新コロ検査に有効期限はないのか?

新コロ騒動では、謎でしかないことが、謎とは考えられずに無視され、騒動の当初から、その病に対する恐怖だけが煽られています。

朝日新聞は毎日の紙面で、新コロのポリメラーゼ連鎖反応(PCR)陽性者でしかない人を感染者と悪意を持っていい換え、伝えることをしています。

昨日の紙面では、「東京822人感染 デルタ株最多」の見出しで、全国の都道府県ごとの数字を表にして伝えています。これを伝える朝日新聞としても、疑問に感じることは何もないのでしょうか。

これを記事にまとめる時点で、東京都の新規PCR陽性者数は【822人】で、このうち、デルタ株とかいう変異体としてPCR陽性者数は【167人】しか該当しないわけですよね。ということは、残りの【655人】は未だに、この検査が始まった頃と同じ変異以前のウイルスに感染していると解釈してよろしいでしょうか。

私は素人ですが、本騒動を疑問の眼で見ることができる専門家には、科学的にはあり得ないことになるようです。

マスメディアも、新コロとされたウイルスは変異しやすいと報じているはずです。であるのに、騒動が始まって一年半ほど経っても、新規陽性者の大多数が変異する前のウイルスに反応していることになり、マスメディアの報道と大きく離れていることになります。

報道するマスメディアとしても整合性のなさに疑問を持ってもよさそうなものですが、その気配がないのが謎です。

本騒動にはじめから強い疑念を持たれ、ご自分のYouTubeチャンネルで動画を多数配信されている徳島大学名誉教授の大橋眞氏がお書きになった本『PCRはウイルスの検査に使ってはならない』に書かれていることを参考にしまして、通常、ウイルスはどの程度の期間で変異するものなのか、見ていくことにします。

その本の「PCR検査キットに有効期限は必須である」という項目を見ます。

大橋氏の解説によりますと、PCR検査においては、設定したプライマーとウイルスゲノム遺伝子の結合で、サンプルを検査するのだそうです。

大橋氏のお話では、検査の有効限度が変異率5%程度に設定されていることから、本検査の有効期限は2カ月が妥当であろう、ということです。

これを前提に考えますと、昨年、日本で異常事態宣言が出された4月から5月頃には、ウイルスが発生したとされた頃からすでに4、5カ月過ぎており、その時点で有効期限の2倍になっていただろう、と書いています。

5%程度の変異率でウイルスが変異を続ければ、昨年の夏、日本で第2波と騒いでいた頃には、有効期限の3から4倍の有効期限超過になったはずですが、はじめに設定したプライマーとウイルスゲノム遺伝子を結合させた検査をし、PCRの陽性判断をしていたことになります。

こうしたわけのわからない対応に、大橋氏は次のように書いて呆れられています。

もはや、医学的に意味のない検査を使い続けて、一体何の意味があるのだろうか。ただ何かわからないが、陽性反応が出るから良いだろうというようないい加減なことで済まされることではない。

大橋眞. PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない (Kindle の位置No.681-683). 株式会社ヒカルランド. Kindle 版.

大橋氏は続けて、ウイルスの変異について、次のように記述しています。

変異体の種類は、理論的には天文学的な数値になる。例えば、ウイルスのタンパク質を変えない同義置換だけを考えても、アミノ酸1000個のタンパク質では、3の1000乗種類も存在する。これは、500桁近い数である。同じ顔形をしたウイルスでも、遺伝子レベルでは、天文学的な数の多型があり得るのだ。

大橋眞. PCRは、RNAウイルスの検査に使ってはならない (Kindle の位置No.688-691). 株式会社ヒカルランド. Kindle 版.

大橋氏のお考えでいけば、発生時のウイルスの形がそのまま残り、それが一年半以上も、多くの人の検査から検出されるというのは、科学的にあり得ないことになります。

もとのウイルスから変異するウイルスの数は500桁近い数になるということですから、天文学的な数という表現は、誇張でもなんでもなさそうです。

であるのに、東京で検査してPCR陽性者になった【822人】のうち、【655人】は未だに変異する前のウイルスの形をしていると報じているのと同じです。

これが本当であれば、報道でいわれているような変異の速いウイルスであるわけはなく、科学的にはまったく説明のつかない、ほとんど変異しないウイルスと見なすのが妥当ではありませんか。

逆のいい方をしますと、変異したウイルスが見つかることが稀で、それを見つけては、「1日当たりで最多」の変異体と朝日が騒いでいることになります。

朝日新聞にも、科学部門の専門記者はいるでしょう。それらの人は、自分の社の報じ方を見て、何も疑問に感じないものでしょうか。

前回の更新では、医師の龍見昇氏が、ご自身のYouTubeチャンネルで配信された動画を紹介しました。

本日の豆告知
本ページで紹介していました龍見氏の有益な動画が、Youtubeによって削除されてしまい、見ることができません。

その龍見氏の動画をもう1本紹介してます。これは、昨年の9月7日に配信されたものです。

本日の豆残念
その後、本動画はYouTubeから削除され、今は見ることができません。

本動画で龍見氏は、ワクチンが有効であるウイルスと、有効でないウイルスがあることについて話されています。

そのハッキリとした違いは、ウイルスが変異するかしないかによって分かれるそうです。

麻疹水痘おたふく風邪(流行性耳下腺炎)風疹の場合は、ほとんど変異しないため、一度その病気に感染するか、ワクチンを一度接種することで、95%以上の有効率で、感染を防げるそうです。

それと逆なのが、インフルエンザなどです。これらにワクチンが有効でないのは、ウイルスがすぐに変異してしまうことです。新コロとされたウイルスがこの仲間にされています。

ウイルスを錠にたとえれば、その鍵穴に対応する鍵がワクチンになります。錠の鍵穴の形状は、特定の鍵にだけに対応するように作られます。

麻疹などのように、鍵穴の形状が変らないウイルスであれば、一つの鍵がいつまでも有効に働きます。

ところが、鍵穴が始終別の形状に変わってしまうのが、変異の速いウイルスです。鍵穴の形状が常に変わるのですから、鍵を用意しても、すぐに使い物にならなくなります。

その理屈がわかれば、インフルエンザやウイルス性の風邪、そして、今の新コロウイルスに、ワクチンが有効でないのが理解できるでしょう。

ところがなぜか、世界では今、新コロとされたウイルスを重症化させないなどの謳い文句で、人々にワクチンの接種をほぼ強制しています。

そうして、予防効果のないワクチンを接種させる一方で、世界のあちらこちらで変異したウイルスが見つかり、より強毒になっているなどと報じています。

報道を信じて不安に駆られた人は、今後、次々に登場するであろう変異体ウイルスに対応するとされるワクチンを、その都度、接種することになるでしょう。

子供の頃のことはわかりませんが、私は成人になってから、自分の意思でインフルエンザワクチンを接種したことは一度もありません。

変異の速いインフルエンザウイルスの鍵穴にピッタリ合致する鍵となるワクチンが提供されることはまず考えられず、有効性はほぼゼロです。

ワクチンの接種を推奨するマスメディアは、広告の有料スポンサーである製薬会社の側に立って、その接種を勧めているに過ぎません。

新コロとされたウイルスに至っては、私はその存在すら信じていません。

存在しないかもしれないのですから、それが変異したと聞かされましても、「変異する素がないのだから、変異のしようがない。はい、やり直し」と突き返すだけです。

考えられるとすれば、マスメディアが騒ぎ立てる変異体が、ワクチンを接種することで作られていることです。それであれば、被接種者や、接種済みの人から放出された物質によって、周囲の人に何らかの影響が出ることで、それらを新コロウイルスの変異体としている可能性がないでもありません。

一年半も前に設定されたPCR検査が未だに有効であるとすれば、何を見ているのかわからない検査をもって陽性者を生み出し続けているだけで、検査の基となるウイルスが存在しない可能性が、いよいよ濃厚になって来た(?)ように思わないでもありません。

検査の基準の基になったウイルスが架空のものであれば、基準を作った時点から変異のしようがなく、いつまででもその基準で検査を続けることが可能となります。

科学の常識を無視した騒動に踊らされる馬鹿々々しさに、早く気づきませんか?

PCR検査を勧め、その検査で新規陽性者が増えていることを前提に、それを抑えるにはワクチン接種しかない、と害でしかない(?)ようなワクチンを推奨する為政者や御用評論家、マスメディアに、次のような素朴な質問をしてみましょう。

PCR検査の設定に有効期限はないのですか? 最初の設定がいつまでも使えるのはなぜですか? 本当は、新コロウイルスは変異しないのではありませんか? などなど。

世界中の誰も、新コロとされたウイルスを見た人はいないそうですから、これらの質問に的確に答えることができる人はいないかもしれませんね。

東京五輪の開会式まで残すところ13日です。競技に参加する選手や関係者の来日が始まりましたが、いくつかの国の選手や関係者から、PCR陽性者が見つかっている、と報じています。

その陽性者と接した可能性がある人は「濃厚接触者」とされ、やるだけ無駄なPCR検査をし、その結果、PCR陽性者であることがわかれば、行動を制限することをしたりするのでしょう。

何を見ているのかまったくわからない、有効性がとうに切れたはずの検査結果を振り回し、意味のない騒動を終わらせない為政者や御用評論家、マスメディアは、一体、何を考えているのか? です。

日本は、当時、首相をしていた安倍晋三氏(1954~)らの無計画さで、東京五輪の招致に動き、新コロ騒動に五輪開催時期が重なる不幸を自らの手で招き入れました。

開催してもしなくても、五輪の馬鹿騒ぎが終われば、災いのひとつは消化され、この国の災難が半分に減ってくれるといいのですが。

五輪にまったく関心がない私は、馬鹿の祭典が過ぎ去るまで、じっと待つだけです。

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