前回の本コーナーでは、世界中を混乱に陥れている元凶のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査がようやく、年内いっぱいで終わる(?)らしい話題を伝えました。詳しくは、前回の更新分で確認してください。
同じ内容を伝えるYoutube動画がありますので、紹介します。
本動画を配信されているのは、医師で医学博士の犬房春彦氏(1957~)です。犬房氏は、ご自分のYoutubeチャンネルで、新コロ騒動の疑問点を、個人の見解として配信されています。
私は今年になってから犬房氏の一連の動画を知りまして、新しい動画が配信されますと、本サイトで紹介させてもらうことが多いです。
犬房氏は医師で医学博士というお立場から、公表されているデータを重視される特徴があります。
本動画で犬房氏によって紹介されていますデータに強い興味を覚えました。それは、今年の7月26日時点の英国と日本、ベラルーシの3カ国を比較するものです。
3カ国で1回以上新コロワクチンを接種した人の割合は次の通りです。
英国 | 68.63% |
日本 | 37.09% |
ベラルーシ | 13.13% |
3カ国で接種率に大きな違いがあるのがわかります。日本は欧米などに比べてワクチン接種が遅れているといわれますが、ベラルーシは日本のまだ1/3程度です。
次の図では、ワクチン接種後に、3カ国のPCR陽性者数(100万人当たり)がどのように変化したかを示しています。
日本の為政者や御用専門家、マスメディアは、新コロワクチンの接種率が上がれば、新規陽性者が減るように考え、報じています。が、その因果関係を、ワクチンを製造する製薬会社が明確に否定していることを、なぜか彼らは明確にしません。
日本で主に使われているファイザー製のワクチンには、感染予防の効果は謳われていません。唯一効能があるとすれば、感染した人の症状を軽減できることですが、これも、いわれている効果があるのか、証明できていません。
英国では、自国の製薬会社であるアストラゼネカ製のワクチンが主に使われているのかどうか確認していませんが、感染予防には全く働かないようで、同国で1回以上の接種者が7割弱となったにも拘わらず、新規陽性者数は急激に上昇し、前回のピークに近づきつつある状況です。
英国の例からわかることは、新コロワクチンの接種が新規陽性者を抑えることにはまったく働ないことです。
新コロウイルスによる死者数に関しましては、新規感染者が急増している英国でも、低く抑えられた状態にあります。
新コロワクチン接種率が37%程度の日本と、13%程度のベラルーシの新コロ陽性者数と死亡者数のグラフは、どちらもあまり変化がなく、低いところで「さざ波」の状態です。
日本国内の報道で使用されるグラフを見ていますと、騒動が始まってから新規陽性者数のグラフが大きな波を描き、今は「第5波」といわれたりします。
しかし、世界の中で比較しますと、日本は波という波がなく、見分けが付けにくいほどに上下する程度です。
同じ状態が、ベラルーシの新規陽性者数と死亡者数のグラフにも見られます。
犬房氏は、3カ国にベラルーシを含めた理由を述べています。それは、同国の国民は白人で、英国と同じ民族になるからだそうです。
要するに、同じルーツを持つ民族であっても、国状により、疾病対策がどのように影響したかの例として、ベラルーシが適当に考えて選んだようです。
個人的にも興味深く感じたのが、ベラルーシが英国に比べて、新コロの新規陽性者数と死亡者数が、段違いに少なかった理由です。
それを一言で述べれば、新コロウイルスの対策をほとんどしなかったことです。
理由は、同国は非常に貧しいため、国も国民もお金に余裕がなかったことです。そのために、国民はPCR検査を受けることをしません。
この検査につきましては本コーナーで数えきれないほど書いていますが、まったく意味のない検査です。
検査でわかるのは、何を見ている検査かわからないことです。新コロとされたウイルスである証拠はまったくありません。そもそも、新コロとされたウイルスが単離された例は世界でひとつもありません。
それだから、本問題をはじめから問題視される徳島大学名誉教授の大橋眞氏は、それの存在が証明されない以上、それが存在するとはいえない、との立場を一貫して採られています。
私は大橋氏のYouTube動画に昨春出会い、大橋氏のお話に納得し、以来、人々が生活する空間に新コロとされたウイルスが存在するとは考えていません。
新コロウイルスがないのであれば、どんな検査をしてみても意味がありません。その意味のない検査を、ベラルーシは財政的な理由で行わなかったのは、結果的には良かったことになります。
日本でも、騒動が始まった昨年の途中までは、37.5度以上の熱が3日だか4日だか続いたら、地元の保健所に連絡し、指定されたところでPCR検査を受けるような仕組みが作られました。
裏の事情を知らなかった昨年の3月途中までの私は、自分の意思で誰もが検査を受けられるようにすべきと考えました。しかし、そんなことをはじめからしたら、意味のない新規感染者が爆発的に増えた欧米主要国と同じ混乱を招くことになっただけでしょう。
そういう意味では、昨年の早い段階の日本の新コロ対応は、理に適ったものだったといえます。
ベラルーシは、貧困が理由でPCR検査数が少なく推移し、それが好結果を生みました。検査数が少なければ、無駄に新規感染者数が増えることがありません。それは、グラフに現れている通りです。
欧米の主要国や南部やインドなどでは、新コロとされたウイルスによる死亡者が多く出ていますが、新コロとされたウイルスがないのであれば、それらは別の要因で亡くなったことになります。
日本でも、PCR検査で陽性になった人が亡くなると、別の要因があっても、死因を新コロとするよう、厚生労働省から要請されていると聞きます。
ベラルーシは、PCR検査そのものが限られているため、別の死因を新コロウイルスのせいにできず、これによる死者の数が少なく推移する結果となりました。
同じことは、アフリカの多くの国でも見られる、と本コーナーで以前更新した分に書きました。
前回の更新分で、ビル・ゲイツ氏(1955~)が、PCR検査に不満を持つことを書きました。ベラルーシやアフリカ諸国のように、新規感染者を増やすために欠かせないPCR検査を、財政的な理由で計画したほど実施できないことが、彼の最大の不満であったのでしょう。
今回のパンデミックは、事前に計画された「プランデミック」なのであり、計画段階では、世界中でこのウイルスが爆発的な感染を起こし、人々を恐怖のどん底に落とすことを狙ったのでしょうから。
しかし、彼らが狙った通りにはならず、今は、変異体とやらの感染を煽り始めています。冷静に考えれば、基になるウイルスがないのであれば、それが変異することも考えられません。
さて、犬房氏の動画の終盤でも興味深いことが伝えられています。
シンガポール政府は、今年の6月下旬、今後は新コロウイルスを、季節性インフルエンザと同じように管理する戦略に切り替えた、というニュースです。
同国政府が根拠としたのは、新コロワクチンの接種が進むイスラエルのデータです。同国では、新コロによる致死率が昨年の段階で2~3%だったのが、ワクチン接種済みの人はそれが0.3%になったそうです。
季節性インフルエンザの致死率は0.1%未満とされ、それと比べて低く維持できるのであれば、新コロウイルスをインフルエンザ並みに扱ってよかろう、という理屈です。
日本でもインフルエンザ患者が発生しますが、症状のない人をわざわざ見つけ、管理することはありません。新コロも同じ扱いをするのであれば、症状が出た人だけに対処することになります。
前回の更新分でも取り上げましたように、米国のアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、同国のアメリカ食品医薬品局(FDA)に要請しているPCR検査の緊急使用許可申請を、今年の12月31日をもって取り下げることが決まっています。
その理由に、同検査で得られる結果が不明確であることをあげ、新コロウイルスとインフルエンザウイルスが区別できないとしています。
そういえば、日本では新コロ騒動となった昨年、日本のインフルエンザ患者がほぼ皆無になったと伝えられました。新コロ騒動に翻弄された世界の国口でもほぼ同様であったと聞きます。
要するに、インフルエンザも含め、それらしい症状を持つ人や、症状をまったく持たない人が、運が悪ければ、新コロの陽性者にされてしまった可能性が高いということです。
PCR検査は、何度も書きますように、何に反応しているのかわからないものです。それだから、そんなものを止めて、存在しない可能性が高い新コロウイルスのことは忘れ、今まで通り、普通に暮らすのが最善の策です。
それを身をもって実施したのが、本日分で紹介したベラルーシといえそうです。
PCR検査や新コロワクチン接種を止め、普通に暮らしても、そのためとされる死亡者は増えていません。同じことは、ベラルーシと同じ条件のアフリカ諸国にもいえます。
それに気がついたのか、シンガポールは6月下旬の段階で、新コロウイルスに恐れることを止め、インフルエンザ並みに扱うことを決めています。
日本もシンガポールを見習い、新コロをインフルエンザ並みに扱いませんか?
もっとも、新コロウイルスは存在しないかもしれないのですから、何も対応する必要がない、と私は考えますけれど。