PCR陽性判明当日に無症状コロナで亡くなった例がある?!

新コロ騒動を巡るマスメディアの報道は、混迷の度を深めています。原因は、ないものをあるとしていることです。「ないもの」は、行政やマスメディアが「ある」としている新型といわれるコロナウイルスです。

地球上には無限ともいえるコロナウイルスが存在することを、この騒動の問題点を指摘する動画をYouTubeに上げ続けてくださっている徳島大学名誉教授の大橋眞氏に教えられました。

あなたがコンタクトレンズの使用者としましょうか。夏、砂浜で遊んでいる最中に、片方のコンタクトレンズを砂浜に落としてしまったとします。それを見つけられる自信はありますか?

百パーセント無理とはいいませんが、それに近い確率で見つけることは非常に困難といわざるを得ません。

砂浜にある砂粒と同じぐらいのコロナウイルスが存在するのかどうか私は知りませんが、あったとして、今騒がれている新型とされるコロナウイルスが、捜し出すのが限りなく不可能と思われるほど確率が圧倒的に低いコロナウイルスで、それが多くの人を死に追いやっていると誰が証明できるでしょう。

いや、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査をすれば「感染」しているかどうか明確になるのだから、間違いなく存在する、と考える人が世の中の大半の人でしょうか。

ハッキリいいまして、これら大半の人は、もれなく感染しています。マスメディアが報じることを信じてしまう「コロナ脳」を引き起こす「感染」症にです。

大橋氏が動画で話されていますが、新コロ感染の判断に使われているPCR検査で見ているのは遺伝子配列ですが、約3万塩基あるうちのたった300分の1しか見ていないそうです。

ということは、残りの300分の299はまったく見ていないことになります。

誰かがあなたを結婚相手にふさわしいか判断するのだといって、全体の300分の1の悪い面だけを見て、「あなたとは結婚できない」といわれたらどうですか?

冗談ではないですよね。

残りの300分の299には、良い面もあるはずです。「残りの部分を見てから判断してくれ」といいたくなるはずです。

それが今のPCR検査では、300分の1だけ見て陽陰性を決めてしまっていることに、大半の人は従順に従っています。「コロナ脳」のなせる業です。

そもそも論として、PCR検査の判定基準にされている遺伝子配列を提示したのは、中国の上海P3ラボにあった研究チームです。

多くの人は、世界的に行われている検査の基準なのだから、間違ったものではないと思うでしょう。ところが、大橋氏が繰り返し指摘しているように、何のウイルスの遺伝子配列を見ているのかわからないのだそうです。

それはそうでしょう。未だに、「これこそが新コロだ」というウイルスを単離していないのだそうですから。

そういわれれば、この騒動を報じる記事に添えられる新コロのものとされるコロナウイルスの画像は、電子顕微鏡で撮影された「現物」ではなく、すべてがコンピュータグラフィックス(CG)で作られた画像です。

2020年11月26日の朝日新聞記事に添えられた米CDC作成の新コロCG予想図

営業が始まった新しいショッピングセンターの広告があったとして、開店したあとも、予想図を載せることはしないでしょう。出来上がったばかりの真新しいショッピングセンターをこれ見よがしに撮影し、その画像を自慢げに使うに決まっています。

ところが、新コロでは、新コロの存在が確認されて1年経ったとマスメディアが報じる今になっても、「予想図」を記事に添付しています。

新コロとされるウイルスの単離に成功したというのであれば、どうぞ、それを電子顕微鏡で精細に撮影し、大きな画像で納得いくまで見せてくださいな。

その画像が見せられないままでは、単離できていないことを証明しているようなもの、と私は受け止めます。

新コロとされるコロナウイルスだけを単離できていないとすれば、中国の研究チームが分析したとする遺伝子配列が、何の遺伝子配列なのかわからない、という疑問が持たれるのも当然です。

しかも、それが持つすべての塩基で感染の有無を判断するのではなく、全体の300分の1だというのですから、何のための検査なのかまるでわからなくなります。

こうした話を前提に本日の朝日新聞にある記事に目を通しますと、一体何を書いているのかわからなくなります。朝日新聞の荻原千明記者が署名入りで書いた「死亡の8%『無症状』 陽性判明時 都が7月以降分析 新型コロナ」と見出しのつく記事です。

これは東京都の例で、7月から12月8日までに、新コロで亡くなったとされた198人を東京都が分析した結果、【7.6%】にあたる【15人】が、PCR検査で陽性とわかったときは無症状であったことがわかったことを伝えています。

行政やマスメディアが伝える「感染」は、実はPCR検査で陽性にされただけの「PCR陽性」に過ぎないことは、本コーナーでも繰り返し書いています。

誰もが持つ常在ウイルスが、感度を異常に高くしたPCR検査に引っかかり、300分の1の遺伝子配列が似通っている場合、PCR陽性者とされてしまいます。

おそらくはPCR陽性者のほぼ全てだと私は考えますが、新コロとされるコロナウイルスによって引き起こされた症状を発症する人はいないだろうと思います。

これを基に考えれば、東京都で7月以降、12月8日までに亡くなった198人のうち、7.6%の15人だけが無症状であったというのは真実ではないと考えます。

どういうことかといいますと、残りの約92%の人に何らかの症状があったとしても、それは新コロといわれるコロナウイルスによって起きている症状ではなく、基礎疾患や、新コロとまぎらわしい風邪インフルエンザなどによって引き起こされた症状ではなかろうかと考えるからです。

それはともかく、東京都の分析によってわかった無症状の15人は、いずれも60代以上で、そのうち、少なくとも13人には、「糖尿病やがん(悪性腫瘍)などの基礎疾患があった」と記事には書かれています。

今回の分析結果について、東京都の担当者の次のような声を紹介しています。

感染が分かったときには無症状だからといって、命に危険がないわけではない。

結局、朝日のこの記事は、担当者のこの声を伝えたかったのでしょう。「無症状だからといって油断していると命を落とすことがあるかもしれないよ」と。

これだから、マスメディアの新コロ騒動の報道はまったく信用できないのです。

いいですか? どんな感染症でも、症状が出ない限り、その感染症が悪化していることにはなりません。

一般的な風邪の場合を考えてみればわかります。もしかして、知らないうちに風邪に罹患するウイルスに感染することがあっても、症状が出ないうちは、風邪のウイルスに感染したことを誰も疑いません。

咳が出たり、鼻水が出るようになって初めて「もしかしたら風邪をうつされたかも」と疑います。風邪のこれらの症状は、体内にある免疫の働きによって起こるのだそうです。

外から入って来た風邪の素となるウイルスが増殖すると、それを食い止めるために免疫が活動を始め、その結果として体温上昇などが起こるそうです。

大橋氏の話では、新コロといわれるウイルスは、本当にあったとしても、ほとんど増殖しないに等しい程度の増殖スピードしか持たないだろうということです。

体内にそのウイルスが侵入しても、ほとんど増殖しないのであれば、免疫の活動は起こらず、その結果、症状として現れることはない理屈になります。

今回の朝日の記事にある東京都で7月から12月8日までに亡くなり、PCR検査で陽性がわかった時点では無症状だった60以上の15人は、PCR陽性がわかってから死亡するまでの日数が【0~53日】で、平均すると【15.3日】、と朝日の荻原記者は記事に書いています。

わけのわからない記事ですね。

無症状者のうち、PCR検査で陽性だとわかった当日に亡くなった例もあることにされています。しかも、新コロとされるウイルスの症状がないにも拘わらずにです。

そんなことが考えられるでしょうか。PCR検査を受けた当日に、無症状のまま死ぬなどということが。ごく短時間に新コロとされるウイルスが猛烈に増殖し、その人間の命を奪ったといっているのに等しいです。

わけのわからない答えの鍵は、今回問題にされている15人のうちの少なくとも13人は糖尿病やがんの患者だったことです。これらの疾患を13人は確認しており、中には長年にわたって治療を受けていた人もいたでしょう。

疾患の程度や患者の意思により、治療方法は異なることが考えられます。がんの場合は、抗がん剤治療があり、これを受けると免疫が低下するといわれています。

疾患と治療によって免疫が落ち、いよいよ危ないというときにPCR検査を受け、その結果、PCR陽性とされ、その日のうちに息を引き取り、「新コロで亡くなりました」とされたのが、検査当日に亡くなった人になりはしないでしょうか。

しかも、この人には、新コロの症状はなかったのにです。

客観的に見ますと、この人は新コロで亡くなったのではなく、基礎疾患の糖尿病やがんの症状が進んだことで亡くなったと見るのが自然のように思われます。

聞くところによると、PCR陽性にされると、医療費を国が負担するということです。患者や家族の中にはそれを「悪用」し、自己負担を少なくする目的で、必要のないPCR検査を受ける例があるのではありませんか?

国が新コロ患者の治療用に回す金は、国民から徴収した税金です。新コロだと偽ってこれらを使う人や医療機関は、税金泥棒といわれても仕方がないように思えます。

その問題に着目して新聞社が取材して報じるのならわかりますが、今回の記事を読む限り、他の疾患であっても、新コロを使えと推奨しているようなものです。

記事は、東京都の担当者を再び登場させ、次のような声を紹介して締めています。

特に重症化やクラスター(感染者集団)発生のリスクが高い高齢者施設では、無症状の段階でも積極的な検査で感染を確認し、医療的な処置につなげることが重要だ。

新コロの本質を理解して記事にしているのか、と問いたくなる記事の見本です。

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