私が使う PC が、自分でパーツを選んで組み立てた自作 PC であることは、この話題を取り上げるごとに書いています。
現在使っている PC は、2016年にパーツを入れ替えたものです。今年で5年目になります。自作 PC などの場合も、5年ほどの周期で、パーツを入れ替えたほうが良いなどといわれます。
私はそれを特別意識したわけではありませんが、結果的には、5年目の今年になって急に、パーツの交換を思い立ち、パーツの交換を既に始めています。
昨日は、メインメモリの交換をしました。今回購入したのは、DDR 4-3200で、容量が8 GBのものが2枚です。合計でメモリの容量は16 GB になりました。

交換するまで使っていたメモリは、DDR 4-2133で、容量が1枚4 GB を2枚ですので、合計で8 GB です。ということでこれまでよりも容量が2倍になったことになります。
私は自作 PC を2003年6月より使っていますが、専門的なことはよくわかりません。メモリについてもそうで、メモリに貼られている数字も、全てがわかっていたわけではありませんでした。
それで今回改めて、メモリについて開設されたページをお読み、遅ればせながら、それぞれそれぞれの数字が持つ意味もなんとなくわかりました。
現在自作 PC などに用いられるメモリーは、DDR 4が主流となっています。DDR というのは、Double Date Rate の略称だそうです。メモリには SDR というものがあり、こちらは、Singje Date Rate の略になるようです。
4 GB とか8 GB が容量であることはわかりますが、今回私が購入したメモリにある3200などの数字は、メモリクロックと呼ばれるものです。DDR-3200などと表示されます。
これはデータの転送レートを示しており、数字が大きくなるほど、一度に転送できるデータの量が多くなります。
私は2003年6月よりへ自作 PC を使っていると書きましたが、その頃に使ったメモリの転送レートは、今よりもずっと遅いものでした。
昔に使い、今は使わないまま残っているメモリがあります。それを確認すると、DDR は2で、容量は1 GB、転送レートは800MHzです。当時はこれでも、特別不便に感じずに使っていたものと思います。

データ転送レートが多いほど、高速に処理できることになります。だからといって、自分が使うシステムの上限を無視して高クロックのメモリを使えばいいというわけでもないそうです。
システムには定められた条件があり、それを決めるのは、メモリに直接アクセスできる CPU です。自分が使っている CPU を確認することで、最大のクロック数を知ることができます。
私が使うCPU は、Intel 製の Core i5-6500というモデルで、この CPU の最大メモリクロックは、2133MHzとうなっています。ということで、昨日交換するまで使っていたメモリーのメモリークロックは2133でした。

メモリを交換するということでいろいろ検討し、自分が今使う CPU のメモリクロックをオーバーする3200にしたのには、自分なりの考えがあります。
私の考え方が間違っているかもしれませんが。
私は今年の夏ごろまでに、CPU とマザーボードの交換を考えています。
今は AMD 製 Ryzen シリーズの CPU が人気となっていますが、私は今夏に交換するかもしれない CPU もインテル製を予定しています。Ryzen の CPU は高速処理をするといわれていますが、Ryzen と Intel の Core シリーズには正確の異なるところがあるのがわかります。それは、消費ワット数です。
それを検証した動画が YouTube にあり、それを見ることで知りました。yzen の CPU は、どれにも共通しているのかどうか知りませんが、検証した動画を見る限り、アイドリングの状態から、ワット数は高めでした。
一方の Intel の CPU は、アイドリング時は低く、負荷をかけると高いワット数となっているのがわかります。
それだけのことで次回もインテル製の CPU に決めたではありません。私は Intel 製のみを使っており、それが今年で18ねんですから、慣れ親しんでいるということでは、 Intel 製を選ばざるを得ない(?)ということになりましょうか。
今年中に取り替えるかもしれないし CPU の最大メモリクロックを確認すると、3000でした。おそらくはその CPU にすると思いますが、今回、先回りして、その CPU に使えそうなメモリーを選んだことになります。
まあこれでも、メモリクロックを200Mhzほどオーバーしていますが、おそらく問題なく使えるのではないか(?)と考えています。
私は3200のメモリにしたのにはもう一つ理由があります。
今回メモリについて知ろうと思ってネットで検索し、詳しく解説したページにたどり着きました。そのページでは、メモリに関する基礎知識を書いていると書かれていますが、私には初めて知るような知識が多かったです。
そのページの記述に、スタンダードメモリでは、DDR-3200が、検証したメモリの中では、最も速いメモリタイミングだったとあります。
また、聞き慣れない単語が出てきましたね。「メモリタイミング」です。
これはなんでも、メモリコントローラの要求に対応する速度を示すスペックのことだそうです。
書かれている文章をそのまま書いただけで、自分で理解できているわけではありません。ともあれ、そこにあった3200という数字が頭の中に残り、今使っている CPU にはオーバーなクロックのDDR-3200で、8 GB の容量もメモリを2枚購入したことになります。
昨日の午前、NHK の将棋番組を見ながら、届いたばかりのメモリーに交換しました。
作業は短時間で済み、PC は問題なく起動しました。それを確認して、私はあることを試してみたくなりました。
あとで考えれば愚かなことですが、今まで使っていたDDR4-2133 4GB 2枚を一緒に使えないか、ということです。同じDDR4 メモリとはいえ、クロックス数が異なります。
これを実行した結果はお察しの通りです。スイッチを入れても、ビープ音さえ鳴らず、自分の愚かさを自覚しただけで終わりました。
使わなくなったメモリを買取に出そうかと思ってネットで調べると、私が見たショップの査定では、1枚が100円でした。ということで、今後とも使うことはないでしょうが、手元に残しておくことにします。
あとは CPU とマザーボードの交換ですが、途中で書きましたように、今年の夏頃までに交換を考えています。それを実施したときは、本コーナーで取り上げることにします。