新コロで重症化や後遺症?

新型コロナウイルス(COVID-19)騒動ですが、ここへ来て、庶民のこの騒動への風向きが良いほうへ変わってきているのを感じるようになりました。

それがわかるのはネットに寄せられたコメントですが、たとえばYahoo!ニュースの関連記事でも、少し前まではヒステリックに恐れる人が多かったのが、今はだいぶ落ち着き、代わって、未だに恐怖を煽るマスメディアの報道を批判するものが増えています。

私はテレビのニュースは一切見ませんが、新聞のテレビ欄で確認しますと、少し前までは新コロのニュースをメインに据え、その多くが、視聴者を怖がらせることを目的としていたように感じます。

それが今は、ニュースやワイドショーで新コロを扱うことが少なくなっているのか、新聞のテレビ欄で見出しを確認する範囲では、減少した印象です。

マスメディアの報道というものは、どうしても訴求力を求め勝ちとなり、必要以上にセンセーショナルに報じる傾向を持ちます。それがネットの時代になり、Yahoo!ニュースなどの上位に自社のニュースを上げたいからか、より注目を浴びそうな刺激的な見出しをつける傾向が強まっています。

多くの人は未だに新コロへの恐ろしさからは解消されていないでしょうが、それでも、少なくない人がマスメディアの報じ方に疑問を持ち、距離を置くようになっています。

私個人も、新コロ報道が始まった当初は未知のウイルスに恐怖しました。当時は「新型肺炎」といっていたように記憶します。

それだから、専門的な知識を持たない私は、感染の有無を確かめるポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査を広範囲に広げる必要性を求めたりしたものです。

しかし、騒動を別の角度から取り上げるネットの記述や動画に接することで、マスメディアが伝えることに疑いを持つようになりました。

今は、徳島大学名誉教授の大橋眞氏が、ほぼ毎日ネットの動画共有サイトのYouTubeに上げて下さる動画を見ることが習慣となっています。

大橋氏のチャンネルにある動画はすべて見ました。そのことで、素人なりに、PCR検査を新コロ騒動に悪用しているらしいことも理解できました。

日本でもPCR検査を行い、陽性の反応が出ると感染者とし、その人が接触した人がいれば、その人も検査するようなことをしているのでしょう。

マスメディアは、各地の行政が発表する感染者を毎日報じ、中でも東京都の感染者は、300人を上回ったとか下回ったとか、報じています。

このことは本コーナーで何度も書いていますが、PCR検査で陽性であることがわかった人は、PCR陽性者であって、イコール感染者ではありません。

免疫生物学をご専門とされる大橋氏の話を聴きますと、PCR検査の判定に使ういわゆる中国論文で示された指標は疑わしいものだそうです。

このことは既に本コーナーで書きましたが、必要以上に権威を持つ科学雑誌『ネイチャー』に送り、掲載された中国論文を作成したのは、「上海P3ラボ」という研究部門です。

不可解なことに、この論文を提出したあと、この研究部門を中国当局が閉鎖しています。

論文で示された指標は、中国国内の病院に入院していた重症肺炎の患者から取り出した体液から割り出したとされる遺伝子の配列です。

SARSに似た要素があったことで、SARS-CoV-2とウイルス名を付け、これがCOVID-19の症状を引き起こすと世界的に信じられることになりますが、それは未だに証明されていない、と大橋氏も繰り返し述べています。

どういうことかといいますと、これも何度も書いていますが、遺伝子情報を求めるのに使ったサンプルは、のちにSARS-CoV-2と名付けられたウイルスだけを単離したわけではないからです。様々なウイルスや細菌がごちゃ混ぜの状態になったものから遺伝子配列を求めたのであれば、その正体は不明なままです。

ところが、中国論文が示した遺伝子情報が世界保健機関(WHO)のお墨付きをもらい、PCR検査の土台になってしまっているのです。

ということは、PCR検査で一体何を診ているのか、という話になります。それはそうでしょう。それが何の遺伝子配列なのか特定されていないのですから。

この話を前提に、今日の朝日新聞にある東京都のモニタリング会議を伝える記事に目を通しますと、相変わらずおかしな判断をしていることがわかります。

連日の感染者、つまりPCR陽性者の数だけでは庶民の不安を煽れないと焦り始めたのか、今度は重症者が増えている、といった煽り方にシフトし始めました。

今日の朝日の記事が伝えるのは、昨日開かれた会議で、都内の重症者が加速しているとして、医療提供体制への懸念が出始めた、と伝えています。

どの程度増えたのかと思えば、この1週間で15人増え、36人になったと書かれています。36人の重症患者で都内の新コロ受け入れ病院が懸念を感じるほど、体制が脆弱なのかと感じてしまいます。

新コロは他の疾病と違う事情を抱えているのかもしれませんが、それにしても、40人弱の患者でうろたえているようでは頼りなさすぎです。

先ほどまで書いたPCR検査の問題を重ね合わせますと、ここで問題にされている重症者の原因を新コロとする根拠が何なのか知りたくなります。

大橋氏が繰り返し述べておられるように、PCR検査の判断に使う遺伝子情報の基が何であるかわからないとされています。逆のいい方をすれば、COVID-19を引き起こすとされているSARS-CoV-2の遺伝子配列である保証はないということです。

そもそもの話、仮にSARS-CoV-2に似たウイルスがあったとしても、それに病原性はほとんどないだろう、と大橋氏は述べています。

ウイルスの病原性については、大橋氏が昨日配信した動画でも語られています。

あるウイルスが体の中に入り、それが何らかの症状を引き起こすには、そのウイルスが急激に増殖する必要があるそうです。

そのことによって、体内の免疫細胞が働き、その結果として、発熱などの症状が現れるそうです。

また、病原体が増殖し、咳やくしゃみなどで体外に吐き出され、それを取り込んだ人が同じ症状を起こせば、伝播することがわかります。

これらのことが確かめられて初めてそのウイルスが病原性を持つことがわかるのだそうです。

ところが、今回の新コロで騒がれているSARS-CoV-2の病原性を確認したとする科学論文を大橋氏は未だに確認できていないそうです。

こうしたことを考え合わせますと、この1週間で重症者が15人増えたといっても、その原因が何であるかわからないというのが本当のところではないのでしょうか。

しかし、どんな理由からか、新コロ騒動を大きくしたい(?)マスメディアは、真相を確かめもせず、重症者の原因を新コロにしてしまっています。

これを犯罪報道に置き換えますと、いかにおかしな報道をしているかわかります。

真犯人が捕まらない連続殺人事件が続いていたとします。

マスメディアは、この事件のことをセンセーショナルに報じれば人々の耳目を集められる、と真偽を確かめないまま報じる道を選びます。

新たな殺人事件が起これば、何の証拠もなく、連続殺人犯の犯行と決めつけ、日々増え続ける被殺害者の数を報じ、「次に犯人の餌食になるのはあなたかも!」と庶民の不安を煽ります。

同じ構図が、今の新コロ報道にないですか? ということです。

マスメディアが新コロの感染者としているのはPCR陽性者なのであり、新コロの重傷者にされている人も、実は別の疾病が原因で重症になっているだけの可能性が高いです。

考えてもみてください。大橋氏は、新コロとされているSARS-CoV-2というウイルスが、もしかしたらこの世に存在せず、あったとしても、今まで知られなかっただけの”善玉ウイルス”のひとつで、人間と共生しており、病原性は持たないかもしれないわけですから、このウイルスが重症を引き起こしていると決めつけている専門家やマスメディアが過ちを犯している、と受け止めておく案件です。

また、PCR検査で見つかるのは、大半が数個から数十個、まれにそれ以上見つかるだけです。その程度では、他者に伝播することはなく、それだから、マスクをしたり、三密を避けるといったことは、無意味になります。

重症者が増えているとの報道のほかに、後遺症云々の報道も出始めました。これも上で書いた理由で、その後遺症を引き起こしているのが新コロである証拠はないでしょ? とだけ書いておきます。

どんな理由であれ、重症になった人の大変さはわかります。しかし、本当のところ原因はひとそれぞれでしょう。ところが、新コロ騒動が起こったばかりに、疑いのある人を新コロが原因としているだけです。

これまで騒ぎ過ぎたマスメディアが、密かに報道姿勢を修正し始めたのか、これまでにはあまり見られなかったような新コロ関連の記事がちらほら目につくようになり始めました。次の報道もそんなもののひとつです。

先の大戦では、当時のマスメディアであった新聞やラジオが戦争を煽り、国民を”鬼畜英米”との戦いに向かわせました。

その過ちをマスメディアは痛切に反省したはずです。が、未だに体質は少しも変わっていません。基本にあるのは金儲けで、新聞やテレビ、ネットで自社の記事が注目を集められるよう、見出しをよりセンセーショナルなものにし、真実でないことも真実であるように書きます。

若い世代は新聞を取らなくなっていると聞きます。若い世代が社会の中心になる頃、新聞は今のままの姿で残っていることができるでしょうか。

互いの新聞社が切磋琢磨してより良い新聞を目指せば生き残る希望も持てます。しかし、今の新コロ騒動でも、彼らが切磋琢磨するのはセンセーショナルな醜悪さです。

ただでさえ暗い先行きが、これでは予想より早く閉ざされることになりかねません。

今からでは遅すぎますが、それでも引き返すつもりがあるなら、真実の報道に戻りませんか?

「新コロ騒動は詐欺だった」「重症者も後遺症も別の疾病が起こしたもの」「新コロのワクチンは製薬会社の利権」「マスクを外して大いに外へ出よう」「東京五輪も春夏の高校野球も何の問題もなく開催できた」、、、。

こんな記事が新聞やテレビ、ネットで盛んに報じられる日が一日も早く訪れることを願います。

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