はハイジャックされなかったのでは、ということです。であれば、乗客がハイジャック犯と格闘した事実もなく、その結果で墜落することも起きようがありません。しかし、93便がシャンクスビルに墜落したことにされ、偽装する鉄屑が空から撒かれた、というのが妥当な結論ではないでしょうか。
動画で後半に紹介されていることが非常に興味深いです。
一連のハイジャック事件で、この空港の名前が出てくることはほとんどないのではないでしょうか。その空港は、クリーブランド・ホプキンス国際空港です。
この空港は、一連の事件が起きた当日の午前10時頃、ハイジャック機が同空港に着陸させられるという噂が立ち、空港からは民間人を空港外に締め出し、誰も中に入れないような措置が採られます。
その時にたまたま空港にいた民間人は、駐車場に停めてあった自分の車に乗ることも許されず、何マイルであろうと、徒歩で帰るよう命じられたようです。
空港への高速道路の侵入口も封鎖され、バスの運転手が高速から降りようとすると、警戒する軍(?)に「(降りたら)撃たれるぞ」といわれたそうです。
まるで空港が厳戒態勢下に置かれたかのようではないですか。ハイジャック機が着陸するとしても、この時採られた措置は異常ではないでしょうか。こうした状況が作られるとき、決して外に漏れてはならない何かが、中で、この場合は空港内で、密かに行われたことが窺われます。
AP通信と地元オハイオ州の地元新聞によると、厳戒の中、同空港に2機の旅客機が着陸しています。
午前10時10分に着陸したのは、デルタ航空1989便です。乗客は60人とされています。乗客はひとりひとり尋問を受け、同機が着陸した午前10時10分から2時間20分後の午後0時30分、乗客は連邦航空局の本部へ連れていかれたとのことです。
この1989便のあと、午前10時45分に同空港に着陸した旅客機があります。それが、シャンクスビルに墜落したことになっているユナイテッド93便なのですから、頭が混乱します。同機には、乗客が200人くらい乗っていたとされています。この約200人の証言をするのは、同空港があるオハイオ州シンシナティ市で当時市長をしていたホワイト氏です。
93便から200人ほどの乗客が機から降りるのにかかった時間は30分で、午前11時15分には、空港近くにあるNASAリサーチセンター(グレン研究センター)へ素早く向かっているそうです。
ユナイテッド93便のハイジャック事件では、その時間帯、デルタ1989便をハイジャック機と誤認したという説があります。
同航空機が、世界貿易センター(WTC)ビルの衝突に使われたのと同じ機種のボーイング767だったことで、同空域の航空管制官が見誤ったのでは、という説からの話です。
それは別にして、シャンクスビルに墜落したとされるユナイテッド93便が、実は墜落せず、約200人の乗客を乗せ、安全にクリーブランド・ホプキンス国際空港へ着陸していたということであれば、表でいわれている話とは開きがあります。
私の身勝手な推測が許されるなら、ホプキンス空港に着陸したデルタ1989便に乗っていたのがユナイテッド93便に乗っていたとされる乗客ではなかろうか、と考えます。
一方、同空港に1989便に遅れること午前10時45分に到着したユナイテッド93便に乗っていた200人ほどの乗客の「正体」はどう考えたらいいでしょう。
米同時多発テロ事件のハイジャック機に乗っていたとされる乗客の数を改めて確認すると、それぞの機は、定員よりはるかに少ない数であるのがわかります。これは偶然なのだろうかということです。
ワールドトレードセンター(WTC)ビルに衝突したとされるアメリカン航空11便の乗客が81人でユナイテッド航空175便が56人です。米国防総省本庁舎(ペンタゴン)に衝突したアメリカン航空77便の乗客は58人で、ユナイテッド93便は37人です。全乗客を合計すると、発表された数が正確であれば、232人です。
このうち、米国人が乗客の大半だったとすれば、ちょうど200人ぐらいになりませんでしょうか。
この200人ぐらいという数字が、ホプキンス空港に無事帰って来たユナイテッド93便に乗っていた乗客の数と偶然符合します。
前から練られた計画であれば、9月11日のそれぞれの便に、乗客を装う人間が予約を取ることも可能です。それが、軍を含む人間の計画であれば、軍関係者を使うでしょう。彼らであれば任務に忠実で、口が堅く、もしもの場合は、命を取られる覚悟を持つからです。
一連の事件が起きた時期、ペンタゴンは大規模な改修工事をしており、通常は8000人の軍職員が働いているところ、4000人ほどしかペンタゴンで働いていません。ペンタゴンを職場としながら、ペンタゴンに勤務していなかった軍職員から200人程度を調達することは容易です。
一連の事件では、4機がハイジャックされ、2機はWTCに、1機はペンタゴンに衝突し、残りの1機は失敗してシャンクスビルに墜落したことにされています。しかし、どれも旅客機は現場に飛んでおらず、3カ所には誘導ミサイルが着弾し、シャンクスビルでは、アリバイの穴が掘られ、鉄屑が撒かれただけ、としたらどうでしょう。
それでも、米国以外の国の人が乗客に含まれ、その日を境に消息を絶っています。日本人の犠牲者もいます。また、米国人でも、あの日を境にいなくなった人がいます。それらの人は、ハイジャック機によってではなく、何らかの方法で、命を奪われるかしたのではなかろうか、と私は推測します。
こじつけの計算をしてみます。
ハイジャックされたことになっている4機には、それぞれ、81人、56人、58人、37人の乗客がいたとされ、4機合計で232人になります。
同じように、4機の乗務員は、それぞれ、11人、9人、6人、7人で、合計33人です。
ホプキンス空港に飛来したユナイテッド航空93便には200人ほどの乗客だったといいます。4機の乗客合計232人から200人を引くと32人です。この32人と乗務員の33人を足すと、ホプキンス空港に着陸したデルタ航空1989便の乗客60人に近い65人になります。
1989便の乗客が60人から動かせないのであれば、乗務員が33人で、乗客を27人にすればいいでしょう。あぶれた5人は、ユナイテッド93便に回り、合計で205人になります。
この数字から、意外な推理が成り立ちませんか? 私の推理はこうです。
あらかじめの作戦で、200人程度の米軍関係者が、あの日にハイジャックされることを前提にした4機に、乗客に成りすまして乗り込みます。不幸なのは、問題の4機にたまたま乗り合わせてしまった何も事情を知らない乗客です。
また、離陸後、別の目的地を目指すよう強く命令された乗務員は、わけがわからなくなったでしょう。客室乗務員も大いに戸惑ったに違いありません。4機は、離陸後、米空軍基地の空港に降り立ったかもしれません。
その空港で、4機の乗客と乗務員65人は、デルタ航空1989便に乗せられ、ホプキンス空港へ運ばれます。4機の乗客に成りすました米軍完関係者200人ほどは、当初の計画通り、ユナイテッド93便に乗り、こちらもホプキンス空港へ向かいます。
4機はハイジャックされないのですから、その日の任務はそれで終了です。
以上が、私の稚拙な推理です。
本事件の首謀者とされるオサマ・ビン・ラディン(1957~2011)は、2011年5月2日、米軍特殊部隊の急襲によって命を奪われたと伝えられます。真偽のほどはわかりませんが、この作戦に参加した特殊部隊員が、その後、すべて死亡したという情報があります。
何かを隠す必要があったから(?)でしょうか。
いずれにしても、米同時多発テロ事件は闇が深いです。また、それを伝える西側のマスメディアは、闇がないものとしています。それに慣らされている限り、事件の真相は見えてこないでしょう。