誤解は悪影響を招く

昨日、家でとっている新聞4紙(朝日、日経、産経、地方紙)の内の日経と産経に、同じ本の広告が載りました。

西村秀一氏(1955~)がお書きになった『もうだまされない 新型コロナの大誤解』という本です。広告には、新コロに関して持たれている誤解がいくつも紹介されており、関心を持ちました。

ネットのAmazonで確認すると、電子書籍版も出ていることを知り、早速、サンプルをダウンロードして読みました。

専門家によって書かれた本ですが、難しい専門用語があまり使われておらず、読みやすいです。あっという間にサンプルが読み終わり、購入して、すべて読みました。

西村氏はインフルエンザの研究を長年されているそうで、ウイルスに関しては専門家です。その専門家として、はじめの方で、私たちが普通に暮らす世界では、「物の表面で人間に病気を起こすウイルスに出会う可能性は、実はほとんどない」と書かれています。

ウイルスは、細菌とは違い、単体で生きることはできないそうです。それだから、人間の細胞を宿主とする必要があるというわけです。

そもそも、ウイルスは生物と非生物の中間のような存在のため、「生きる」とか「死ぬ」といったいい方は正しくないようです。とりあえず本更新分では、話をわかりやすくするため、便宜上、「生きたウイルス」や「死んだウイルス」といった書き方を許してもらいます。

ともあれ、ウイルスが単体で生きることができない原則を知っておけば、物の表面に生きたウイルスが長く留まることがないことを理解できるでしょう。

昨年に新コロ騒動が始まった頃、私はウイルスの知識を持たなかったため、誤った認識を持ちました。たとえば、ドアのノブに新コロのウイルスが付着していれば、ノブを握った指を介して、目や鼻、口から感染するのでは、といった考えです。

昨年はじめ、ネットの動画共有サイトのYouTubeで見つけた動画では、物の表面には生きたままのウイルスが付着している、という内容のものもありました。

その誤解について、西村氏は明確に否定しています。

ウイルスが何かの物の表面に付着しているとき、どれくらい生き続けることができるかの実験をする場合、最後に残った1個のウイルスが死ぬまで観察を続けるようです。

その結果として、○○の表面で新コロのウイルスは〇時間生き続ける、といった実験結果が明らかになったりします。

その研究結果を知った人は、付着するウイルスすべてが、同じように生き続ける、と錯覚してしまいがちです。

実際には、ウイルスごとに生き続ける時間は様々で、すぐに死んでしまうものもあるでしょう。寿命は、もとのウイルスの量が多いほど長くなるそうです。

最後の1個の寿命が、そのウイルスの一般的な寿命ではありません。そんなことをいったら、たとえば、110歳まで生きた人が稀にいて、その人の寿命をもって、人類の平均寿命は110歳というようなおかしな話になってしまいます。

ウイルスは生きた細胞を宿主とすることで、その細胞の中で遺伝子を大量にコピーすることができるのです。宿主とすべき生きた細胞がない物の表面で、ウイルスが単体で長寿を全うすることはできない、という理屈です。

その基本がわかれば、テーブルや椅子、ドアのノブなどをアルコール消毒することに意味がないことに気がつきます。

今はあまり聞かれなくなったように思いますが、レジでお金をやり取りするだけで感染の恐れがある、というようなことをいわれました。

西村氏の話を聞けば、その心配がほとんどないことがわかります。

西村氏が、感染を防ぐために注意すべきこととして書くのは、ウイルスを吸い込むことです。感染の基本は接触感染ではなく、空気感染だと西村氏は書いています。

私は、新コロとされるウイルスは存在しないと考えていますが、西村氏は存在することを前提に、感染のリスクについても書いています。

西村氏がおっしゃることに、人は生きている限り、何らかのウイルスが、呼吸や会話によって体外に排出され、それらは、エアロゾルとなって、一定時間漂うそうです。

そう聞かされますと、呼吸をするのが躊躇われますが、神経質になる必要はないそうです。エアロゾルに含まれるウイルスは、ほんのわずかに過ぎないそうですから。

空気感染が主な感染経路であることがわかれば、防ぐ方法が明確になる、というわけです。感染が疑われそうな場面では、マスクを的確に使うことです。

西村氏は、医療用からウレタンマスクまで、その効果について実験をしたそうです。それでわかったのは、ウレタンマスクが役に立たないことです。

ウレタンマスクは、空中に浮遊するウイルスを防いでくれる効果は、まったく期待できないそうです。

一方、きちんとした不織布マスクは、一般の人が日常的な場面で使う限りにおいては、充分な性能を持つということです。

マスクのほかに、フェイスシールドやマウスシールドがありますが、これらは、感染対対策としては使えないそうです。

私が読んでいて意外に感じたのは、「マスクの表面にはウイルスがいない」と書かれていたことです。

新コロ騒動がまだ始まっていなかった頃、医師がマスクについて書いた文章を読みました。その医師によれば、マスクをつける時は、耳に掛ける部分だけをつまみ、表面には決して触れないこと、と書かれていました。

一日に何度もマスクを交換し、一度使ったマスクは捨てる、とも書かれていました。

こうした、これまで信じらられていたような”常識”を西村氏は否定します。

西村氏は逆に、マスクを顔に密着させることが大事なのだから、マスクの表面を触り、小まめにつけ具合を調整することを勧めています。

日常生活の中で、特に注意すべき場面では、マスク顔に密着させ、時によっては、一定時間、呼吸を止めることを西村氏は実践されているようです。

たとえば、人が密集するようなところです。意外なところでは、長いエスカレーターが、理論上、危険とされているようです。前に立つ人が咳をした場合、後ろの人間が、咳によって吐き出された”エアロゾルの雲”から逃れることができないからです。

その一方で、外を歩くときは、マスクはいらないと書かれています。屋外を歩いているとき、すれ違った人が咳をしても、ウイルスを吸い込む可能性がとても低いからだそうです。

感染力が極めて強いインフルエンザ患者であっても、1回の咳に含まれるウイルスの数は、せいぜい100個から1000個のレベルだそうです。しかもその内、生きているウイルスはごくわずかです。

外界には常に空気の流れが起きており、口から吐き出されたエアロゾルは、3次元的に広がります。

というわけで、外を歩く時までマスクをするのは過剰という話になります。

もっとも、誰かと長い時間並んで歩き、その人が何かの病気を患っている場合は、マスクをした方がいいかもしれません。外界であっても、自分の周りに、その人によって吐き出されたエアロゾル上のウイルスが、漂い続けることが考えられるからです。

同じ理屈で、野外で行われるコンサートでも、それがロックやアイドルの場合は、注意が必要かもしれないと書いています。立って見るようなものであれば、人と人が近づき、歓声を上げることもするでしょう。

空間を採れるように工夫すれば、問題なく実施することも可能でしょうが。

ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査における誤解についても書いています。

西村氏は、昨年、騒動が始まった当初、日本政府がむやみにPCR検査をしなかったことを評価しています。たしかに、思い出しますと、「37.5℃以上の熱が4日間以上続いていること」人を検査対象にしていました。

当初、新コロとされたウイルスを恐ろしいものと考えていた私もそでしたが、制限を設けずに、誰でも検査できるようにした方がいいのでは、と考えました。

しかしこれは、PCR検査の実像を知らないからなのでした。

闇雲に検査数を増やしたら、無意味なPCR陽性者を増やすだけでした。それをしたのが欧米各国で、日本とはけた違いのPCR陽性者数になり、危機感を煽られる材料に利用されただけでした。

西村氏はPCR検査にも精通しており、使うにあたってはコツがあるそうです。

具体的には、陽性か陰性かの白黒をつけることだけをせず、ウイルスが増えているのか、減っているのかの判断に使うといいといいます。

最初の検査で、ぎりぎりのウイルス量で陽性になった人がいた場合は、翌日に、もう一度検査をし、ウイルスが増えているか、減っているかを確認するといいそうです。

もしも、翌日の検査でウイルス量が減っていれば、前日の検査で陽性反応になったのは、ウイルスのかけらを検出しただけか、あるいは、感染したものの、すでに治りつつ段階にあると判断できます。

反対に増えていれば、重症化を防ぐため、より厳密な検査が必要になる、といった具合にです。

面白い提案があります。それは、人が集まる場所で、「簡易抗原検査キット」を活用する案です。

ドイツや英国では、コンサートなどのイベントに入場する人は、こうした検査で、チェックすることがあるそうです。簡易式ですから、10~15分程度で結果がわかります。

検査を受けた時点で、生きたウイルスを排出する可能性を測る検査になり、陰性と出れば、たとえその人が感染していても、周囲に感染を広げるリスクがないと判断できる、というわけらしいです。

日本で同じことを実現するには、行政上面倒な手続きがあるようですが、これを取り入れれば、催し物を開催しつつ、感染拡大を防ぐことができそうに思えます。

要は、誤解や思い込みを廃し、過度な対策を減らして、賢く対処していきましょうということです。

ビニール製のカーテンや、アクリル板で区切れば、ウイルスの侵入を防げると本気で考えているのなら、再考が必要です。それは「対策をやっている感」を見せているだけで、現実的には、危険度を逆に高める結果になりかねない例が多いことが予想できるからです。

西村氏によれば、たとえばコンビニの壁面近くにあるレジで、客と面するところにビニールのカーテンで仕切りを作ると、カーテンの下の隙間からウイルスがレジの中に侵入するそうです。

そうなれば、仕切りがあることでウイルスがレジの中で長く滞留することになりかねず、感染のリスクが逆に高まりかねないそうです。

室内で感染リスクを減らすことで真っ先に考えることは、空気の流れを作ることだそうです。外気と入れ替わるようにすれば、ウイルスを含むエアロゾルが薄まり、感染の度合いも軽減する、というわけらしいです。

室内をカーテンやアクリル板で細かく区切れば、空気の流れは滞り、同じところで、汚染された空気が、長く滞留することが起きてしまうだけです。

いっそのこと、見苦しいだけのカーテンやアクリル板の類いは全て取っ払らい、風通しを良くすれば、気持ちの良い空間になるでしょう。

子供たちが長い時間過ごす学校の環境については、父兄が学校を訪問して、目で点検することも必要です。学校側の誤解によって、子供たちが誤った環境に長い時間置かれるのは気の毒すぎますから。

私はこれまで通り、新コロとされたウイルスが、中国の武漢ウイルス研究所(上海P4ラボ)で作られたものは別として、人々の生活空間に存在するとは考えていません。

それでも、昨日読んだ西村氏の本に書かれていることをもとに、ウイルスが存在するとしたら、賢く対処しましょうということを、書いてみました。

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